「リアルとファンタジーの絶妙な匙加減」侍タイムスリッパー 新米エヴァンゲリストさんの映画レビュー(感想・評価)
リアルとファンタジーの絶妙な匙加減
幕末から、
大政奉還から140年後の
スマホがまだ出ていなかった未来へ
(2007年か2008年)
武士(会津藩士)がタイムスリップしたら
のお話。
多分映画で描かれている現代は、
今から20年弱前。
当時の時代劇の置かれていた現状と
問題を描いているんだなと思って見ていた。
後半で主人公は
大きな映画の準主役に抜擢されるけど
そのタイトル
世界的に有名な某映画の和訳みたいなタイトル。
他のお客さんが笑っているシーンで
自分は泣きそうになっていたり、
その映画の台本の中で、
会津藩の行末を知って泣くシーンは
自分も号泣しそうになった。
実は実際にこんな人いるんじゃないか
と思わせてもらうほどには、
楽しませてもらいました。
見に行って損はないです。
ぜひぜひ。
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新米エヴァンゲリストさんのコメント
2025年3月18日
コメントありがとうございます。
良いなと思ったのが、タイムスリップした主人公が現代の周りの人たちに、タイムスリップした事実を明かさなかったこと、タイムスリップ前に切りあった侍(30年前に現代に来た)も同様、それを明かしあったのはタイムスリップした者同士というところです。
そこにリアルさを感じました。
humさんのコメント
2025年3月18日
実は実際にこんな人いるんじゃないか?に共感です😁
世界も、個人もどこかに迷い込んだように見えづらくなったりする。
この作品にある何かはそんなときのひとりひとりの胸に灯す明かりにもなるかもしれないと感じました。