劇場公開日 2024年8月17日

「単純なストーリーにして奥深いテーマ」侍タイムスリッパー アーリーさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0単純なストーリーにして奥深いテーマ

2024年9月20日
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鑑賞方法:映画館

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主人公が歴史の敗者・会津藩士であることが刺さった。しかしそのような歴史を知らない人でも楽しめる・感動する物語だ。
タイムリープというSF的設定と並行して「創作者の情熱・厳しい現実」も描かれ、物語は単なる空想的物語に留まらない展開を見せてくれる。

この映画が「SHOGUN 将軍」ニュースと同時期に登場したのは誠に感慨深い。

「心配無用の助」のような古き良き時代劇は無くなるかもしれないが、日本の時代劇コンテンツは決して廃れることなく新しい物語として継承されていくと確信した。

アーリー