ラストマイルのレビュー・感想・評価
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野木亜紀子さんワールド
MIU404を観て、脚本家野木亜紀子さんの描く世界観に共感して、それ以来、野木亜紀子さん脚本の物は、観るようにしています。
MIU404やアンナチュラルを観ていなくても、充分楽しめます。
むしろ、わざわざ入れなくても良かったかな。
一番感情移入できたのは、火野正平さん演じる羊運送の請負小型運送の親子。
自分が、どのポジションで働いて生きているかで、ビューポイントも変わるのでは?
もう一度、観直してみたい映画。
オリジナル
2時間スペシャル枠でじゅうぶん
家のテレビで見れば面白かったかもしれないけど、映画館で観るには退屈すぎました。お話も画面作りもキレイキレイで真面目すぎるというか、チープというか…
連続ドラマの合間の時期にある、2時間スペシャルの枠で放送すれば視聴率が取れたでしょう。
満島ひかり、上手い
満島ひかりと岡田将生と聞くと「悪人」を思い出してしまった。ふたりとも共感出来ない嫌〜な役だったので、今作品を観るのはだいぶ躊躇したが、いや〜観て良かった!
今の日本の流通業界のいっぱいいっぱいな状況が身につまされる。
また、爆発シーンでは、分かってるのに自席で“ビクッ”とする迫力あり!
そして満島ひかり。間違えると、会社の方針をただまくしたてる小うるさい女性になりかねなかったが、有能で責任ある物流センター所長を見事に演じていて素晴らしかった。岡田将生ももちろん良かった。ただ最初のシーンで一瞬“安田顕”に似ている様に感じたのは何故だろう?
(余談:阿部サダヲと亀梨和也も少し似ている様に感じる私の感性がおかしいのかも‥‥)
問題提起とエンタメと
期待通りの社会派とお仕事系とミステリーのドラマでした。前評判どおりの出来で、予想を超えてきたのは満島ひかりと岡田将生の演技が良かったこと。シークレットゲストはプロモーションのためだろうけど、まんまと虚を突かれた。ただやはり、アンナチュラルとMIU404を見ていた人にはご褒美感はあったけど、知らない人には内輪ノリに映ったかもしれない。
豪華すぎる役者陣が難点
現代的な課題である、過剰な物流競争による歪みをテーマに、パニックとサスペンスで表現した作品。今しか作れない映画ですね。
まず、冒頭、急遽着任したセンター長、満島ひかりの能天気な言動が、「明」の満島ひかりらしさ満開で、心地よい。
満島ひかりがチームマネージャー(岡田将生)から追及を受け、過去を語りながら、いつの間にか警察を呼ぶ事態に至る流れは、緊張感の連続で、最高の盛り上がりでした。
そして、爆弾事件の解決だけでなく、物流問題に一石を投じるラストとか、洗濯機の伏線回収のくだりには、しびれます。さすがの脚本です。
マイナスポイントとしては、元も子もないのですけど、シェアード・ユニバースとしての「アンナチュラル」「MIU404」しばりが、邪魔に感じてしまいました。本来、ストーリー上は目立つ必要がない、警察の捜索や死体解剖の場面に、濃い役柄の方々に次々に登場されると、緊迫したドラマの流れに水を差されるような気がしまして。
社会的なテーマ、張り巡らされた伏線と回収、二転三転するストーリー展開、パワフルでありながら人間味のある主人公など、魅力的な要素が満載な中、役者陣があまりにも豪華すぎるところが(贅沢な)難点でした。
他人事ではない
あまり乗れませんでした
アンナチュラルもMIU404もTV放映時には毎週楽しみに見ましたし、野木亜紀子さんはいま最も重要な脚本家である事は間違いないと思っています。また、新自由主義的価値感にどう立ち向かう事ができるのか?というテーマも私なりにしっかり受け止めたつもりです。でも、作品全体にはあまり乗れませんでした。
テーマは秀逸、細部がザラザラ
程よく楽しませて頂き、楽しい時間でした。
ただ、皆様の4評価よりは一段低いかな感じます。
まず、テーマは秀逸です。
米国巨大テクノロジー企業に支配されつつある社会への警鐘は鋭く描かれました。
日本企業再評価すべしというメッセージには非常に共感します。
一方、サスペンスとしては粗が多すぎ、興醒めしました。
登場人物の動機が不明瞭で現実的にはあり得ないシーンが多く、ファンタジーとして楽しむ感触でした。
しかし、リアリティあるでしょ?というような演出や、
伏線回収すごいでしよ?と言いたいがためなのか、
贅肉シーンが多く、良くも悪くも女流作家らしい味わいでした。
実際に外資系企業で勤務経験があり、撮影協力した物流企業に取材した経験があります。
その現実からすると、リアリティを描きたいジャーナリストが作り上げた世界に写りました。
賛否両論してしまいましたが、楽しい作品をありがとうございました。
今年見た作品の中で一番良かった
MIU404とアンナチュラルを見ていないパートナーからは「普通に面白かった」と事前に感想を聞いていて、二番煎じのまあまあ面白い平凡な映画なのかなと期待せずにいったところ、非常に面白い映画でした。私自身、かなりMIUとアンナチュラルが好きで何周も見返すほど好きなのですが、映画を見る前に危惧していた双方のドラマの出涸らしを使った二番煎じ感はなく、ラストマイルという新しい作品にかつてのヒーローが集合したような感動感があくまでも作品の補助、邪魔にならない形で登場していて非常に心躍る作品でした。
ドラマ2作品を見ていないパートナーと私の間で評価が変わったのは、スーパーマリオの映画の時と同じような感覚を思い出しました。単体で見ても楽しいのですがマリオを長年やっている人とそうでない人との間では楽しみ方の幅に大きく差が出るように、今作でもそういった感動の幅が出たのではないかと思いました。
話が脱線してしまったのですが、ドラマのことは抜きにしても今回の取り扱った物流についての社会問題というテーマは、非常に身近な問題であるにも関わらず目新しいテーマに感じました。また、話の構成や魅せ方が大変良いのもさることながら、主人公の服装や装飾がどれも素敵で、視覚的にも非常に喜びを感じれる作品でした。
この映画を映画館で見れて良かったです。
観て良かった!
映画で見てほしい一昨
アンナチュラルとMIU404を見直してから映画館で見ました。
世界観が繋がってるので、どちらも見てからの映画視聴をおすすめします。
物流という現代社会の根幹の中で起こるテロ。
現実世界でもあるんじゃないかと思うよな作品でした。
元請け、下請け、孫請け。事件が起きつつもいろんな立場の人がいろんな思いで仕事をしている。
事件の流れから、それぞれの人の情景や関係性など本当にわかりやすく物語が流れていくので内容がスッと入ってきます。
ハラハラ感や臨場感なんかは映画で見てすごく映える作品だと思うので映画館で見るといいと思いました。
石原さとみかわいい。
麻生久美子かわいい。
満島ひかりかわいい。
久しぶりに邦画でこんなに面白かったです。
元宅配ドライバーは胸にくる
コロナで暇な時に(飲食業)Amazonの配達してました。
1日に200個ほど配達(8:00〜20:00)するのですが、2年ほどやって事故2回、駐禁6回、それで1日1.6万円(税込み)暇やからやるけどこれまともな生活成り立たないよね?と思いながら配達してました。
報酬高いか仕事量が少ないかにならないともう成り立たないとこまで来てると思いました。特にタワマンは死ぬほど時間かかる上にアホみたいな要望ばかり。コンシュルジュおるなら玄関ホール山積みでええやんけと思いながら登りたく無いので朝一に宅配ボックスにぎゅうぎゅうに詰め込む毎日でした。(めっちゃクレーム来る笑)
2度と宅配業をやる事は無いでしょうね。
あ、映画はまあ見れます笑
満島ひかりは相変わらず良いですね!
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