ラストマイルのレビュー・感想・評価
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面白かったけど大味!
良くも悪くも、エンタメ映画
資本主義の勝者が弱者から搾取する構図に物申したいのか?それにしてはあまりにも晴れ晴れしたエンディングすぎるのでは??
続編が来るのか?くらいに未回収の点も多い
もう少し、要素を削って重々しい映画にもできたろうに
あんまり映画見ない層にも問題提起する、というのは成功したかもね
エリナは何故本国からセンター長として赴任させられたのか?
単に数年前の社員の自殺をもみ消すため?←いやほんなん本国でできるやろ
テロ予告が来てる倉庫に信頼できる部下を配属?←いや、そんなわけないやろ
そして、求職から復帰直後に、あのハツラツとした仕事っぷり、無理がある
会社批判したり、それでも利益重視で動いたりと、キャラもブレてましたね
情報隠したり、突然伝えたり?ちょっとネタ提供がご都合主義
恋人の復讐のために、デリファスの荷物に無差別に爆弾を仕込む。。。そして最初の被害者になる
んなわけあるかい!恋人は植物状態とは言え、まだ生きてる
テロを目論む人が、それを見ずに死ぬわけもない
エンタメとして爆弾使いたかったんやな、としか思えない
がんばって作ったんだろうけど、起きた事件と乖離が過ぎるな〜、とか
外資系通販サイトの闇
最先端の仕組み、結局作ってるのは人間や
ようやく見れました。 ネットショッピングでポチッと購入。 商品が届...
「日本のわがまま運びます」、その後の日本の姿。
「日本のわがまま運びます」は、
ネコのマークの運送配送会社のかつてのテレビCMのコピー。
荷物を全国へラクに送れるビジネスモデルを創り上げた企業は、
以後、スキー板、ゴルフバック、冷蔵食品…
それまで運ばなかったものを運ぶサービスを開発していく
その企業努力を
「日本のわがまま運びます」
というコトバで表現した。
CM発出は1991年(平成3年)。
当時はお客さまの暮らしの便利を第一に考える発想≒
マーケットアウトを見事に実現する企業姿勢を
見事に示したブランディングコピーとして高く評価されていた。
そして約35年後に生まれたのがこの映画。
この映画のデイリーファスト(デリファス)も
「Customer-centric(カスタマー・セントリック) すべてはお客様のために」。
物流の主導権は運送会社の手を離れ、ショッピングEコマースの企業へ。
「日本のわがまま運びます」の行きつく先にあった顧客第一主義は、
働く人たち(特にラストマイルの人たち)を苦しめるものとなってしまっていた。
確かに映画の結末は「おかしいと思ったことには声をあげよう」
「ちょっと止まって考えよう」だった。
が、反戦映画が戦争を終わらせることができないように、
この映画も現実を変えるまでにいたらないのは、やっぱり悲しい。
置き配の設定も加わり、宅配ボックスも設置されるようになったものの、
通販で【送料無料】という表現はやっぱりおかしい(送料は私たちが負担します)し、
別に今日注文して今日・明日に手に入らなくても困らない(自分はですが…)。
まぁ、映画はミステリとして面白かったけどね。
エレナ演じる満島ひかりさんが突然涙を流すシーンはびっくりしたけどね。
冒頭からグダグダ書いた感想を自分が抱いたのも、
この映画がとてもすばらしい証左なのかも。
早い物は、夜ポチッとしたら、翌日には届く、Amazon。そんなに急...
初見だとわかりにくいのでは
大満足です!
題材が良いだけに残念
面白いんだけど作品としては微妙と言わざるを得ない。このユニバースの他の作品はTVドラマなので事件が解決して終わっても成り立つけど、これは映画だよね?いわゆるテレビ屋が制作した映画作品は本当に昔から悪い意味で変わってない。
あのさぁ、事件解決してあー良かったねで終わっていいわけないじゃん。結局映画としては何も解決してないし、踏み込んでもいない。だったらそのテーマである必要ないじゃん。これ別に本格的な社会派映画じゃないからとでも言うつもり?
そのくせ物語に必然性のない他作品のキャラ出してファンサは欠かさないという…。
関連性があるかないかまだわからない段階で連続爆弾事件みたいな扱いになってるけど、そういうのも含めもうなんか色々雑。アンナチュラルの時も思ったけどこの人の作品は物語のピークが序盤なのよ。この映画もドラマの大きさが尻すぼみだから映画には向いてないと思う。
エッセンシャルワーカー急募!
国民の生活インフラを支えるお仕事が、少子化のおりいまや大変な人手不足に陥っているらしい。キシバ内閣売国奴政府の動きを見ていると、これらエッセンシャルワーカーの待遇を抜本的に見直すというよりは、グローバリストたちが買いやすくするために、慢性的人手不足状態にしてわざと弱体化させているような気さえするのだ。
これってAmazonのことじゃねと思わせる“デリファス”なる外資系通販会社の物流センターが舞台。完全オートメーション化された職場では、まるでベルトコンベヤーで運ばれていく荷物のように、リプレーサブル(代替可能)な“物”として、大量のアルバイトが各部署にオートマチックに仕分けされていく。そんな外資企業の非人間的な扱いに異を唱えたお話なのである。
法人税もろくに払わないアメリカ発デジタルサービス業の甘い汁をたっぷりと吸い込んだ自堕落な日本人を人質に、法人税踏み倒しはもちろん、下請け運送会社運賃の買い叩き、過剰なノルマ目標達成を押し付けられたデリジェントな日本人はもはや窒息寸前。この上、親の介護に子供の教育費、トランプ関税にインフレとくれば、本作で描かれているエッセンシャルワーカーの皆さんの不満がいつ“爆発”してもおかしくないのである。
連続爆発事件を捜査する警察、ならびにご遺体の解剖医チームを、TBS系列ドラマからそっくりそのままもってきた演出が話題になった本作だが、もしかしたら、人手不足に悩む業界事情をおもんばかった演出だったのかもしれない。しかしグローバリストの目には、まだまだ日本には他人のことを思いやれる余裕があるようにうつるだろう。そして最終的には、アメリカ国内と同じく大量移民をこういった業界にぶちこんで人件費を極限まで下げてくるに違いない。それがグローバリズムのやり方なのだ。
なぜこういった国家のインフラを支える仕事を外国人労働者の手に渡してはならないのだろうか。本作のようなテロ事件が起きた時、故火野正平演じる宅配おじいさんが劇中語った「俺たちがこの国の物流を支えているんだ」という現場で働く人たちの自負が最終的に物を言うからである。商品が最終的な配送拠点から顧客の元へ届けられるまでの最後の区間を“ラストマイル”と呼ぶらしいが、文字通り国家の生死をわける最終防衛線ともいえるのだろう。
舞台はデカいが内容は?
エンタメとしてよくできているとは思うのだが、残念ながら自分にはハマらなかった。
満島ひかりのノリの軽さは、そのままこの作品のサスペンスとしてのノリの軽さと直結していて、世界観を共有しているらしいテレビドラマのファンは堪らないんだろう。
岡田将生は好きな俳優さんだけど「年上女性に翻弄される年下男子」はもういいかな。
所々差し込まれる、恐らくドラマファンに向けたサービスカットや豪華なゲストもサスペンスとしてはマイナスで。
Amazon倉庫で働いた経験があるので、どう再現されているか期待していたのだが、思ったよりは解像度が低い。
結局のところ、ほとんどのシーンは巨大倉庫の所長とマネージャーというたった二人で成り立っており、ディーンや中村倫也も含めて全て上級社員。
1000人はいるはずの他の従業員は本当にただの駒でエキストラでしかない。
それはある意味、現実的でもあるのだが、もうちょっと末端からの視点が欲しかった。
その役割は配送ドライバーが担ってはいるが。
まあ、これはフィクションなので一般的には舞台装置としての演出は十分なのだろう。
運送会社が一致団結する流れもいかにも『日曜劇場』って感じで、やっぱりテレビドラマの延長線上の作品だなと感じる。
サスペンス映画として纏めるなら巨大倉庫を広く使った密室サスペンスの方が観たかったな。
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