ラストマイルのレビュー・感想・評価
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BGM壮大で最後の場面とエンドロールの繋ぎ方神
感想 ぼうっとしながら見ても面白いし歌が神だから歌目当てで行くのめっちゃアリ
メリット 主演の人が豪華だし歌が神、最後の場面とエンドロールの繋ぎ方が凄すぎて鳥肌立ちながらめっちゃ鑑賞に浸れた
デメリット ストーリーは普通 無駄に長い言葉が要らない(覚えられない)
難しかったけど、面白かった
配送サービスには適切な費用がかかるんです
豪華すぎる!物流、闇すぎる!
ユニバースはノイズ
期待しすぎない方が良い
大ヒットしていたのでアンナチュラルとMIU404を制覇して鑑賞しました。
公開されて日が経つのに映画館はほぼ満席でした。
○mazonのようなネット商品販売会社と○マト運輸のような物流会社、そして顧客(荷物を待つ人)を取り巻く様子を描いた作品。想像よりも風刺的でした。
犯人や動機というのはあまり重要ではなく荷物が届くまでに携わっている者たちの苦悩、プライド、そして上層部からの圧力…全く分からない世界ではありますが見ているだけで息苦しかったです。
(ちなみに、物流会社で働いていたことのある友人は「結構リアル」と言ってました。)
アンナチュラルとMIU404両作品の出演は思ったより多くなく、作品を観ていなくても楽しめると思います。でもMIUのサントラが流れてきて機捜の2人が出てきたところはテンション上がりました。あと、満島ひかりさんの演技は相変わらず素晴らしかったです。
全体を通して緩急が大きい作品ではないのでハラハラドキドキには欠けますが、鑑賞した後じわじわと効いてくるような作品です。
サブスクで公開されたらまた観たいと思います。
今までのシリーズ見てなくても楽しめます
前2作を観ていなくても話が進む度に出てくる人物全員を疑疑いたくなったりと、ハラハラドキドキ感が増していって次が気になって最後まで映像に釘付けにされるので140分を長いと感じません。
キャストが全員役柄にハマっていたのも楽しめた要因の一つだと思います。
私はシリーズものは最初から全部観たい派で、今回は前2作は観ていなかったので本作品を観るのに初めは乗り気ではありませんでした。
本当に楽しめるのかな?と疑心暗鬼なところがありましたが、家族の薦めもあり鑑賞した今は、もっと早く観に来れば良かったなと。
世界観とか気にせずこの作品だけで十分楽しめます。
今は前作に興味が沸いてきたので、逆順ですが前作を観たいと思わせる作品でもあります。
テレビ局主導の映画としては良くできてた
ムズい。これ以上を求めると「エンタメ通ぶりやがって」と言われるだろうラインのギリギリ。全体的に面白かったけど、映画としてみるとどうだったんかな…と思う。
テレビ局主導の映画や、テレビドラマの続編・スピンオフがドラマを上回ったことなんでほぼないと思っているので(強いて言うなら容疑者Xの献身かなあ)、そういう観点で観たら本当によくできてるし、面白かった。話の手際の良さはさすが野木亜紀子脚本。社会性が前傾化させた場合はあまりコメディとのバランスが良くなくて、映画クラスタならまだしも、テレビでたまにドラマを観るだけの層からすると「思ってたんと違う!」になってるのが逃げ恥SPであり、獣になれない私たちが出来の割に評価されてないポイントだと思う。アンナチュラルはそのバランスが完璧だから受け入れられ、MIU404は男バディのイチャイチャを楽しめる層が支持していた印象(個人的には野木脚本ではワースト級の苦手さ)。社会性も忍ばせる程度だった。
今回の作品は、明確にAmazonをモチーフにしており、下請け会社、流通のラストマイルであるドライバーの悲哀と苦しみを見事に捉えていたと思う。ちょっと分かりやすいくらいに下請け側が良い人が多いし、ディーン・フジオカの役も「見たことあるね〜」とは思うけど、ドラマとは違い2時間集中して画面を凝視するに堪える、プログラムピクチャーとしてテレビドラマファン層が楽しめるには、ここまでやって良かったと思う。作品としての奥行きを確保するなら、宇野か火野のどっちかは悪役にすべきかなとは思った。
とはいえ、今回の映画で得したのは宇野と火野だと思う。満島ひかりと岡田将生は役柄をこなしてはいたし、坂元裕二が吉沢亮と宮崎あおいをツモった「クレイジークルーズ」ほどミスマッチとは思わなかったけど、この作品を通して演技の評価が高まるポイントはなかったかな。特に岡田将生は、イケメンより変人を求めてるところが個人的にあるのがダメだったかも。
映画としてみると、スタイリッシュさが足りない。酒向さん✕大倉さんが出てくる警察周りのシーンはもうテレビドラマ。喋り出すのに立ち上がって歩く演出は映画には耐えられない。
オープニングのワクワクしなさは、劇伴が強すぎることが影響してると思う。スーハースーハーいうやつ(伝われ)なんて本当に厳しかった。爆発シーンの演出というか特殊映像のチープさも、どうしても洋画に劣ると思ってしまう。火災時の火の上がり方は「怪物」の方が良かったと思うけど、同じ人が管理してるのかな。
エンディングの長ったらしいのもね。余韻がたなびかない。少なくともパトカーのシーンはカットして良かったかなと思う。
テレビドラマファンにファンサはしつつ、未見の人に「モブキャラ強いな〜」と思わせて話の大筋の邪魔をしないようにするために、アンナチュラルチームとMIU404チームを主人公2人に絡ませなかったのは英断だとは思う。シェアドユニバースの間口の広さを示したのは良かった。ただ、主人公2人が結局ミステリーを解決するのを主導するならMIU404チームだったらな…とか、とある女性の死の真相をアンナチュラルチームが解決してたらな…とか、交わったが故のないものねだりを思うこともあった。
自分の命を犠牲にしても社会のシステムを変えれると願っても、結局ベルトコンベアーはなかったこと(0として)回り続ける。トップに立つ人が責任を取っても、次の人が結局同じように回していくしかない。畳み方として、事件の解決はできても根本的解決になってないのは良かったと思う。
自分もAmazonユーザーなので、配送が遅延してもゆっくり待たなきゃなとは思いました。24時間営業のお店もコロナ禍をきっかけに減っていった印象だけど、それで良いと思う。
踊る大捜査線を意識してるんだろうというシーンもあった。秋に新シリーズが2作あるけど、これを超えるのは至難の業じゃないか…。
次に配信サービスで見直すときは、ネトフリじゃなくアマプラにしよう。
盛り込みすぎ
うーん、目のつけどころは嫌いではありません
偶然似たようなテーマの潜入取材の話を聞いたところだったので、あり得る話かもねって感じで観ていました
でも、率直に言って盛り込み過ぎです
全体的にどうしても間延びしているように見受けられました
二組の親子のエピソードもいらないし、これを言ったらおしまいなのですが、無理矢理のMIU404や、アンナチュラルのシーンを挟む必要もありません
そんな時間と尺があるくらいなら舞台となった巨大物流企業の病巣をもっとえぐり出して欲しかったです
ありがちなのですが、犯行の無差別性の割に動機も弱いし
ラストも今風に言うなら「うわっそう回収したか!」って騒ぐ人もいそうですが、あんなのただのネタ振りです
もっとぜい肉を削ぎ落としてソリッドに仕上げられたんじゃないのかな?もっと短くコンパクトにまとめられたんじゃないのかな?と観終わってモヤモヤしました
甘めの⭐︎三つです
ちゃんと整合性が取れてた
2時間ドラマ
物流センターという、一般には馴染みのない空間が舞台であり、見慣れない景色が次々と映されるだけで、観客は非日常の中に放り込まれた感覚になり、ワクワク感と不安感が募り緊張感が煽られます。
但し、物流センター内の複雑で高度なシステムとメカニックの片鱗は見せつつも、異様さや不気味さはあまり醸されず、また物流業界のブラックな側面が本作の根底にありながら、その根源的な本質をクローズアップすることなく、物語はあくまでエンターテインメントとして軽快に進みます。
本作は、「シェアード・ユニバース」作品という位置づけで、製作元・TBSの人気番組(「アンナチュラル」・「MIU404」)のストーリー設定と配役を、そのまま本作に嵌め込んで、オリジナルストーリーを展開するという、ユニークな構成になっています。
各々の番組のファンには垂涎の作品になっているのでしょうが、全体の印象がやや散漫になり、少なくとも観客の視線と関心が浮遊してしまったように感じます。
本作の宣伝キャッチコピーは、“ノンストップ・サスペンス・エンターテインメントムービー”と謳っていて、確かにノンストップでドラマは進行しますが、観客は比較的落ち着いて観ていたように思います。
残念ながら、息をつかせぬ連続アクション、恐怖感をそそる緊迫シーン、次々と謎を解き明かしていく、というような観客がいつの間にかスクリーンにのめり込むようなシーンがなかったためでしょう。
それなりに変化のあるエピソードをテンポよく次々と見せていき、観客は上映中飽きることなく、それなりに満足して観終えたと思いますが、これはテレビの2時間ドラマの手法のように感じます。つまり茶の間で寛いでボーっと眺めエンジョイする感覚です。
“シェアード・ユニバース”によって、豪華な俳優陣が揃っていましたので、この点でも観客は堪能したことでしょう。
ただカメラの視点は、2時間ドラマでの観客目線のようでいて、実は満島ひかり演じる主人公・舟渡エレナの視点であったことが、ラストでのやや呆気ないような謎解きで分かります。
無難に巧く観客を惹き付ける作品に仕上がっている快作ですが、不満な点が一つ。
ラストで、悪役に決定的なドキュメンツを提示するのが、本作の主張したいコアだとすると、それまでのプロセスがあまりにも迂回し過ぎて婉曲されてしまったため、その真意が何だかぼんやりと茫漠感に包まれてしまい、勧善懲悪のカタルシスが満たされなかったことです。
社会派だ!
まず言っておきたいのだが、満島ひかりは可愛い。広瀬すずとか浜辺美波とかの正統派ではないが、ちょっと捻った可愛さである。
で、恋愛要素がまったくないこの作品。分類すると社会派サスペンスだ。
冒頭から事件が発生する。そこからの場面の切り替えが早く、ちょっと『シン・ゴジラ』の手法を思わせる。やがて、犯人像がだんだんと浮かび上がってくると、その意外さに観客は驚かされるのである。たくさんの伏線が最後に回収されるのは心地よいが、ちょっと強引に感じられるところもあった。
登場人物が社会に向かってぶちまけたとしか思えない台詞がたくさんあった。
私たちが当たり前だと思っている生活が、実に多くの人の仕事で支えられていることを改めて思い知った。それは、カスタマーであるわれわれのワガママに企業が寄り添ってくれたおかげである。もっとも、企業はそのワガママを下請けに押しつけただけという見方もできるけど。
この映画とは関係ないけれど、むかしA●azon関連の仕事をしたことがあって、電話の向こうの“社員”の人が、なんだか啓発セミナーを受けたばかりの人みたいなしゃべり方をするのが面白かった。
流通批判なのだろうか?
終盤になるに連れて、謎がどんどん明かされるサスペンスの王道で、割と最後までドキドキさせる展開が続き面白かった。
無理矢理感のあるECサイト企業が舞台で、この業界の闇を指摘する声もあるみたいですが、あまり闇らしい闇は描かれていない気がする。
劇中、「ブラック・フライデーが怖い」という下りと、センター長になって年数を経ると責任感で押し潰されそうになるという描写しかなく…
まして自殺未遂者はセンター長でもない。
それよりも、20円単価が上がり、100個で1,000円という下りもおかしく、20円の単価アップがそのままドライバーに行く訳ないのでしょう…。せいぜい10円?
それは良いとして100個で17,000円の仕事が存在することと(100個配るのに何時間かかるか知らないけど)、その仕事を70歳の親が40歳の子供に教えていること。そして、その子供が60分の昼休憩がないと文句を垂れているところに日本の闇を見た気がする(ユニクロの柳井さんではないが…)。
劇中、犯人に対して「そんな根性要らない(というニュアンス?)」のセリフがあったが、渡米費用、戸籍購入費、爆薬の購入費、偽広告の発注費、そして爆弾にした商品の購入費と、まあまあお金も使って、もう少しなんとかならなかったのだろうか…
まあ、でも、まあまあ面白かったかなぁ
色んなドラマと連動しているみたいだけど、全く見たことがなく、そこは琴線に触れませんでした。
そして、あのロッカーの中の暗号?が意味不明。遺書とか、そういう類とは思えないなぁ…
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