ラストマイルのレビュー・感想・評価
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最後までこちらの予想を裏切ってくれる最高の作品だった!
2024問題と言われてた物流業界がフューチャーされていて上流から下流までの工程が細かく描かれてて勉強にもなったし、それぞれの工程に携わるポジションの人達の見せ場もちゃんと用意されてて最後まで釘付けだった😊 PS.やっぱ映画なだけあって、しっかり「アンナチュラル」と「MIU404」の登場人物達がクロスオーバーされててすげえ興奮したw ものすごく大袈裟に言っちゃうけど、まるでアベンジャーズのアッセンブルを見てるような感覚になったから、もし次回作があるならば主役級の人達同士の絡みもぜひ見たい😆
面白かった
アンナチュラルは視聴しており、同じ脚本家、監督と言うことで期待してみました。
結果として、期待通り面白い映画でした。
二転三転する展開も面白かったし、小ネタも効いていてドラマシリーズのファンは楽しめたんじゃないでしょうか。謎解きの課程は、まさにドラマシリーズを彷彿とさせました。
また、最近の社会問題である配送の現状も扱っていて、その点も面白かったと思います。
ただ、見終わってみるとなんとなく薄い印象を受けます。
ロッカーの遺言(?)の意味もきちんと説明されてなかったと思うし、エレナが何故あそこまで売り上げにこだわったのかも今ひとつ分かりませんでした。
最後の爆弾を上手く処理したところで終わってもよかったかな?
ふさわしい評価と報酬ってどこにあるのかな。
くべくん、法医学じゃなくて生きてる人の方に行ったってことかな?それとも生きてる人の方(って臨床でゆえばええの?)で研修中とか?
アンナチュラルの白井くんだっけ?
許されるように生きろ、の先を垣間見れてよかった。バイク便のお兄さん。
金森さん顔映った?パソコン分析したんだろうけど目に付かなかった!
前田旺志郎さんが水上ナントカくんの位置にいたね。
宇野祥平さんの元の仕事だったひのもと電気?の製品がええ仕事した。あれはよかった。
アンフェアの小久保みのある羊運送のヤギ(八木なのに山羊に聞こえるw)さん、お疲れさん。あーやって販売元から日々脅されて持ち出しで業務させられたんじゃたまんないね。
エレナは配属たった四日で解雇。すげーな。
150円の配送料が170円になって、ドライバーの懐にどれだけ入るのかな?200個届けて4000円。
デイリーファストでは働きたくないねぇ。
新自由主義のなれの果て、大きな仕組みの一部である、取り替え可能な安価な部品であるわたし。
主体的な自我に見合う、客観的でふさわしいと思える評価や報酬って、どこにあるのかなって思う。
いや、評価や報酬で、自我は満たされうるのか、そもそもあやしいのかも。
だったら何を目指して生きる?
死ぬまでの暇つぶしにしては、美しき虚構がチラついて、暇つぶしに罪悪感を抱いちゃう。難儀なことよ。
ぼんやりとそんなことを思いながら見た。面白かったです!
「見て後悔はしない」
脚本がこんなに良い!って思った映画は初めて いろんな人の人生が連動している ちょっと社会に疑問を投げかける感じとか良いよね ちょっと長く感じる時が来るけど見て後悔はしない作品でした
A〇〇z〇nでの買い物が怖くなった(笑)
壮大なスケールのサスペンス・エンタテインメントだが、怖くて切なくて悲しい映画だった。 事前の下調べしてなかったので、石原さとみに続いて松重豊、窪田正孝、井浦新、市井実日子 らが出演してびっくりしたが、制作・監督・脚本を思えば、最初からそういう位置づけ(スピンオフ)の映画だったのか? 私自身で勝手に、この映画の主題は 『【ある】ことの証明よりも【ない】ことの証明のほうが遥かに難しい』 と定義づけた。
良かった…
面白そうと思っていたけれど 関連ドラマを予習しないとダメかなぁと思っていました。 皆様のレビューで予習なしでもオッケーそうなのでチケット購入。 2日前にいつもの席を購入しようと思ったら 既に購入済み。 2日前で15人ほど埋まっていた。 びっくり。 まぁ、鑑賞日はファーストデイの日曜日なので いつもより多めな感じ。 と言うわけで A列ど真ん中で観てきました。 今回のスクリーンは410席と大きいキャパでした。 朝9:30スタートでしたが、8割埋まっていました。 内容はとても素晴らしかったです。 アマゾンでは購入しないけど、 他の通販サイトで猫関係や、ちょっとした日用品はよく購入しています。 仕事の帰宅関係で、夜の配達指定にしているので、いつも感謝していますが、待遇が改善されると良いですね 阿部サダヲさんがとっても良かったです。 ラストマイルの言葉が出たシーンでは、涙でした。 彼はこれからどうなるのでしょう…
豪華キャスティング、アクセル全開で面白かった、動機はウーン?
開幕からずっとトップアクセル状態で面白かったです。
事件がおきてるのに、営利企業あるあるや、社内政治とか見たくもないものもたくさんあったけど(笑)
(面白かったところ)
繰り返しですが、疾走感というか、これぞエンターテイメントって感じでストーリー展開するので2時間があっという間でした。理屈なしに面白かった。
(イマイチに感じたところ)
話題作りになってたアンナチュラルやMIU404の世界観はぶっちゃけなくても良かった気がする。
特にMIU404は若干おちゃらけ?で雰囲気壊しとまでは言わんけど、ちょーっと映画をドラマに引きずり下ろし感があったので、どうなのかなぁとか思ってしまった。
一方でMIU404自体は未試聴なので、興味を持ってしまい、まんまと思惑にのせられてるが(笑)
(?なところ)
犯人の動機が?というか動機はいいとして、復讐のために無差別やるかね、、、。よほど会社自体を狙うのではと思った。
あと最後の爆弾が予想付きすぎてしまって、もうちょっとなんかなかったのかなとも。
(これ言っちゃおしまいだけど)こういう事件起きた場合、無条件でセンター閉鎖なんじゃないの、と思ったり、全体を通じてけっこうガバガバで、そういうのが気になる人には向いてないかも。
ただ、そういう細かいのぬきに疾走感あるエンターテイメントとして面白かったです。
しかし別の方も述べてましたけど、珍しく漫画原作でもない、小説原作でもないオリジナルの映画、ということでよくもまぁこんなに豪華なキャスティングできたなぁと思います。
面白かった!
誰も救われてなくないか?
良いところ 不自然なミスリードが少なく、多くがまだまともな思考してて、不愉快さがない 先送りに近いが多少は良くなる兆しを残してるハッピーエンド? ?なところ とってつけたようなキャラクターが出てきてはちょっと喋るだけのサービスシーン。元ネタ知らんから異形にしか。 露骨に怪しい人物を最初に出しておいて実は、みたいな展開で2時間ドラマのお手本みたいなお話。実際のところ、少しずつ明らかになる状況で最初から最後まで中弛みもなく見られた。ただ、まあ登場人物多すぎないか?説明する気もない過去作の人物は次々出てくるし、説明もなしの癖のある性格で、人好きするわけもなくイラッとして終わりなのがな。離婚してる親子とかはまあ、都合のいいタイミングなのを除けば一番好感度高い。 米国の自爆テロの後あたりで国威発揚であったり愛国心を煽るような政治色をまぶしたエンターテイメントが流行ったことがあったが、この作品も近いものを感じる。社会問題を取り上げる雰囲気で露骨に現実の企業を題材にしてるあたりが意図がないことはないだろう。実際のところ、きちんと送料に金を払う、というか値上げそのものを悪いものにみる世情をどうにかしたいっていうどこかの誰かの思想が入ってるんだろうな。
邦画特有の良い所を詰めに詰め込んだ大傑作
塚原さん有難う
野木さん有難う
アンナチュラルもMIU404も鑑賞済なんなら当時刺さりまくった忘れられない2作
ドラマであれだけの大作が作れたならば、わざわざ映画館に行かなくても地上波放送ないしは配信で観れば良いかな。
ばかやろう~~~!!これは映画だから演出できる作品であり、大画面だから感じられる表情、迫力があり、多数の人と同時に観るからこそ感じられる緊張感と安心感があるんだ!
現にMIU404のテーマソングが流れた時の高揚感が周りの人と共有できたあの感じ
自分も思わずハッと笑顔になってしまったし、小さく拍手する人とか居たし、UDIラボが映った瞬間前の人の肩が明らかに上がっていて、
あ~~みんなUDIチーム、4機捜メンバーとの再会を心待ちにしていたんだよな~嬉しいねええ!と
この感動を言葉を交わさずとも共有できるのは映画館だけ!
肝心の”ラストマイル”について
画面いっぱいの岡田将生に見つめるられて幕を開ける本編。
とんでもないサービスショット これだけで有難う御座いましたと言いたくなるが、序の口オブ序の口。
序盤は物流業界の闇が分かりやすく描かれ、同業勤務ではないが下請け業者ありきで働いている身としては胸が痛い。
エレナの頭が切れすぎて、こんな(梨本と)2人と働きたいと思っていたが、徐々に暗雲が立ち込める。
主人公犯人オチ作品は存在するものの二重人格設定だったり矛盾が生じたりするものの、野木脚本で巧妙なギミックが観れるのかなと思いながら・・・
梨本からの問い詰めを受けた後の「私がどんな思いでここまで・・・」で始まるエレナの独白からの流れは本当にハラハラしました。最後まで言わない(言えなかった)のがなんという絶妙な、視聴者のムズムズを刺激させる脚本で、降参しました。脱帽。
ジャンルはサスペンスではあるが
本作の肝は単なる「犯人探し」には収まらず
そもそも”何の”犯人を観るものは追っているのか分からなくなる。
ストーリー上での被害者は筧まりかではあるが、彼女もまた被害者であり
自殺まで追いやった側も俯瞰すれば被害者である。
となると、本当の犯人は無意識に便利さを求めすぎた消費者の欲望であり、裁くことのできない無念さと消費者の中に少なからず自分自身が入っている罪悪感が身にしみる。
最後のメッセージが2時間のストーリーによって
あまりにも効果的に重く、切実で、強い訴えとなっている。
時には立ち止まって休む、サボる、辞めることも必要。
そしてそのことに対して自分を責めないで。生きることを辞めるのだけは絶対駄目。
全てのシーンに意味がある
観終わって 全てのシーンに無駄がないことに震えた。 印象に残るシーンやセリフが エンディングに向かって 意味を持ってくるのは 野木亜紀子さんの真骨頂。 メインは物流業界の問題なんだけど、 そこに働く人の人生に、 他の業界の過去も載せてきて、 しかもそれがラストに向けて意味を持つなんて。 途中から感じた、悲しい予感が 当たってほしくないのに 当たってしまって、今のリアルな出来事と重なり 心が重くなった。 アンナチュラルやMIU404のキャストの合流も とても自然で、 こういう世界共有は、今後もやってほしいな と思った。 僕は井浦新さんの演じる中堂系がやっぱり好きだ。 元気そうでよかった(?) と安心した(ちょっとおかしい)。 映画館は1週間経っても満席で、 そのぶん聞くまでもなく、 色んな人の感想が、耳に入ってくる。 すると、 お目当ての俳優の出番が少ないことに不満があったり 張り巡らされた伏線を見落として、 シーンの意味が理解できなかったり と人数分の見方があることに 改めて思いが至った。 色々言いつつもみんな楽しそうだった。 劇場で観るべき映画です。
ラストワンマイル(最後の1マイル)
「アンナチュラル」「MIU404」と同じ世界線で物語が展開する シェアード・ユニバース作品として注目が集まっていますが、 両方の作品をまだ見ていない私でも問題なく楽しめました。 初心者にもやさしい映画です。 物語は、ブラックフライデー前夜、 世界規模のショッピングサイトの配送センターから配達された 段ボール箱の爆発から始まります。 主人公の新任センター長・舟渡エレナ(満島ひかりさん)は、 チームマネージャー・梨本孔(岡田将生さん)と一緒に、 事件の解決を目指すのですが・・・ 本作では、爆破事件の解決と並行して、 物流の2024年問題、外資系企業の実力主義、 元請け・下請け企業、配達員とのパワーバランスといった、 業界の事情を描きながら、 そこで働く人々の葛藤と仕事への誇りを 満島ひかりさん、岡田将生さん、阿部サダヲさん、 火野正平さん、宇野祥平さんが丁寧に描いてます。 満島ひかりさんはTVインタビューで、 エレナの役作りに集中するため、 撮影期間は他の仕事を入れなかったと話されていました。 その甲斐もあってか、主役級の俳優が続々と出る中、 キャラの立つエレナを見事に作り上げています。 物流のラストワンマイルで起こる爆破事件と 加速するITシステムを題材に、 複雑な人間模様が描かれる社会ドラマで、 素敵な映画でした。 最後は、正義感が勝ちますね。。
物品流通の闇をつつく
現代にあり得る位のスケール感素晴らしいすぎる。事件はおこりべくしておこる。 闇は想像よりはるか上をいっている! 犯人はつきとめたものの、そこにも闇が! 役者さんの素晴らしいリアルアクションがひかる! ストーリーもわくわくさせてくれるつくりでした。 是非とも劇場にてご覧ください。
細部が雑
総評としてはすごく面白いです。
ただ、細かいところが変でした。
〇mazon.con、fanatic〇.comで良く買い物しますが、
西海岸に物が有っても手配と空輸でも2日と税関1日で3日、なので4日目以降でないと届かない(物理的にも法的にもできないでしょ)。
また、爆弾あるかもしれない部屋で安易に物色って...(ノートPCを爆弾改造した可能性とか疑わないんかい)
等々、雑な展開が多々見受けれたので星-1。
すべてはお客様のために
テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」は観ていなくても、「ラストマイル」はオリジナル脚本で1話完結するストーリーなので、そのことが鑑賞の妨げにはならないだろう。 観客動員数、興業収入が記録を更新しているのは、そのドラマが根強い人気を誇っていて、続編を期待して、普段足を運ばないファンが映画館に来ているかららしい。 すべてはお客様のために、一見聞こえのいい言葉だが、それを実現するために、裏側ではとてつもない軋轢や歪みが生じているということを、経営元、物流センター、運送業者、荷物を配送する人と受け取る人まで描くことによって、白日の下に晒している、そこに労働者の1人として共感できた。 また、ノンストップムービーというところも、最近ダラダラ展開していくシーンが多いミニシアター系の映画ばかり観ていたせいか、そのテンポ感、スピード感がとても心地よく、飽きずに観通せた。 でも、サスペンスの部分は、なぜ従業員は飛び降りたのか、なぜその彼女は爆弾を仕掛け罪のない人を犠牲にしたのか、その動機がはっきりわからずモヤモヤした。そこは想像に任せるということなんだろうか。 この映画は、結局、過重労働が問題になっている。今私はECサイトの仕事に従事しているが、それよりも大学生の時に経験した巨大印刷会社の深夜の工場バイトを思い出した。365日24時間止まらないベルトコンベア、ストップさせることは許されない。資本主義のグローバル化は加速し、製造業だけでなく、流通業へと膨張し続けている。 巨大資本主義はなにもかも呑み込んで利益のために人を動かそうとする。資本主義と対決することは難しい。自分たちもその土台にのっていないと生活できないからだ。でも、資本優先になり過ぎた社会が明らかに歪んでいるのも確かである。
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