「人を巻き込むな。」ラストマイル りかさんの映画レビュー(感想・評価)
人を巻き込むな。
あの配送センター、Q〇Cかな?ア〇ゾ〇かな?
と気になって観ていた。
オレンジ🍊🧡色に塗装してあったのでQ〇Cかと。
違ったみたい。
広さやスタッフの人数に驚く。
過重労働やそこからのストレスで自殺をはかった
恋人の恨みをはらそうと
不特定多数を狙う時点で同情などできない。
事前にセールになる商品を手元に取り寄せ爆弾💣と
すり替えてセンターに戻し配達させる方法らしい。
流通の仕組みが飲み込めておらずちょっと理解不能。
その爆弾💣初めの5個は箱を開けると爆発したが
後のは、箱を落とした衝動で中の液が混ざり
爆発するようになった。観ていてドキドキ💓する。
警察は出荷停止、配達停止としたいが、
莫大な損失となることを飲めない企業側。
全商品の点検?できるのか⁈
意味深な偽CMにより爆弾💣が12個あるとわかり、
残り7個を探す。
購入者、配送業者が犠牲となる事態。
あわやというところで難を逃れたが。
🇺🇸資本の🇯🇵の流通システムを垣間見ることができ、
そこでの様々なご苦労も少しは理解できたが。
人気TV番組の豪華キャストをふんだんに使い、
楽しめたというより、私には視点がボケたようだ。
センター長の満島ひかりさんと部下の岡田将生さん、
羊宅急便の阿部サダヲさん、
下請け配送の火野正平さんたち、
警察関係くらいでとどめておいた方がわかりやすかった。
恋人の自殺未遂について会社が取り合わないからと
そこまでするだろうか、とも思った。
その女性の苦しみや悲しみをわからないからだろうか。
恋人は5年間意識不明ながら生きている。
この犯人は、死んでしまっている。
合点いかない。
りかさま
共感ありがとうございます🙂
『ラストマイル』が、公開1年後の8月29日からAmazonで見放題独占配信、という皮肉に少し驚いています。
反戦映画で戦争が無くならないように、この映画が投じた一石では何も解決しませんでした。
社会や組織の不条理や理不尽と、個人の仕事への矜持と報われなさ、を描いた映画だと思います。
今月公開する『宝島』の大友啓史監督の、NHK時代の代表作『ハゲタカ』(ドラマと映画)を思い出しました…
私のアイコン画像は、『アンナチュラル』に登場した絵本なんです。
UDIラボの所在地や事件の現場は、実際の住所表示と漢字一文字違いの架空の場所なので、私のウチはラボのすぐ近所ということになります。
『MIU404』や『ラストマイル』にも、近郊の地名が何度も登場したので、脚本の野木亜紀子さんが想い出のある土地なのかなと思ってます🫡
コメントありがとうございました。配送会社のご苦労が知れたのと最後は良い方向に向かえそうなのは良かったです。
でも、センター長を最初疑わしい人物に見せた為に共感しづらかったし、出荷停止で莫大な損害が出ると言われても、それは計算上で、遅延の賠償金を払うとか他社に注文を取られるのでなければ、そこまでの損害じゃないように感じてしまった私にはピンときませんでした。
何より、動機がおかしい、人を巻き込むな!ですね。