「心躍るものがない」ラストマイル 水原秀策さんの映画レビュー(感想・評価)
心躍るものがない
この映画は評価が難しい。はっきりした欠点はないが、ワクワクしないというか、心が動かされなかった。
その理由を私にはまだ言語化できていない。
ルックがテレビドラマっぽかったけど、それは根本的な原因じゃないしなあ。
一応欠陥として指摘できるのは主人公のキャラクターが悪い意味で揺れてたことか。
ブラック企業体質に疲れて3ヶ月休職してた人が警察に情報を伝えるのを遅らせたりするだろうか?人が死んでるのに?
あと終盤はさすがにみんな泣きすぎか。俳優陣の腕でなんとかしてたけど。ちょっとくどかった。
と書いてきたがやっぱりもっと他に問題があるような気がしてならない。単なる私自身の好みとも違うし。むしろこの手の話は好きな部類だ。
追 満島ひかりは素晴らしい女優さんだと再認識した。くさい展開とかセリフとかいろいろあったけど、彼女の魅力で最後まで持って行かれた感じがする。
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