ぼくが生きてる、ふたつの世界のレビュー・感想・評価
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親子の関係が真に迫っていた
耳が聞こえない両親を持つ男の子の話。
サクセスストーリーとかではなく、日常を淡々と描写していてドキュメンタリーチック。
母親が非常によい。実際のろう者とのことで、そこがリアリティを増してる理由なのかもしれない。
あくまでも息子視点の話なので母親の苦労話は伝聞で、母親自身もそれほど主張しない。
そういうところがジワジワ効いてきて、息子が反発する気持ちがすごくわかる。
ろう者の両親の話だけど、普遍的な家族の話でもある。名作。
冒頭の3分くらいで、
これは覚悟して見ないと駄目だと思い、身を乗り出して鑑賞しました。
モノローグとか、テロップとか安直に説明を始めていく最近の日本映画だらけの中で、どんどん話を進めて観客を引き込んで行く演出に感服です。
吉沢くんも良かったですけど、わたしは両親の2人、特にお母さん役の忍足さんの演技に感動しました。補聴器買って喜んだり、吉沢くんと時には衝突したり、それでも笑顔で前向きで楽しそうなお母さん、なんと言えばいいのかわかりませんが「強い」でいいのか、とても良かったです。
最後、三浦友和さんの辺りから、パスタ、ローカル線、駅、サイレント、このあたりの10分くらい、泣かすような演出ではないのですが落涙しておりました。わたしの場合、母はわたしが22の時に死んでしまったので、吉沢くんと忍足さんのような、2人で外食した記憶がありません。楽しそうな食事シーン、メニューの選び方から羨ましくなりました。
作品では、もちろん、障害がある方々の生き方や健常者との関わり方なども大きなテーマになっています。でも、わたしとしては「家族みんなの愛」の方に感動しました。
今年のベストワンでいいんじゃないですか?。呉監督の作品は全部観てますけど、「そこのみにて」より好きです。
でも、吉沢くん、8年も帰らないのは、気持ちはわかるけどそりゃないよ。
でんでん、久々に怖かった。迫力満点、もんもんはリアルすぎる。
5人で飲むシーン、出来ることを助けてはいけないは、リアル社会では難しいと再認識。
いいストーリーだけどもったいない!
ようやく観る事ができた作品。
コーダがテーマだが、色々考えさせられた。よくできた作品。
ただ、脚本やテーマはもう少しコーダにスポットライトをあてても良かった。
大の成長記かと思うところもあった。
せっかく吉沢亮を起用しただけにもったいなさも感じる。
いい作品、テーマだけにもったいない。
親が恥ずかしかった十代だった全ての人へ
ろう者の両親を持つ聴者の一人息子、いわゆるCODA (Child Of Deaf Adult : コーダ)の少年が青年になるまでの成長物語です。両親の耳と口になる少年に掛けられる周囲からの「えらいね」「頑張るんだよ」という励ましが彼にとっては抑圧の積み重ねである事が非常に細やかに描かれます。
「こんな家に生まれて来たくなかったよ」
という親にとって最も辛い言葉を投げかけられたお母さんの気持ちは、この歳になると痛切に響きました。
でも、これは別に CODA の物語ではないのだと言う事が徐々に分かって来ます。自分が中学生の頃、親と一緒に街を歩いている姿を同級生に観られる事はとても恥ずかしかったのを覚えています。親は、そんな思春期の子供の気持ちは理解しつつも少し寂しかったのではないかなと思うのです。そんな普遍的な「申し訳なかったな」の思いが本作の終盤を支えます。
また、本作では現実のろう者である忍足亜希子さんがお母さんを演じています。このお母さんがとてもよかった。手話の動きが滑らかなのは勿論ですが、発話はうまく出来ないが発声は出来るろう者の声が(当然ですが)本当にリアルでした。その手話と僅かな声にお母さんの思いが乗り移っていました。
いい映画だった
観てよかった。ドーンと来た。若い監督たちの作品を連続して観てたけど、ベテランと言ってはなんだけど、呉美保監督の長編映画のキャリアだからできる105分の勝負を見せてもらった感じ。
まったく前情報なしで観たので冒頭からどこに飛んでく話かまったくわからず、かと言って音楽もほとんど鳴らないし、とある家族(ただしコーダの家庭)が映し出されて、人が成長し、人が亡くなったり、倒れたり、そこはドラマの外にあって淡々と時間は進む。人生のスケッチ。そして、これはコーダだからどうのこうのでなく、ただの地方に生まれ、地方に暮らすただの家庭の普遍的なスケッチを追いかけているうちに(やたらイケメンの子供の成長がイケメン繋がりで凄いなとか思いながら)、しばらく映らなかった母が東京で暮らす青年のもとで電話越しに声にならない声で息子の名を呼ぶのを聞いた時に泣き、ラスト前後に至ってはボロボロになって声が出るのを必死に抑えて泣いていた。卑怯である。忍足亜希子演ずる母親のああいう顔を僕らは見たことがあるのだと思う。実際の世界で。妙なドラマではなく、ただの生活のすみっこで、相手にはなんでもないのにこちらが感極まって、想いが浮かび上がってしまうとき、ただの相手の無垢な顔、普通の後ろ姿にいろんなものをのっけてしまう。あんな経験きっとある。そのアンチドラマな生活の本当のドラマをすっと描きだして見せてくれたこの作品に、ああ、映画を観たな、と思った。よかった。
障害者当人でなく家族が主人公
2024年劇場鑑賞267本目。
時間が合わず日本語字幕付きで鑑賞。
観る前は邪魔かなと思いましたが、この映画の特性を考えると逆に字幕なしってどんな感じなんでしょうというくらいしっくりきました。
障害者の家族が主人公なのは珍しいと思っていましたが、コーダ あいのうたがまさにそうで、今さらコーダの意味がろうの親から産まれた健常者の事と知りました。他の障害の子供に対する用語はないんでしょうか。
映画自体はびっくりするくらいするすると時が流れていき、まぁそうなんだろうな、という日常が静かに描かれていきます。主演が吉沢亮なので彼女の影が全くないのが不自然なくらいで、実際はモデルの人がいるのでまぁそこはそうなのでしょう。
筆談もあるし、今だとスマホで字も出せるし、手話いるのかな、みたいなことも思いますが、こういう世界があるよ、という話としては満点だと思いました。
あたしには血も涙もないのかな😭
泣けそうな予告に期待して行ってはみたものの、
【涙活報告】泣けませんでした😅
1ミリも泣けなかった。
やはり枯渇気味なのか………
予告ではお父さん(陽介くん)が登場しなかったから母子家庭なんだと勝手に思い込んでたけど、お父さんいるぢやん!なんならお爺ちゃんもお婆ちゃんもいるぢゃん!
結構周りのサポート厚いぢゃん!!
▶その辺りのギャップに萎えたのかな〜あたしよ脳みそは。
ユースケ・サンタマリアがいい味出してる (*´艸`*)
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ティーチイン付きの上映会で監督と森三中の大島さんが登壇。二人はマンションのお隣同士に住んでるんだとか。
そんなご近所さん話が多過ぎて、別に聞きたくもないのにな……と興醒めしたティーチイン😭
ティーチインが無意味だと感じた際には遠慮なく席を立たせて頂ける文化を築き上げたい…
俺、三浦友和に似てる?
同じテーマのコーダあいのうたは、下ネタ好きな両親はじめエンタメっぽさがあったが、こちらは呉美保監督らしい劇伴ほとんどなしのドキュメンタリータッチ。踏切が出てくるだけで緊張感が高まるし、でんでんが出てくるだけで不穏になるが(爆)、所どころ笑いも入ってくる。聾唖の話ではあるけれど母子の普遍的な物語でもあって、正直全員泣くし、最終盤にあーゆーシーンがくると、エンドロール終わるまでに涙が引かなくて恥ずかしいので、やめてほしい(涙)。
居酒屋でのシーンなど健常者がよかれと思ってやっていることでも聾唖者への無理解があったり、マイクロアグレッションになっていたり。聞こえないとはどういうことか、それは不幸なことなのか、そもそも相手を理解するとは…といったことも観ていて考えさせられた。電車内で手話で話すシーンがあるが、手話を解さない自分としては、どこかの国から来日中のインバウンドが彼らの言葉で言いたいことを好きに話しているようにも見えて、案外便利だなと思えたり。
母と息子の家族愛
両親ともに耳が聞こえないが息子は聞こえる「コーダ」のお話。舞台は宮城県の海辺の町。田舎町にありがちと思われる嫌味な言い方(地元なのですごくわかるので、こんな表現でごめんなさい)、理解の無さから、肩身の狭い想いをしたり。それでも息子「大」は素直に育っていくが、思春期を迎えると自分の境遇にイラついて母親にあたることも。ただ、辛い言葉をうけた母親への、夫からのアドバイスがさりげなくて素晴らしい。夫と息子の関係も程よい距離感で安心する。
地元を離れ東京で働く大への、母親からの応援の電話も良かった。母親の愛情の強さ大きさにずっと圧倒されたし、それをだんだん素直に受け止める息子の様子にも何度も涙が流れた。
エンドロールの歌も良かった。原作者が主人公と同じ名前だと気付いてさらに泣けた。
館内が明るくなっても、すぐ立ち上がれなかった。この映画を観れて、本当によかった。
CODAという言葉を初めて知った
コーダ(CODA)という言葉を初めて知った
この話は親が耳が聞こえなくて主に手話でしか意思疎通出来ないという親の子供が軸になった作品だったけど
色々と考えさせられるし観て損は無いと思う
途中耳の聞こえない方たちとのシーンの中で「私達の出来る事を奪わないで」というシーンが有るが
言葉の種類が違うだけで考え方によっては日本語しか喋れない自分達と何も変わらないんだよなぁと感じた
(生活の中での苦労は有るが)
ガキの頃、親が似たような境遇だったから主人公には感情移入しちゃったなぁ
ふたつの世界、、と感じるんだな。
ずっと音楽記号のCODAとどんな繋がりが?、、と思ってたら何のことはない、CODA / Children of Deaf Adults、、、まんまであった。
愚か私。
そんな家庭に産まれたイケメンの話です。
美しい絵と、きちんと作られた美術で説得力ましましです。私じつは吉沢イケメンすぎて少し苦手だったんですが今回は好印象です。まあ異性の話が出ないのは少し不自然かなとは思いました。
母役の忍足亜希子がめちゃくちゃ可愛くてやられました。そしてでんでんはもちろん、烏丸せつこがこんなに出来る人になっていたとわ、びっくりしました。
祖母祖父なんかも居て状況としては恵まれてる方でわ?と思うんですがそれでもそんな両親を恥ずかしく思たっりする時期あるんだなぁと、、、普通に二つの世界の橋渡しができていたのに何故反転して親に反発してしまうのか?、、まあ髪の寝癖一つで学校行きたく無くなる多感な頃は自分にもあった事を思い出しなぜか納得する。
派手さは少ないが女性監督らしい丁寧な描写と読後感も良く良作だと思う。
ろう者の両親と鑑賞
吉沢亮はキングダムシリーズの高貴な王様役しか知らなかったので、現代の普通の青年役を見るのが新鮮だった。
初見の一週間後に両親を連れ2回目を観賞。私の両親はろう者で「こうゆう映画やってるよ」とパンフを見せると興味を持ったようで、2回目は字幕付きバリアフリー回を観賞。健聴者でも字幕付きを見るとわかりやすい。
そして同じシーンで泣くんだなぁー・・・分かってるのに・・・分かってても泣くのは、普遍的な愛がテーマだからかな。家族への愛、反抗期の自分の至らなさの後悔。それはいつも何度でも心の琴線に触れる。
子供時代の大の葛藤は、私にも同じものがあった。原作読みたいわ、一時的に欠品状態らしいですね。
手話で喋るのはとても楽しいことで、私は親と出かける時は手話をどんどん使う。子供時代はジロジロ見られて「頑張ってるエラい子」みたいに言われたこともあったけど、今はみんな気にも留めないので(ふりだとしても)、ほんと良い時代になった。スマホもあるしね。映画の社会描写はリアル。
両親と映画を見るとゆう良い思い出をくれた作品。
タイトル通り。ふたつの世界を感じる。
この映画は、耳の聞こえない母親とその息子であるコーダ(CODA:聴覚障害者の親を持つ健聴者の子供)を中心に描かれた作品です。
物語は非常にシンプルかつわかりやすく進行しますが、母と子が直面する心の葛藤や、絆がしっかりとストレートに伝わってきました。特に、母親とのコミュニケーションの難しさや、息子が自分自身の人生をどう生きるかという問題に焦点が当てられています。
主演の吉沢亮さんは、イケメンオーラを抑え、自然体で飾り気のない息子役を見事に演じています。彼の内面的な葛藤や、母親に対する愛情と苦しさを繊細に表現しています。また、子供時代を演じた子役たちも、吉沢さんの若い頃を彷彿とさせるようなよく似たキャスティングが印象的でした。
母親役の女優さんも存在感があり、母親としての強さや優しさ、そして耳が聞こえないことからくる不安や孤独感を見事に体現していました。彼女の演技には、母親としての苦労や息子への愛情がリアルに伝わってきて、非常に印象に残りました。
全体的に、この映画は家族の絆や障害に対する理解を深める感動的な作品であり、観終わった後も心に深い余韻を残します。家族愛と自己成長を描いたこの映画は、おすすめの一作です。
う〜ん
原作は知らずどういったことで作られたかなど予備知識は入れずにまっさらな状態で見ました。
予告で見かけてなんとなく気になっていましたし、さらにはこちらのサイトでやけに評価が高かったので見てみました。
見る前はなんとなく親子の感動の物語なのかなと思っていたのですが全く違いました。
正直、疲れている時には見ない方がいい映画です。だいぶ体力を使います。
聴覚障害の両親、ヤクザの祖父、宗教信仰の祖母といったなかなか複雑な家庭で育つ吉沢亮の生まれてから大人になるまでの人生を追っていく物語です。たいていこの感じのストーリーは大人になって成功するとか昔の苦労が報われるとかそういう感じがありがちですが、今作はそういったものではなく幼少期から普通の家庭とは違った苦悩を抱えて、さらには大人になってもなかなかうまいこといかないそんなリアルな感じが描かれています。
正直見ていてずっとしんどいです。
前半なんか特にしんどいですね。
時代背景的にも昭和後期から平成にかけてのような感じが見えて、その頃はまだまだいろんな障害に対する理解や認知、配慮なども全然今とは異なるものだったと思うのでそんな時代に両親が障害者である子として生まれ学生時代を過ごすことの葛藤のようなものがすごく描かれています。
その作品を通して見ていてしんどい感じが現実に近いというか夢物語的なフィクションとは違っていてそのあたりのリアルな部分を監督は見せたかったのかななんて勝手に思いました。
また、親に対してのありがたみなんかをある程度大人になってから身に染みるのはこれはやっぱり誰もが感じるものだと思います。
今作は各演者さんの演技も安定の演技力でした。
特に初めて見ましたがお母さん役の女優さんが本当に聴覚障害の方のような口調などがすごい演じ切っていて素晴らしい演技力でした。
あと、幼少期の吉沢亮さん役の子役がめっちゃ吉沢亮の子供時代って感じの役者さんでびっくりでしたね。
ユースケさんは後になんらかのキーパーソンになるのかと思いきや全然そんなんじゃなかったのはなんだか残念でした。
物語の終わりとしてはなんだか中途半端な感じに終わります。
そのあたりもあえてのこの何もない終わり方で感動のハッピーエンドではないやり方が何らかの監督の意図があるのかなと思います。
正直、自分としては良い映画だったかどうかよくわかりません。
誰の人生も母の愛に包まれている?
静かな感動が、後からジワリと湧いてくる素晴らしい映画でした。ろう者とそれに関わるコーダ(耳が聞こえない、または聞こえにくい親のもとで育つ聞こえる子ども。日本では2万数千人いるそうです)がテーマですので、若干重い感じがしましたが、見終わった時にはろう者は決して不幸でもないということがよくわかりました。それは障害者を軽んずるという意味ではなく、同じ人間としての、喜怒哀楽を楽しむ人生を過ごしていることを、この作品からストレートに感じたからです。「コーダ あいのうた」という海外作品の影響を受け、監督は作られたということですが、登場するろう者の明るさ、人間的な大きさに心打たれます。母親の愛は海よりも深いと言いますが、ろう者の母親であるが故の、増幅された愛に泣かされました。主人公は赤ん坊から青年時代まで、淡々と描かれていきますが、吉沢亮はなんと中学生の時代から演じます。そして母親や父親を演ずる人はろう者ですが、その自然な演技に心が癒されました。この両親の生き方はまるで天使のよう。健常者より数段精神的レベルが高く、優しい振る舞いに断然リペクトしたくなります。そんな素晴らしい両親の元でも、思春期の主人公は拒否をしたり疎ましく思ったりしますが、時間をかけて学びに学んでやっと本当の人間愛というものに気づくのです。その学びのステップアップに大拍手したいです。私の泣いたツボは、母親と主人公がスーツを買いに行くシーンです。上京する息子のために一着のスーツを買います。そしてレストランで食事。これってまるで自分が体験してきたことですの号泣です。母の愛って本当に純粋です。駅での見送りのシーンも、自分の人生と重ねてしまいました泣。いずれにしても、母と息子の間にある愛情は宇宙一だということを知るために人生にはさまざまな苦難が起こりますが、それはやがて偉大な果実になることを教えてくれます。この作品はそんな傑作と言えるかもしれません。
今年1番好き
素晴らしい映画でした。吉沢さんが死んだおじいちゃんの悪口を言うところ大笑いしちゃいましたよ。なんてリアルな若者なんだろう!!!と。吉沢亮おそるべし。今年1番の映画、誰にでもオススメ出来る、めちゃくちゃ周りにオススメしてます。
日本の商業映画でコーダを取扱うことに感激。 手話と声、ふたつの言語...
日本の商業映画でコーダを取扱うことに感激。
手話と声、ふたつの言語、ふたつの世界を行き来する。
耳が聞こえなくても手話で通じ合う幼少期は何とも微笑ましい。しかし、次第に周りの目線や違いに目が向いてしまう…
子役たちがみんな吉沢亮に似ていたので今後に期待できる。
そして本格的な反抗期。
自分が大だったら同じようにグレるだろうなと思うエピソードが描かれる。
そんな大を愛情を持って暖かく支え続ける両親の姿が良い。その上、他の家族も大変な思いを抱えているよと笑い合える心の深さにも感動した。
そして東京編。
大可哀想だなと思っていたが、大個人のせいでもあるよなぁと思わせててくれる始めの無気力さが良い。
東京でのある出会いが自分自身と家族のことを考えるきっかけになっていて、やりたいこと見つかったし、東京行ってよかったなぁと勝手に親の気持ち笑。
終盤、久々に再開した母親に向かって言ったありふれた言葉に、凄い涙腺を刺激された。その時、理解した。今作は普遍的な家族との愛の形を描いているんだなと。
両親がずっと大のことを第一に考え愛情を持って接していたことに気づけて出た言葉なんだろうな。
だからあの言葉に自分も共鳴し言葉以上の感動を感じたのだろう。
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