劇場公開日 2024年9月20日

ぼくが生きてる、ふたつの世界のレビュー・感想・評価

全160件中、21~40件目を表示

4.0親の気持ちと子の気持ち

2024年10月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

無音の世界。全く想像もつかない世界の中、両親特にお母さんの気持ちが、自分にも置き換えられる様でギュっとなる。
子どもの時の親への反抗心も分かるからまたギュっとなる。周りの目も気になるってのもほんとあぁ何か分かる。いずれ大きくなったら、親の気持ちも分かる様になるかなぁ…なんて思いながら観てたら…それが映画の醍醐味で最後は涙が止まらない止まらない。
映画館だからこその、"無音"の世界の擬似体験。とにかく静かで怖かったからこそ、映画館で観てもらいたい映画。
余談。赤ちゃんからの子ども時代の子たちがみんなちゃんと吉沢亮(激似)で余計に大人時代も感情移入できた。

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けい

5.0「そこのみにて光輝く」「きみはいい子」などで国内外から高く評価され...

2024年10月2日
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鑑賞方法:映画館

「そこのみにて光輝く」「きみはいい子」などで国内外から高く評価されてきた呉美保監督が9年ぶりに長編映画のメガホンをとり、作家・エッセイストの五十嵐大による自伝的エッセイ「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」を映画化。「キングダム」シリーズの吉沢亮が主演を務め、きこえない母ときこえる息子が織りなす物語を繊細なタッチで描く。

宮城県の小さな港町。耳のきこえない両親のもとで愛情を受けて育った五十嵐大にとって、幼い頃は母の“通訳”をすることもふつうの日常だった。しかし成長するとともに、周囲から特別視されることに戸惑いやいら立ちを感じるようになり、母の明るさすら疎ましくなっていく。複雑な心情を持て余したまま20歳になった大は逃げるように上京し、誰も自分の生い立ちを知らない大都会でアルバイト生活を始めるが……。

母役の忍足亜希子や父役の今井彰人をはじめ、ろう者の登場人物にはすべてろう者の俳優を起用。「正欲」の港岳彦が脚本を手がけた。

3 E-5

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紫苑

4.0映画「愛のコーダ」とはちと違う

2024年10月1日
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クゥラン

5.0たまに見返したい映画

2024年10月1日
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別に凄いあたたかい物語じゃないんだけど
人間のもつ温かい感情を、もう失いかけている温かさをひとかけらずつ集めたような映画
最後ボロ泣き

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ドンテヌン

4.5全俺が泣いた、本年度俺泣いたナンバーワン映画

2024年10月1日
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本年度、日本オレデミー賞作品賞受賞

親としてと息子として、両方を感じながら観ました

いやぁ   良かった

次観たら最初から泣くだろなぁ

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サカイマンです

4.0安心して。揺れませんよ。

2024年10月1日
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鑑賞方法:映画館

10月のファーストデイ1本目はシネスイッチ銀座から。
この劇場は、フラットな前方の席だと前の人の頭が画面にかぶって見えないので、段差のある後ろの方がおすすめかも知れない(初めて行きました)。

何ヶ所かボロ泣きポイントあるので号泣注意ハンカチ必須のこの作品、ストーリーは生まれた時から耳の聞こえない夫婦からコーダとして生まれた男の子の人生をずっと追っていくのだけど、年代の切り替えがとても上手で心の中で拍手してしまった。

大ヒットした同テーマの「コーダあいのうた」の底抜けに明るい感じでも無く、周りの人々の反応というか家族に対する感情もしっかり描かれてて、日本が作るとこれぐらいの湿度になるよねー、くらいの匙加減も嘘がない感じでとても良かったです。

あと全然作品のせいじゃないんだけど、この地域でこの時代だと、どうしても東日本大震災が頭をよぎるので、いつ揺れるのだろうと気になってしまうのは3.11以降の日本人のよくない癖かも知れない…。

主演の吉沢亮さんは綺麗な顔面でこなすアイリスオーヤマのコミカルな演技が印象的過ぎていろいろ飛んでしまうのだけれど、仮面ライダーメテオから見ているこちらとしてはとても良い役者さんになられたなあ、と親の目線で見てしまうところがあり、まさに親の目線で彼の人生を追いかけているこの映画は、彼自身の人生に対して斜に構えた演技も相まって「大!しっかりなさい!」って思わず言葉が出そうになる程。

その一方でろう女優の忍足(おしだり)亜希子さんのただひたすらに夫と息子を愛する純粋な演技にはめちゃくちゃ心打たれました。旦那さんがハマの番長三浦大輔監督の実弟で俳優の三浦剛さんであるだけでなく、年齢が54歳と聞いて2度驚くなど。いやいや可愛すぎるだろマジで。

うちの父親はガチの毒親でアル中で女好きで最低だったので母親は苦労した分とても過保護である意味こちらも毒親だったけど、とても大事にはしてもらったので色々思い出してしまって母親のありがたみが身に染みる映画になってますね。あと恋愛要素が皆無なのも良い気分で映画館を出れる要因なのかなと。とにかく本作は独りで見にいくのがオススメです。

あと大切な人に電話できるなら電話したりしてみて。

それではハバナイスムービー🎞️

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きーろ

4.0こう言うのを待っていた

2024年10月1日
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的確な演出。抒情的になり過ぎず控えた抑揚の効いた映像にも好感。

俳優陣が素晴らしい。恥ずかしながらみんな知らない俳優さんばかりで、改めて呉美保の凄さを体感しました。

今年No.1の映画🎬

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ビビ

4.5母は強く暖かい。両親共に耳は聞こえないが、普通にある母子の物語(そ...

2024年10月1日
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母は強く暖かい。両親共に耳は聞こえないが、普通にある母子の物語(そこが抜群に良かった)
これは自分も通った道だな〜と思える事で、聾唖の方の生活も特殊な事でなく、身近なものだと呼びかけられている様な。素晴らしい作品だった。

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こち

4.0耳は聞こえなくとも、母の愛と父の眼差しは同じ

2024年10月1日
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とてもよかった

普通に育った男の子の人生を追った記録映画のようにも見えるが、両親は2人とも耳が聞こえずそこだけが"普通"とは違う

成長するにつれ、他との違いに悩む息子の大くんだが、思春期になれば悩みは違えどどの男の子(女の子も父親に同じ様な感情が沸くのだろうか?)もイライラしてお母さんが疎ましくなるものだ

だが、成長がある地点を越えると、疎ましく思っていた母の愛が心に染みて来る

それこそ走馬灯のように母の表情を思い返したときの大くんの感情は、大人となった今の自分にもシンクロし、そこから劇場を出るまで涙が止まらなかった

鑑賞した映画館が宮城県で、公開から間もない時期だったこともあり周りには撮影地がご近所のお客さんもちらほらと居たようでした

田舎のあるあるもありながら、全国共通な誰もが知っている心の動きを描いた良作でした

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mvlv

4.0宮城県の小さな港町、ろうの夫婦・陽介(今井彰人)と明子(忍足亜希子...

2024年10月1日
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りゃんひさ

4.5号泣

2024年9月30日
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あまり期待せずに観に行ったが、最初から最後まで号泣。「ろう者」の映画ではなく、どんな家族にもある家族の映画と感じた。
「そこのみにて光輝く」「君はいい子」も大好きな映画。呉美保監督は素晴らしい。
ロケの期間は短かった旨を監督のインタビューで観た。
吉沢亮さんは超イケメンなのに、本当に凄い役者だ。

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hanataro2

5.0久々の呉美保監督、いつもながらカメラがいい

2024年9月30日
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幸せ

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消されるので公開しない

5.0いい映画

2024年9月29日
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耳が聞こえるので映画の内容に同情はできないものの、子供の親という立場で観てジンときました。とてもいい映画。いろいろと考えさせられました。

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khapphom

3.0主人公の自伝

2024年9月29日
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特に何かが起きるわけではありません。ドキュメンタリーをドラマチックに仕上げた作品。
赤ちゃんから小学生までの子役の皆さんがなんとなく吉沢亮くんぽくて、この物語の真実味を深めたのではないでしょうか?

115

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タイガー力石

2.0

2024年9月29日
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泣ける

悲しい

知的

無音のシーンなど、この作品特有の演出でとても心に沁みました。吉沢亮さんの演技はやはり素晴らしく、どの方も実際にいるかのような自然な演技で何も違和感がなかったです。なので、その分思春期などどこか懐かしく、かつ耳が聞こえない両親の子どもであるコーダの気持ちもまた知ることができました。

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ナギサ

5.0くー、愛は普遍なり。

2024年9月29日
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泣ける

幸せ

萌える

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みに

5.0母からのたくさんの愛情に気付いたとき…

2024年9月29日
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「こんな家に生まれてきたくなかった」

親に強く当たって酷い言葉を浴びせても
親は決して子を愛することをやめない

子はその事に気付けるまで
どうしても時間がかかってしまうものらしい



大は何者かになりたくて
色々な場所を点々として
たくさんの苦労をしたけど
それが線になって繋がってよかった

誰かと出会い、何かのきっかけをもらい、
人生は少しずつ前へと進んでいく

その場所にいるという事には
必ずそこでなにか得るものがある



親の気持ちと子の気持ち
ろう者とそうでない者の気持ち
どちらの視点も丁寧に描かれていて
とても見やすい作品だった

親にありがとうやごめんねや
嬉しかったことを伝えたくなる
無性に会いたくなる

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羊

3.5ろう者の青年の成長物語

2024年9月29日
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笑える

知的

幸せ

五十嵐大の自伝「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」を映画化した作品。
宮城県の小さな港町で、耳のきこえない両親のもとでコーダとして育った五十嵐大にとって、母の通訳をすることは普通の事だった。しかし周囲から特別視されることにだんだんといら立ちを感じるようになり、20歳になった大は、罪悪感を持ちながらも親を捨てるように上京し、誰も自分の両親の事を知らない都会に来て、パチンコ屋でアルバイト生活を始め、その後編集者となり・・・という話。

赤ちゃんの時から、4人くらいの子役を経て中学生くらいの時から吉沢亮が大を演じているが、赤ちゃんの2人は演技してたか不明だけど、小学生の低学年くらいと、高学年くらいを演じた2人はなかなか上手かった。
もちろん、吉沢亮も良かったし、母親役の忍足亜希子や父親役の今井彰人など、ろう者の登場人物にはすべてろう者の俳優を起用したとのことで、真実味のある作品になってると思った。
コーダあいのうた、みたいな感動は無かったけど、ろう者に対する接し方について、彼ら彼女らの出来ることまで取って、やりすぎてはいけない、など勉強になった。

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りあの

4.5出会いに感謝

2024年9月29日
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幸せ

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Kchun

4.0活き活きとそして温かみを感じ、沁みる作品

2024年9月29日
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泣ける

知的

幸せ

宮城県の小さな港町、耳のきこえない両親の下で一心に愛情を受けて育った大。コーダである大が、幼少期から思春期を経て大人になっていく過程を描いた作品。

ろう者の登場人物には、すべてろう者の俳優を起用して撮影したのは見事。とても丁寧に作られており、中弛み皆無。

吉沢亮と忍足亜希子の卓越した演技から、伝わるものが多くも、決して大袈裟ではなく自然に親子の関係を描いており、観る者の心にじんわりと沁みる。

活き活きと、そして温かみを感じる見事な仕上がりの映画作品。

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Toru