劇場公開日 2024年9月20日

「俳優 吉沢亮の冷たい目、幼い頃はあんなに母親にべったりだったのに中...」ぼくが生きてる、ふたつの世界 ナイン・わんわんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0俳優 吉沢亮の冷たい目、幼い頃はあんなに母親にべったりだったのに中...

2025年5月23日
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鑑賞方法:VOD

俳優 吉沢亮の冷たい目、幼い頃はあんなに母親にべったりだったのに中学生になった反抗期のスネた少年の演技。そして皆さんは母親役の忍足亜希子(おしだりあきこ)をどう思っただろうか。私は "母親像" としてピッタリ過ぎて、反抗期の大ちゃんが いつか「ゴメンね」と言う時を待ち望みながら観てた。
淡々と話が進む、1人の少年の成長と気付きを描いたCODAの名作の一本で、世界中の人に観てほしいと思った。
吉沢亮の『国宝』(2025年6月6日上映 李相日監督作)は良さそう。

主人公で原作者の五十嵐大(1983年宮城県生まれ)は宗教にハマる祖母、元ヤクザの祖父、聴こえない両親との複雑な関係を描いたエッセイ本「しくじり家族」でデビューし、今作の原作「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」(2021年発売)を執筆し、そして映画化となったエッセイストで知らなかったお方。

ナイン・わんわん
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