ふれる。のレビュー・感想・評価
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心地よい情報だけのコミュニケーションで良いのか問題
本作の物語は、SNS時代のコミュニケーションの難しさと危うさの暗喩なのだろう。互いの本音を口に出さずとも分かるようにしてしまう、不思議な生き物「ふれる」を通じて繋がっている幼馴染の3人の男性。互いのことはなんでも知っているつもりになっていたが、実は「ふれる」を介したコミュニケーションは、本音をそのまま通しているのではなく、悪意のある感情にフィルターをかけていた。当人たちにとって心地よい感情だけを流通させるようになっていたのだ。
いわゆるフィルターバブルとか、エコーチェンバーとか言われるのに近いかもしれない。
実際に、そういうコミュニケーションに慣れた人々が、急にそのフィルターを外したらどうなってしまうか。しかし、本当に親しい関係になるには、悪意に触れることも必要なのではないかと本作は問いかける。
岡田麿里は、人のネガティブな感情を描くのがやっぱり上手い。友人たちの、自分にとって「都合の良くない感情」に触れて友情の絆を強めていくという作業を、現代人はできなくなりつつある。寓意的にそのことを巧みに指摘する秀逸な作品だった。
映像が綺麗、ふれるがかわいい!!
・映像が凄く綺麗で、ふれるがかわいいです。
・友情の物語で、昔の純粋な自分を思い出します。
※大人にはなりたくないものですね(笑)
・友情の大切さを再認識できる良い映画です。
新鮮なアニメ⭐︎ふれるが可愛い
アニメーションをあまり観てきた方ではないので(有名な新海誠作品、ドラえもん、コナンくらい)実社会のリアルな描写がビックリしたし、絵がキレイでした。ハリネズミのふれるのキャラクターがかわいいので、一緒に見た子供も気に入ってました。声優さんに詳しくない方ですが、主要3人のキャラや声もそれぞれ良かったと感じます。
最後の秋の渾身の叫びにはちょっと心震えました。。伝えたいメッセージ性も良かったですが女性達と同居の展開はもう少し他に設定があっても良かったかと思います
ふれるすごかった❗️今期1番考えさせられる映画です‼️
主役のお三方の声もそれぞれの役にぴったりですごかったです。
アニメではなく、ドラマを見ているようでどんどん世界観に引き込まれていきました。
永瀬廉さん主演作品の法廷遊戯のように、予告等では描かれていない内容等、現代の問題も取り入れていてすごく考えさせられました。
どの世代の方が見ても、ふれるを通して心に寄り添ってくれます。
細かい描写の絵や随所の音楽、YOASOBIさんの主題歌もすごくよかったです。
今期1番考えさせられる映画です‼️是非、映画館でふれるとふれてきてください。
ある意味でリアル
ふれるという妖怪?を中心とした友情ドラマ。安易な善人、良い人は出てこないのでリアルではあると思う。
ストーリーはツッコミどころはあるけれども飽きさせない工夫がされているので結構楽しめた。
主要な登場人物に共感もしないし、浅はかな連中ばかりだから、話自体に大きな感動もしないけれど、ちゃんとした友情が育ってゆく物語としては良かった。
完全に話がそれるけども石見舞菜香さんの演技が素晴らしかった。演じた女性像に嫌悪する人は結構いるかもしれないけど、現実には本音の部分で普通だから男子諸君は夢を見ない方がいいかなって。
石見さんの過去に演じている多くのヒロイン像が例外なのだからある意味そのギャップが観ていて面白かった。
優しい作品、特に優太役の演技よかった!
長井監督、清水P登壇、櫻井さんMCの舞台挨拶の回に行かせて頂きました。
街の描写がすごいリアリティあって、高田馬場の近くなのかな?ああいうバーありそうとか思いながら見てました。
そして主演の3人がとてもよかったです。本来俳優さんのアニメ起用ってちょっと苦手だけど若々しくてとてもよかった。あとツダケンがいい仕事してた。櫻井さんもw
物語はみんなそれぞれ不器用でヤキモキしたけど、夏休みの延長みたいな幼少期の積み残しに向き合うような空気感がさらっと描かれてよかったです。
また見に行きたいし、次回作も楽しみにしています。次回は、過去作のキャラそのまま出してくれたら嬉しいなぁ。
言葉にする大切さ
娘と鑑賞してきました
美しい映像と俳優3人の声は全く違和感なく楽しめました
便利さの代償、言葉にする大切さを感じました
3人の若者の成長物語ですね
予告でふれるが可愛いと思っていたのですが可愛いだけではなかった
親子で色々話し合うキッカケにもなりました
終盤の盛り上がりに乗れなかった
ふれると心が伝わるようになった3人の男子の話。
全体を通していい話ではあるんだけど、「ふれる」という妖怪兼ペットに特に思い入れがない状態で必死に仲間アピールされても共感できない…。「ふれる」が3人のうち一人とかだったら終盤まで乗れたんじゃないかな…
男子3人はまだ理解できるけど、女子側の性格の悪さがひっかかるのもマイナス点💦
主人公があまり報われない珍しい作品(笑)
声優、YOASOBI関係者ありき(ホイホイ)の映画
キャラクターはかっこ良い。ビジュアルで釣られてみた1人なので、それはいいと思う。
声優さんも良いと思う。キャラクターに合ってた。
美術、都心の街並みが綺麗に描かれていて、クオリティは担保されているが、新海誠監督作品と比べると普通のクオリティ。
謎の生物に触ると人の心が読めると言う、コンセプトは良かった。
が、
脚本、ストーリー、話の流れ、は全く面白くない。
意味がわからないところが多いし、クライマックスも刺さらなかったので音楽が勝手に盛り上がってて、非常にウザく感じた。
何を伝えたいのかもイマイチわかんなかったし、ただの友情話が繰り広げられてたとしか感じなかった。
2度と見る気はおきないです。
声優さんファン、タイアップ曲を手掛けたYOASOBIファン、監督さんファン等の関係者ファンしか刺さらない映画だと思う。
自分の言葉で相手に伝えることの大切さを教えてくれる
序盤はかわいい「ふれる」との何気ない日常が描かれているが、終盤にかけて「ふれる」の秘められた能力によってコミュニケーションの取り方についてとても考えさせられる内容になっていく。
いいことも悪いことも相手を思いやりながら自分の言葉で相手にしっかり伝えることの大切さを改めて感じられる作品でした!
声優の方もとてもお上手で作品に没入できました。ぜひおすすめします😊
今まで積み上げて来た繊細な心理描写はどこへ?
あの花や、ここさけでは幼少期の小さな嘘がきっかけで心に深い傷を負い、思春期真っ只中の学生達が右往左往しながらハッピーエンドに向かってく物語を繊細に紡いでいた。
だが今回は学生を卒業したての新社会人。観てる人も大人なんだから言わなくて分かるよね、と言わんばかりに背景描写が圧倒的に少ない。そのうえ問題が次々起こるのでキャラに愛着が湧く暇もなく、最後は音楽で強引に感動の押売りをしてくるので非常に残念。
全体的に粗いところが多かったので、次作こそは戻って来ると期待してます。
ちゃんと口でいえよ、口で!
なんとなく除去方で選んで観たからか、モノ足りなさが……。
全体的にぎこちなさを感じてしまったのと、設定に入り込めなかったかも。
ここまで何年も違和感に氣づかないのもなんだかモヤモヤした。
一見、良さげな雰囲気はあったんだが……。
まったく関係無かったが、作画(キャラ)が星里もちるさんの絵に似てて、もしかして関わってる?と思いそこに氣を取られてたかも。
レビュアーの逆鱗にふれると削除する映画.com
2024年映画館鑑賞101作品目
10月20日(日)イオンシネマ新利府
ACチケット1400円
島で幼馴染の3人が上京し3人暮らしを始め2人の若い女性と出会う大人になりきれない大人の青春物語
監督は『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。(2015)』『空の青さを知る人よ』の長井龍雪
脚本は『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。(2015)』『暗黒女子』『惡の華』『空の青さを知る人よ』『泣きたい私は猫をかぶる』の岡田麿里
粗筋
島の伝説で神のように崇められている妖怪「ふれる」
家庭の事情が影響したか秋は子供の頃から喋るのがとても苦手で思いを伝えることができず悩んでいた
秋の願いが通じたか「ふれる」のおかげで喋らずとも触れることによってコミュニケーションが取れるようになり諒と優太と親友になった
中学高校とも3人は仲良しで上京後3人暮らしをするほどの仲だった
そもそも「ふれる」という存在は必要だったか疑問に思う
それは予告編の時点から既に感じていた
子供じゃなく彼らは大人じゃないか
某ポケットモンスターのようなハリネズミっぽい存在にキャラクタービジネスという商業主義を感じてしまう
「ふれる」という存在をペットとして同居することに意味をあまり感じない
「ふれる」から与えられた能力だけで充分
「ふれる」が島から出たらダメでしょ
それでも「ふれる」の体内やスタジアムの糸とかああいうアニメならではのファンタジックな表現の数々は好きでやはり「ふれる」の必要性は感じた
しかし「ふれる」の扱いに問題を感じたことに変わりはなかった
「ふれる」にお金の匂いを感じずにいられないが酒やアイスや都電などリアルな描写にもそれと同様の悪臭を感じた
「ふれる」はただ単に手と手を取り合ってテレパシーを送ることができる能力を得られるのではなくトラブルの元になる負の感情を取り払ってしまうことによって人々は仲良くなり一致団結をはからせるチカラがあるのだ
ネット社会の皮肉に感じた
映画.comの管理人の様なものがいわば「ふれる」のような存在といえよう
もちろんそんなものに頼っても一時的な気晴らしになる程度で根本的解決にはならない
試してみたがわりと安易に削除してしまうことに価格コムという企業に恐ろしさを感じた
人間味が全く感じられず機械の体を手に入れた未来人みたいな得体の知れないモノばかりが働いているんだろう
ブロックや削除とかを利用し少しでも居心地良い場所にしようとすればするほどネット依存になってしまう
そんな機能を乱用する人はネットで他人の意見を知るべきではない
某国会議員を批判しておいて同じことをやって恥ずかしくないのか
僕は比較的他人のレビューをあまり読まない
不快になる可能性が高いからだ
何も得るものがないといえばあまりにも極論だがそれに近い
映画鑑賞が趣味だが一石を投じる意味でこんな無駄なことを続けている
レビューがオタクやパヨクや女史やネトウヨの意見で埋め尽くされるのが見るに耐えられない
コタツ記事馬鹿ライターがそんな連中の意見ばかり取り上げるのも我慢できない
文章を書くのが苦手にも関わらずこれも趣味になってしまった
世の中にこんな意見もあるんだなと怒ることなく苦笑いしながらすぐに忘れてしまえる人は他人のレビューを読んでも良かろう
しかしそうじゃない人は絶対にやめとけ
損するだけだ
アニメが好きな若い人をターゲットにしてるのかもしれない
良い面もあるが星3でさえ難しい
おじさんから観ると作品全体が稚拙に感じた
声の配役
諒と優太の幼馴染ですぐにキレて手が出てしまうコミュ障だがなんとかBARの店員をやっている小野田秋に永瀬廉
秋の幼少期に瀬戸麻沙美
上司に毎日のように叱られるも船がないので島に戻り漁師を継ぐことも出来ず不動産屋で働く祖父江諒に坂東龍汰
諒に幼少期に田村陸心
服飾専門学校の学生で奈南に恋する眼鏡の井ノ原優太に前田拳太郎
優太の幼少期に豊崎愛生
優太の服飾専門学校の同級生で副担任のストーカー行為に悩みつつイケメンで背が高い秋に好意を寄せる浅川奈南に石見舞菜香
奈南の幼馴染で奈南とはタイプが違い派手なタイプで諒の彼女だが秋にも好意を寄せられる鴨沢樹里に白石晴香
秋たちの子供の頃の恩師で島の伝説の「ふれる」に詳しい脇田に皆川猿時
優太のクラスを担当する服飾専門学校の副担任だが奈南にストーカー行為をしていることがバレて休職中の島田公平に津田健次郎
奈南のバッグを奪い逃走するも秋に追い詰められ橋から転落し警察に逮捕されるも秋諒優太と奈南樹里が出会うきっかけを作ったひったくり犯に江口拓也
秋を雇っているBAR「とこしえの椅子」のマスターに小形満
BARの営業時間外に入店し秋の賄いを賞賛し静岡にオープンする新しい店のシェフとして秋をスカウトするマスターの知り合いの五木に大塚芳忠
夫と共にBARの営業時間外に入店し秋の賄いを賞賛する五木の妻に平野文
BARの女性客に茅野愛衣
BARの男性客に櫻井孝宏
優太の服飾専門学校の同級生に水瀬いのり
優太の服飾専門学校の同級生に内山昴輝
優太の服飾専門学校の同級生に若山詩音
東京舞台のアニメ映画
なんだろう、東京を舞台にする事でリアルは増すのかもしれないけれど、全体として登場人物の描写が小さくまとまってしまっている感じがする。他の近年のアニメ映画全体にもそれを感じていたのだけれど、なんか新宿とか池袋とか渋谷とか描けば共感するやろ?的な。観てる方はもっと突き抜けたキャラクターがみたい。そもそも男子3人なんで揃って東京に来たのだろう?そんなことあるか?もう少し説明が欲しかった。
淡い恋心はとても宜しい(笑)でも…なんなんですか、誰も何にもならないこの生ぬるい展開は。
本人達がわからない出来事が起きて、観ている方はもっとわからない。
どうやらふれるのおかげで、ハッピーエンドを迎える事ができたようだが、モヤモヤの霞の中にボンヤリ薄日が差してるような気持ちになりました。
⭐︎3.6 / 5.0
10月20日(日) @映画館
ふれる。
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人と深く関わろうとしない人には意味不明なお話だろうなー😑「気持ち」は分からないからこそ「ふれる」勇気を持ちたいと思う
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