「くそっ!邦画を見ても、アニメを見ても、元気、元気、元気!」ふれる。 病人28号さんの映画レビュー(感想・評価)
くそっ!邦画を見ても、アニメを見ても、元気、元気、元気!
どの映画を見ても、プロデュースと原作は川村元気!
元気、元気、風に乗れ、元気!
元気、元気、雲に乗れ!
ぶっちゃけ、寝ながら見てたからうろ覚えだけど、入場特典で貰った大きいカラーの冊子を読んでみたら、この映画は友情がテーマという事らしいのだが、
友達が勤めている会社の上司が仕事上での失敗について説教されているのを見て、その上司に殴りかかる?お前はどこの獄卒だよ?前科持ちか?
友達が好きな女の子を、好きになって告るのが友情?
俺の出身校みたいに男女共学だけど、男子40人に対して女子が多くて2人というクラス編成で、彼女がいない高校ライフをおくりたくないから、(自粛)な女子を奪い合う地獄のような環境ならまだしも、
社会人、フリーター、学生と、環境が違うから同じ漁場でないし、あえて同居する友人の好きな女の子を選ぶというのが理解できない。
その好きになる女の子というのも、告られてそんなに好きじゃなかったけど、背の低い男にキスしたけど、本当に好きなのは背の高いあの男だったり...。
何だ?この肉欲まみれの性獣は?そりゃ、ストーカーにも狙われるわ。
友人の好きな女の子を好きになるって、親戚の女の子を好きになるくらい、ありえないと思うんだけど、どうなんでしょうか。
あと、この「 ふれる」 という役に立たないドラえもん。あまり、役に立っていないどころか、人を不幸にさせてないか?
化け猫あんずちゃんの方が役にたつぞ?欠点は屁をこく事以外は、あんまも出来るし、子どもにも優しいし、死んだ母ちゃんにも会わせてくれて無茶苦茶有能だぞ?
野郎三人を「ふれる」自身が張った、異次元の世界に閉じ込めて謎の糸で宙吊りにしたり、束縛したり、
クトゥルフ神話のナイアーラトテップか?闇を彷徨うものか?こぇーよ!このゆるキャラ?
あ、ニャルラトホテップ表記は嫌い、ニャル子さん嫌いだから。
で、野郎2人( 名前書くの面倒くさい) がナイアーラトテップ( 変わっているし) が作った別次元に初めて行ったにも関わらず、
別次元のルールに妙に詳しくて、ありえないくらい不自然な説明台詞なのは何故なんでしょうか?
実はお前らも言いよる混沌のものなのか?それとも、脚本家の怠慢か?
川村元気の神通力を持ってしても、あの花だけの一発屋の脚本家と組んだのが、そもそもの間違いというもの。
萌え絵と昔の肩書きに惹かれて見た人お疲れ様でした。萌え豚は、監督と脚本家を甘やかすからこうなるんだ!あの花はもう7年前の作品だぜ?目を覚ませ!
泣ける青春映画ではなく、「 ふれる」という、恐ろしい化け物のパニックムービーで、まるでラブクラフト小説のアニメ化のような映画です。
青春映画としては、話しにならないくらい、つまらない映画だが、ホラー映画としたなら見れるかも。
クトゥルフ神話の、インスマスを覆う影、狂気山脈、銀の鍵の門を越えてが好きな人にお勧めです!