ふれる。のレビュー・感想・評価
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誰の心の奥深く、触れてはいけない琴線に、優しくそっと触れてくる。
普段は、ジブリや新海誠作品などよほどの話題作以外はあまりアニメ映画は観ないのですが、時間的に許す作品の中で、本日直感的にこちらの作品が私を呼んでおりました。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」など、青春3部作を手がけた長井龍雪監督、岡田麿里脚本、キャラクターデザイン・田中将賀が再集結した長編アニメーション映画。
前情報ほぼなしで、飛び込み鑑賞しましたが、上記3部作同様、とてもとても清い映画でした。清すぎて物足りないって?うーむ🤔そういえなくもない後味ではありました。せめてラスト見せ場の映像、もっと凄くならんかな?制作費もあるし、ジブリみたいにはいかんか…。エンディングのYOASOBIは、バッチリでした。星0.5プラスしました。
主演の秋を演じた永瀬廉くんはじめ、坂東龍汰くんが諒、前田拳太郎くんが優太の声を担当。みなさんとってもお上手で、実写化してもそのままでいけそうでした。むしろ実写化して3人の奥底のドロドロにもっと焦点を当てた方が面白くなりそうな気はしました。
人の悪口は聞こえない自動フィルター付きのイアフォンがあったら、買ってしまうかもしらん🙄
言われた悪口、倍増にして相手にお見舞いしてやれる変換器付き何ちゃらがあったら、これまた買ってしまうかもわからん🤫
おっと、ふれるくん!
私の心の奥底には
気軽にふれんといてや!!
しーーーっ🤫
世の中秘密にしといた方がええことも
ぎょうさんあるんよ。
あら、レビューが横道にそれた…
はい、
心の清いお子さまや若者に
特にオススメの映画です♪
心地よい情報だけのコミュニケーションで良いのか問題
本作の物語は、SNS時代のコミュニケーションの難しさと危うさの暗喩なのだろう。互いの本音を口に出さずとも分かるようにしてしまう、不思議な生き物「ふれる」を通じて繋がっている幼馴染の3人の男性。互いのことはなんでも知っているつもりになっていたが、実は「ふれる」を介したコミュニケーションは、本音をそのまま通しているのではなく、悪意のある感情にフィルターをかけていた。当人たちにとって心地よい感情だけを流通させるようになっていたのだ。
いわゆるフィルターバブルとか、エコーチェンバーとか言われるのに近いかもしれない。
実際に、そういうコミュニケーションに慣れた人々が、急にそのフィルターを外したらどうなってしまうか。しかし、本当に親しい関係になるには、悪意に触れることも必要なのではないかと本作は問いかける。
岡田麿里は、人のネガティブな感情を描くのがやっぱり上手い。友人たちの、自分にとって「都合の良くない感情」に触れて友情の絆を強めていくという作業を、現代人はできなくなりつつある。寓意的にそのことを巧みに指摘する秀逸な作品だった。
こねくり回された感じ
描きたいことは分かるんだけど、なんかこねくり回されてつまらないんだよなあ・・・男子3人の変わらない友情は美しいもんだろうけど、そりゃみんな進路や付き合う異性など、どんどん違ってきて、結局小学生の頃の友情なんて消えるもんよ。
それがトントン進んで、大人になって一緒に住むところが物語のスタートになっている時点で、もう作り物感がすごいんだよねえ。気持ち悪いっていうか。ここで感情移入が途切れる。つまり、冒頭からついていけない人が出てくる。
もちろんそれが「ふれる」の力なんだとしても、もう冒頭からタネのわかった手品を見せられているみたいなもんで、ここもイマイチ。その後、ちょこちょこ能力の設定付け足されてもなあ・・・
ストーカーも、女性二人も結局こねくり回すための道具に見えるし、、、最後の糸のところになってきたら、もう物語自体どうでもいいって感じ。
あっちにフラフラ、こっちにフラフラ、ぐるぐるぐる、、、厨二病みたいな脚本はもうお腹いっぱいかな。
AI?SNS?
とても考えさせられる映画ですね。もし「自分の想い、気持ちを人に伝える」
コミュニケーションツールのようなものが存在したらってことかな。メールやSNSが
それに近いのだと思うけど、「ふれる」は、人とうまくやっていくということを
目的とし、悪口や伝えてはいけない言葉をフィルタリングして、省いてしまう。
これは、AIって、ことかな。自分で考えて「人に伝える」ってことは、
面倒で、厄介。でも、それはとても大切なことで、それをやめてしまうことの
こわさを伝えようとしてる作品のような気がします。登場人物のセリフで、
相田みつをさんの名前が出てきますが、そこに作品のテーマが隠されてるようにも
感じました。
「だって人間だもの」相田みつを
ふれる。 ロムルス
大人を主人公にするなら
予告を含めた前振りの回収をどう判断するのか?といったところだろうけど、結論から言うとカギは途中からなんとなく感じられた。
いろいろ散りばめられた前振りがあるので。
アニメらしくないかもしれないけど、もう少し大人の人間ドラマ部分を描いて欲しかった。
なんか高校生の青春ものの様で、物足りなかった。
この秋何度も見たくなり劇場に通いました
名作「あの花」の秩父シリーズ三部作スタッフの作品ということで公開前からとても期待していました。初見では映像のリアルさ美しさに驚きました。風景がほんとに目の前に迫ってくる精密さでとても臨場感を感じました。
登場人物はメイン3人のキャラクターが個性的で仕事で日々悩んでいるのでそれぞれの想いにすごく感情移入出来ました。一見穏やかだけど複雑な心の奥に隠された思いを言葉ではなかなか伝えられないもどかしさやすれ違いを描いた作品で自分の実生活と比較して共感する場面も多かったです
キーとなるふれるのキャラも可愛くて謎めいていてラストまでどうなるのかとても興味深く見ましたが
言葉がなくても目がふれるの想いを表現していて切なくなりました
大切な友だちとの距離感やすれ違った時の手の伸ばし方などたくさん考えさせられました
忘れることの出来ない素敵な作品です
人間関係に悩んだらまた見て人の心にふれることについて考えようと思います
ふれるとは
SNSの時代のコミュニケーションの話なのですが、やはり思いを伝えるというのはとてもハードルの高い作業で、どんなツールを使ったとしても真っ直ぐ届けることはなかなかに困難で。
だからこそ、最後の秋からふれるへの渾身の叫びは心揺さぶられた。
俳優陣がナチュラルでよい。とりわけ声優2回目の永瀬廉の美声。ジブリアニメの男の子の声も彼で聞いてみたい。ふれるのビジュアル。可愛らしいのに触ると痛いそのあり様も言葉の難しさのアイコンのようでした。
新鮮なアニメ⭐︎ふれるが可愛い
アニメーションをあまり観てきた方ではないので(有名な新海誠作品、ドラえもん、コナンくらい)実社会のリアルな描写がビックリしたし、絵がキレイでした。ハリネズミのふれるのキャラクターがかわいいので、一緒に見た子供も気に入ってました。声優さんに詳しくない方ですが、主要3人のキャラや声もそれぞれ良かったと感じます。
最後の秋の渾身の叫びにはちょっと心震えました。。伝えたいメッセージ性も良かったですが女性達と同居の展開はもう少し他に設定があっても良かったかと思います
ふれるすごかった❗️今期1番考えさせられる映画です‼️
ある意味でリアル
ふれるという妖怪?を中心とした友情ドラマ。安易な善人、良い人は出てこないのでリアルではあると思う。
ストーリーはツッコミどころはあるけれども飽きさせない工夫がされているので結構楽しめた。
主要な登場人物に共感もしないし、浅はかな連中ばかりだから、話自体に大きな感動もしないけれど、ちゃんとした友情が育ってゆく物語としては良かった。
完全に話がそれるけども石見舞菜香さんの演技が素晴らしかった。演じた女性像に嫌悪する人は結構いるかもしれないけど、現実には本音の部分で普通だから男子諸君は夢を見ない方がいいかなって。
石見さんの過去に演じている多くのヒロイン像が例外なのだからある意味そのギャップが観ていて面白かった。
とにかく高田馬場懐かしい
言葉にする大切さ
終盤の盛り上がりに乗れなかった
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