「最後のナレーションが全て」方舟にのって イエスの方舟45年目の真実 むむさんの映画レビュー(感想・評価)
最後のナレーションが全て
クリックして本文を読む
「千石イエスは時の人」
岡田あーみんの漫画に出てくるフレーズ。
小学生だったので意味が分からなかったが大人になり、あれは怪しい宗教団体の事だったのか程度の認識に。
懐かしい!あれの真相が分かるのか!と軽い気持ちで鑑賞。(結果重い気持ちになる)
まず、まだ活動されていた事に驚いた。
個別のインタビューでは終始横顔のアップを映す。そして当時のその方の映像も流す。否応なしに時間の経過を見せつけられる。だか、彼女達の言っている事やっている事は当時と変わってなくまるで時が止まっているような怖さも感じる。凄い演出方法に感嘆した。
代表のまさ子さんの歌声は聞きたかった。
が、これは監督がその場で体感したものを観客に追体験させてくれていたと知って納得。
これは貴重な体験だった。
「宗教ではない、宗教は嫌い。聖書を研究してるだけ」と語る一方で「おっちゃんの言う事を聞いていれば間違いない」と断言してしまう危うさ。これは…カルト的なのでは…。
方舟は健全な団体だとは思う。
だか、最後のナレーションにあった「家族や知り合いが入りたいと言ったらとめる」の監督の言葉に大きく頷いた。
コメントする