「すいません・・・「デュ・バリー夫人」が綺麗に見えないことも・・・今一つの理由です」ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
すいません・・・「デュ・バリー夫人」が綺麗に見えないことも・・・今一つの理由です
デュ・バリー夫人の半生記。
日本では、「ベルサイユの薔薇」劇場版の公開が間近に迫ったタイミング。どうしても悪女のイメージが強いデュ・バリー夫人について知りたいと思い、鑑賞。
その点では、少し物足りない内容でした。
半生記・・・とはいえ、内容はルイ15世との愛と絆のお話が中心。映画もルイ15世崩御時点で終わり。もっとも知りたかったベルサイユ宮殿からの追放後は、モノローグで終わってしまっては失望感すら覚えてしまいます。
この内容なら、もう少しルイ15世に焦点を当てて、「何故デュ・バリーを愛したのか」を描いても良かったように思います。
それでも、実際のベルサイユで撮影された映像は、TVレベルでも豪華絢爛。
衣装も素晴らしく、それだでも見る価値はあるかもしれません。
それに、当時の貴族文化を観れるのも、とても興味深く感じました。
私的評価はやや厳しめです。
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