劇場公開日 2024年2月2日

  • 予告編を見る

「素直に楽しめた」ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人 マロンさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0素直に楽しめた

2024年2月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

監督自らが主人公に惚れ込み演じるケースはバービーを思い出させる。(マーゴット・ロビーは製作でしたが)

監督が思い入れる本作のデュ・バリーはとてもピュアで博識で力強い。いつかベルサイユのばらで読んだ物欲と権力欲にまみれた成上り、という描かれ方とは一線を画すのが新鮮だった。どこまでが史実に基づくのかは分からないが、女性監督ならではの、女性が引き込まれるストーリーだと思った。

もっと分かりやすい美人女優が良い、というレビューもあるけれどマイウェンにデュ・バリーが乗り移ったような艶と美しさで、逆にリアルさを感じた。
ジョニー・デップは誰を演じても流石。

ロココの世界を彩るシャネル監修の衣装も眼福。

マロン
humさんのコメント
2024年2月11日

確かに、お披露目のシーンはとても美しかったですね

hum