インサイド・ヘッド2のレビュー・感想・評価
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シンパイ!!!!ってなった
めっちゃシンパイに対して、「おい!こら!」って気持ちになりながら見てました。
感情達はみんなライリーのことが好きで、彼女のことを思っての行動はわかるんですけどね。
どんどん環境がかわって、交友関係も変化する。
新しい土地でも早く周囲と馴染めるように、とライリーのことを想って行動するんだけど結果的に彼女らしさが失われ、空回りしてしまう。
とはいえ今までずっとライリーと一緒だったヨロコビたちも、「ライリーは勉強が出来て優しくて勇敢で友達想いの女の子」といった感じに思い込んでいる。
それは事実なんだけど彼女だって人間なんだから失敗もするし、イタズラをして誰かを困らせることもある。そういう部分も全部引っ括めてライリーという人格が形成されてるわけだけど、ヨロコビ達は「ライリーが悲しいことを思い出したら可哀想!」って思っちゃうんだよね。
最初からずっと共にあった感情達からすると親が子を守ってあげてる、みたいなものなのかな?
でも子どもはいつまでも小さな子どもじゃない。
成長して大人になっていく。
色々経験して傷ついて悲しんで…
そのあたりはシンパイに共感したかな。
ライリーはいつまでも小さな女の子じゃないんだよ!って。
でも、最後の「ヨロコビ、ライリーが呼んでる」っていうのにはグッときました。
前作のような心に残る感動は…
日本語吹替版を観ました。
声優さんの演技はどれもハマってて大変良かったと思います。
強いて言えば、シンパイの多部ちゃんとイイナーの花澤さんの
声色がちょっと似てたかな?中村さんがまた良い役をもらったなと笑っちゃいました。
本編の内容ですが、前作が感動路線だった(と言っても記憶が若干…)のに対して
今作は割とギャグ路線の志向なのかな?という印象を受けつつ観てました。
脳内のニューロンみたいな糸を引っ張ってちぎれたらどうなんのよ?とか
お前らがボタンを押さなきゃええやんけ!みたいな心のツッコミが絶えない中
サ○ス・アランを彷彿とさせるランスの珍技には思わずフフッとなってしまいました。
ただ、思春期とは言えライリーの情緒不安定ぶりを過剰に演出しすぎかな~と。
終盤にかけての評価ノートの盗み見はライリーらしからぬ行動だったので
もっと深掘りというか別の意味を与えても良かったと思う。
例えば有島武郎の「一房の葡萄」みたいな感じで…(いや重すぎっか…?)
前作のような心に残る感動ははっきり言ってなかった。
全体的にはちょっと予定調和な展開だったと言わざるを得ない。
ライリーが独り休憩席で過呼吸気味になってしまう場面では
どうせ旧友が助けてくれるんでしょう?と冷ややかな目線の自分がいました。
それとヨロコビ達が司令塔に帰ってきた場面が、結局どうやって助かったの?
と思う不自然なつなぎ方だったように見えました(見落としていたら申し訳ない)。
内の世界の展開が複雑になってくるにつれ、何も考えずに頭空っぽで観るのが
正解なんじゃないかと思い始め、気づいたら本編が終わっていた(笑)。
各感情がさも意思を持っているかのように振る舞うので、ボタンを押さなきゃ
いいだけじゃーんと初めは思っていたのですが、あくまでライリーが感情の主体で
感情はそれに伴って発現している(全自動芝居みたいな?)だけなんでしょうかね。
ライリーがどんどん情緒不安定になってくるもんだからメンタルカウンセラーみたいな
重苦しい展開もよぎったのですが、良くも悪くも軽快な作りに仕上がっていて
やはり物足りなさも多く感じてしまった残念な続編でした。
日本語版主題歌は作品のイメージに合致していて個人的に好印象でしたよ。
制作者のメッセージが分かりやすい。
ライリーが日々経験した出来事が、様々な感情を伴ってカプセルの玉になる。それをヨロコビが記憶に残したいかどうかを判断し、記憶に残したくない経験のカプセルは遠くのゴミ捨て場に捨てられ、記憶の彼方に追いやられる。。例えば、失敗して恥ずかしかった事などは残したくない経験と判断される。
そういった忘れてしまいたいイヤな経験も含めてライリーを形作る大切な経験なので、終盤、ヨロコビ達と一緒にゴミ捨て場に捨てられていた大量の記憶のカプセル玉が戻って来る。
やはり終盤、暴走していたシンパイと、その暴走を止めたヨロコビが、ライリーらしさにはイヤな感情も含めて受け入れる事が大事であることを理解する場面がある。
帰り際にポスター見たら1番上に ”どんな感情も、あなたの宝物になる” と書いてあった。
おお、正に今見た映画に込められたメッセージではないか ( ̄□ ̄;)!!
なんと最初からポスターにチャンと書いてあったとは。何てこったいと思った (^^)
更に家でオフィシャルサイト見たら、監督メッセージには「自分自身を受け入れることをテーマとしている」となっている。あれ? ( ´゚д゚)
なんとココにも書いてあったのか、と驚いた (^^)
まあ、そういうわけで制作者のメッセージはかなり分かりやすく作品に盛り込まれ表現されている。
面白いと思った所を3つ。
・擬人化された感情達自身が、色々な感を持ってるところ。例えばヨロコビにも悲しみや怒りの感情があり、カナシミにも喜びの感情があったりする。
・合宿から帰ってきたライリーに、合宿がどうだったかママが訪ねると、ライリーの ”ダリィ” が、「面白かったよ」とだけ答える。それを聞いてママとパパの ”シンパイ” が、「3日も合宿に行ってたのに、面白かった、それだけ?」とショックを受ける。
正に思春期の娘と思春期の娘を持った両親の心配の場面で面白かった。
・エンドロール途中の、誰にも言えないライリーの闇の金庫にニヤっとさせられた。
【”成長するってヨロコビが少なくなること?カナシミが増える事?”今作は思春期に入った人が経験するシンパイ、ハズカシ、ダリィ、イイナーと言う新たな感情を受け入れて成長する事の大切さを描いた作品である。】
ー 夏休み真っ盛りという事もあり、沢山のチビッ子達に混ざって鑑賞。ざわついていたけれど、久しぶりにチビッ子達が映画館に沢山、親御さんと来ている姿を見るのは、嬉しいモノである。-
■子供だったライリーももう、高校入学を目の前にし、得意のアイスホッケーを頑張る毎日。そして、高校で有名アイスホッケーチームに入るために、合宿に入るのだが親友二人が別の高校に入る事を初めて知ってショックを受ける。
更に、ライリーの脳内には今までになかったシンパイ、ハズカシ、ダリィ、イイナーと言う新たな感情が産まれ、彼女は合宿中に混乱して行き、司令部で幼いライリーを支えて来たヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカたちは戸惑いを隠せない。
◆感想
・シンパイ、ハズカシ、ダリィ、イイナーのキャラクター造形と、日本語吹き替えの方々の声がとても良い。
特に、シンパイを担当した多部未華子さんかな。資料を見るまで分からなかったけれど、シンパイがライリーを想ってドンドン心配して、頑張る姿と声がとても可愛い。
・ライリーは、合宿でチームメンバーに選ばれるかどうかシンパイでありながら、それを素直に出すのはハズカシくって、わざと強気の態度を取ったり、ダリィ感じでソファに足を組んで座ったり、憧れの先輩に認められたくて(イイナー)髪の毛を一部赤く染めたり。
・そんな彼女の変化に気付いたヨロコビをリーダーとする、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカたちは戸惑うのだけれども、どの感情もライリーの為を想って頑張る所が良いんだよね。
■シンパイが、先走ってドンドンドンドン悪い事を考えてしまって、それがライリーに伝わってしまい、ライリーが練習試合中に個人プレイに走ったり、危険なプレイでペナルティを取られたり・・。
けれども、シンパイが自分でもドンドンドンドンどうしたらよいのか分からなくなって、ぐるぐるぐるぐる回り始めて、漸くヨロコビに止められた時に、目から涙がポロリと零れる姿は、何だかこちらも涙がポロリと出そうになったよ。
<混乱状態の中、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカたち、ライリーを幼い頃から支えて来た感情たちと、シンパイ、ハズカシ、ダリィ、イイナーというライリーが思春期になって芽生えた感情たちが、協力してライリーのために頑張る姿は良かったな。
そして、ライリーは全ての感情を受け入れて、清々しい顔でアイスホッケーのコートに立って仲間達にパスを出すんだよね。
今作は、自分自身を偽らずに、正の感情も負の感情も受け入れる大切さを描いた作品ではないかな、と思ったな。
それはムズカシイ事なんだけれども、そのムズカシサを乗り越えて大人になって行くのではないかな。
ラスト、コーチから来たメールを見たライリーの輝く笑顔がとても素敵で、このシーンも良かったな。
今作は、折角の夏休みだし、子供さんと見ても良いし、オイラのようにオジサンが一人で観ても面白い作品だと思います。>
大人にもオススメな作品
個人的な話だが、私のパートナーはパニック障害で映画館に行けない。
だから私は一人でいつも映画を観に行く。
観てると私のパートナーのことと被り、胸が詰まった。
この映画観せてあげたい。
どの感情も"私"の人生を幸せにしたいと思ってていつも応援してくれてる。ネガティヴにうつる感情達にも役目があって、喜びは沢山間違うんだけど、私がいなくなってもこれだけはなくしたらダメと動く。それに力を合わせる感情達。
これに胸が締め付けられない人はいない。
心配が暴走しちゃうシーンは見てて本当に辛かったな。
現実の世界で同じ感情たちが宿っていても私達は分かり合えない。
感情達は私達の周りの人でもある気がする。怒りん坊に、いつもイライラしてるあの人、心配ばかりする人、イイナーが行動原理みたいな人。
色んな人が人生に登場してそれぞれの人生を彩る。
私はどんな人なんだろう?
私はパートナーに対して沢山間違えてしまうけど、ヨロコビのようになりたいと思った。
出来たらディズニーには有料配信してくれてら嬉しい。
という事で、今回の映画は誰が観てもいい映画です。
ピクサーっていいなぁ。
色々ディズニーは問題山積みだけど。
大好き
前作インサイドヘッドが大好きすぎるので今回満を辞してスクリーンでこの面々が見られて幸せだった。
1の完成度が高すぎてやっぱり越えられない壁はあったけど普通に楽しめた。
みんないい仕事してたよ。
今回は思春期ってことで自分でも当時と照らし合わせて思い当たるような行動があったりして懐かしいなと。
欠点も含めて自分だし、人に好かれるように自分を曲げる必要は無いよというお話。
流石にビンボンレベルの大泣きパートはなかったけどシンパイが暴走するところは切なくなりましたね。
何が良かったかって、今まで感情達がライリーをコントロールしてたのに最後はライリーが感情をコントロールしてヨロコビに操作させたところ。子どもの成長が感じられる瞬間でした!
シンパイ
シンパイが不安を払拭するために一生懸命になるけど、
最後はどうにもならなくなって
思考が止まり涙が溢れるシーン
とっても良かった。
最後感情達がライリー自身を抱き締めるシーン。
これが出来るようになったら、少し自分を好きになれるかも
シンパイの気持ち分かる😭
今作で出てくる新キャラ、「シンパイ」に共感してしまった。自分を守るためにズルい自分になってしまう事ってあるよ😅
でも、そういう嫌な面も含めて自分なんだよね。それを受け入れて変えていくって事が成長なんだよなぁって懐かしい気持ちになった😊
この映画で描かれているように自分の頭や心の中も、こうやってそれぞれの感情たちが話あったり、ぶつかったりしているのかなって思うと全ての感情が大切で愛おしく思える😆
物語終盤のライリーが全ての感情を受け入れ、「ヨロコビ」と共にスケートリンクを滑るシーンは感動だった😭
自分らしさ
この映画観る日の直前にインサイドヘッド1を観て感動して泣いて、色々なところがとても良くて、2も楽しみにしてました‼︎
吹き替え版で観て凄く面白かったです‼︎
周りと合わせながらライリーが会話するシーンや、心配が増えすぎてしまうところなど、共感できる部分がとてもあって良かったです‼︎
ライリーに感情移入がとても出来て、終盤は声が出るぐらい泣きました
映画館だったので声を抑えるのに必死でした
さらに日本語版のエンディング曲が良くてさらに泣けてきました‼︎
観た後気付いたのですが、この映画のために作られた曲ではなく、昔からある曲なのに映画ととても合っていて驚きました‼︎
マイエレメントを観た時も思いましたが、選曲が凄く良いです‼︎
自分らしさを認められるメッセージ性もあって良かったです‼︎
前作で好きになったカナシミも活躍してたし、ハズカシも最後頑張っていて好きになりました‼︎
傑作でした‼︎観れて本当に良かったです‼︎
プレゼント
前作がめちゃくちゃ感動もので、しかも共感できる部分が多くて、これぞディズニーといった作風だったのですが、続編である今作もその心意気そのままに、思春期になったからこそ増えた感情に惑わされるというテーマに昇華していたのがお見事で、やっぱこのシリーズ凄いわってなりました。
思春期に突入する事で感情が増えていく様子を、司令室のギミックを増やすという映像にしたのがとても良くて、単純な感情たちは遠くへ飛ばされ、新たな感情で自分の生き方を構築していくという誰しもが通ったことのある感情の変化の描き方が本当にうまかったです。
シンパイが新しい感情の中ではメインで動くのですが、ある程度の年頃になると、周りの目を気にしたり、もしこれをやったら自分は…みたいな悪い方向に物事を考えてしまうのが強く描かれていて、悪い事を考えて少し気を紛らわしているのもリアルにあったし、なんなら今も悪いことばっか考えているなと強く共感してしまいました。
イイナーってふと感情に出てしまうのも分かりますし、ハズカシのように振り返ったりしてすぐ顔が真っ赤になってしまうのも本当に分かります。数秒前の発言でやっちまった〜って思うことが1日1回は確実にあるもんですから大変です。
ダリィの感情は気を抜くとフッと出てしまったり、カッコつけの時に出てしまうのもあるあるで自分を見ているかのようでグサグサ刺さりました。
ナツカシが出てきたら本当に過去が積み重なっているなとなるので、嬉しいような寂しいような…笑
ライリーの行動が昔の自分を見ているかのようで、先輩後輩という最初の縦社会に順応していかないといけない様子や、馴染むためには友情を切り捨てなきゃいけないところとか、周りが見えなくなって暴走してしまうところとか、改めてあの頃の感情ってこんなに忙しなくしていたのかとアニメを通して伝えてくれるこの作品の良さに触れれた気がしました。
アニメーションはやはり素晴らしく、感情の世界のカラフルさや、独特な世界観を構築するギミックも盛りだくさんでアトラクション的な楽しさがたっぷり詰まっていました。
監獄から脱出するシーンなんか、次元が違うアニメーションが協力して抜け出していくメタ的な面白さもありましたし、とにかく画面がカラフルなのが目の保養になっていて素晴らしく、キャラの表情が前作以上に豊かなのも素晴らしかったです。
大ヒットしていますし、個人的にはベタですが3作目で一人立ちしていくライリーの感情たちを観ていきたいですし、人生の節目を迎える瞬間どうなっていくのかというのも観てみたいです。
自分の感情のコントロールは難しいけれど、その中で自分を見つめていく大切さを説いてくれる良いシリーズ作品だなぁと思いました。
ディズニー、無事に大復活ということでおめでたい。
鑑賞日 7/11
鑑賞時間 19:00〜20:50
座席 G-7(試写会にて)
思春期の時に見てたら
先日、試写会に行ってきました
ストーリーが始まる前に監督の言葉
『この映画は、自分自身を受け入れることをテーマにしています。ダメなところも含めて、自分を愛すること。誰しも愛されるために、完璧である必要はないのです。』
この言葉で、始まってもいないのに泣きそうになりました笑
自分自身、悩んだり落ち込んだり悔やんだり憎んだりするようなことが最近あって、自分はなんてダメなんだ自分なんてと思うことがあり、でもこの言葉を見てそんな嫌なところも自分でそれを受け入れてあげようと思えた
内容は、シンパイがまさかの女の子だったことが驚いて、新しく入ってきた仲間たちもみんないいキャラで好きだなぁと思った
新しい仲間もどれも個性豊かで素敵だった
自分の感情たちはどんな風貌なのだろうどんな会話をしているのだろうと気になったよね笑
お父さんたちの頭にいるキャラも個性あって可愛くて
でもストーリーが少し早く感じたのと子供の頃好きだったキャラが出てくるシーンがなんの茶番なのこれって思ったかなぁ笑
友達もとっても素敵であーゆー友達っていつまでも仲良くいれるんだよねぇ
きっと遠くに行ってもあなたたちの友情関係は崩れないよって伝えたくなった
自分が思春期の時にみていたらどう思っていたんだろうとか
色んな気持ちが出てきて複雑な気持ちが出てくるところがとても共感出来たし感動ありの作品だった
日々行きにくい社会で自分に自信をもったり自分を愛したりすることの大切さを感じました
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