インサイド・ヘッド2のレビュー・感想・評価
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竜巻に勇敢に挑む女その2
まぁまぁだった。
個人的にストーリーは2015年公開のインサイドヘッドの方が良かった。
まずインサイドヘッド2でライリーがやってるアイスホッケーは習ってる子供も少ないし共感が薄い。
ライリーも思春期になったけど、「分かる!自分もこんな経験あった!」って思う描写も2015年公開のインサイドヘッドと比べて少なかった。てかほぼアイスホッケーやん、、ってなった。アイスホッケーの印象しか残ってない。
シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシの新キャラクターの登場は思春期イメージできて良かった。
ただ、もっと普通の子供が経験するようなものが足りなかった気がする。もっと学校で経験するようなこととか、思春期中の家族関係とかの描写が個人的に欲しかった。友人関係の描写は考えさせられたから良かったし共感はできた。
まぁ友達や知り合いにはおすすめしない映画、、
キャラクターの動きや仕草、背景なんかは良かった。
やり過ぎ
どうにも…けたたましい。
1作目もこんなだっけ?
とにかく台詞に捲し立てられる。
13年かけて作られた性格が「私はいい人」ってのも気に入らない。
様々な感情は自分だけのもので、推奨モデルなんかはないはずで…それにも関わらず、画一的なスタンダードがあったような気がしてならない。
それを「ヨロコビ」達が押し付けてるような気もしてて…なんかこんなシステムだったっけと頭を傾げる。
1作目は年も幼く、自我を形成する時期だったから気にならなかったのかしら?
今回は思春期で…様々な感情が生まれて、より複雑になっていくみたいだ。
「心配」とかが出てきて、リアクションが多様にもなってその経緯に感心はする。
なのだが、途中から対立する構図になって、ライリーの主導権の奪い合いみたいになる。何を見せられてんのかよく分からないのだ。
なんか言わんとする事は分からなくもないのだけれど、お節介が過ぎるというか、エンタメが過ぎるというか…俺は楽しくなかった。
ただ、公開してしばらく経つのに映画館は満席に近い状態で、隣の席のJKだかJCだか微妙なお年頃の女子は、館内が明るくなった途端「良かったー」と感激した様子だったので、良い映画だったのだと思う。
結構楽しみにしてたんだけど、ライリーの成長の割には全ての感情がなんの成長もしてなさそうだったのが、不満だったのかもな。
見る価値あり
カナシミの存在が受け入れられたり
どれも大切な感情というのをより深く考えさせられたり実感しました。
映画を見ながら
それわかる!!と言うような共感シーンもあれば見てて身勝手すぎイライラする…と感じてしまうシーンもあってこういうふうに感じられるようになったのも私の成長だと感じましたし、いくつものシーンを重ねる毎に感情に支配されてるという感じが好きです。
ただ、最後は感情たちの操りではなく、ライリー本人の在り方を優先したところが成長に感じました。
ライリーだけではなくて感情の子たちも共に成長してるように感じられて素敵だなと思いました。
大人になると感情のままに動くのでは無くなってママやパパたちの感情みたいに落ち着いていくのかなと思うと3が出るの楽しみです。
思春期の揺れる心
鑑賞日8月12日。前作は、関心はあったものの、主人公(?)が子供である事と、あのビビッド過ぎる色遣いが好みでないので結局観ませんでした。本作は日本人が新キャラクターをデザインしたと聞いて観る事にしました。前作のイメージに沿ったデザインなので色は派手ですが、キャラクター達は前作からのキャラも含めて可愛かったし、造形はとても良く出来ていると思いました。
些細な事で舞い上がったり、ドーンと落ち込んだり、思春期の感情たちは忙しい。うんうん、そうだね。私はあんなキラキラした十代を送ってきませんでしたが、理解できます。
でも、結局、3日間のキャンプをうまく乗り切れるか、というテーマに対して、ストーリーが大袈裟過ぎません?そのうち、「ときめき」とかが出現するんでしょうか。その度に大騒ぎするのかな。
私はオバサンなので、真木よう子さんの「脳内ポイズンベリー」の方が好みです。そちらに出てくるキャラクターは、「記憶」「ポジティブ」「ネガティブ」などで、協力して主人公を支え、守ります。
本作も勿論、「ヨロコビ」たちがライリーを守るんですが、指令室から操作する感じで、自分たちがライリーを導いたから良い子になった、というような事を言っていたのがちょっと上から目線に感じました。
でも楽しい話ですから、10代20代、ファミリー向けにお勧めです。
前作未見。思春期女子めんどくさい!というだけのお話が、こんなにカ...
もっと見たかった
思春期の最高なプレゼント
🧠あらすじ
ライリーが中学校3年生となり、ヨロコビたちの5つの感情がライリーを守り続けた。そして、ライリーは思春期を迎え、新しい感情たちがやってきて、ライリーが手に負えなくなったヨロコビたちは、新しい感情のシンパイたちに司令室から追い出されてしまう。そして進学のとき、ホッケーと友だちで悩むライリーにシンパイがライリーの新しい感情を作っていく。
🧠さすがディズニーなところ
・エンドロールに私達の子どもたちの人生に贈ると書いてあった。
🧠よかったところ
・ナツカシ最高だね!
🧠学び
・自分の長所だけが自分らしさではなく、悲しいときも、いいなと思うときも、イライラしているときも、心配しているときも、恥ずかしいときも、ムカつくときも、怒っているときも、ビビリなときも、だるいときも、マイナスは決して悪いことではなく、全ての感情に自分らしさのストーリーがある。
・もっと自分らしく体を軽くして生きようと思った。
🧠いまいちなところ
・大人向けの作品であり、子どもたちの集中にはもう少し笑いがあってもよかったかもしれない。
悩んでいる思春期には最高なプレゼントな映画、親としてどういうふうに子どもと接するかも勉強になる映画でした。
自分のマインドを俯瞰してみる
ある種の(よくあることだと思いますが)大人は軽んじてばかばかしいと思ってしまうかもしれません。この映画を一人で劇場で観ようと思う人は多分少ないでしょう。
恐らくそれは常識とか他人目を気にしてしまうからだと思います。つまり、本質や大事な事を考えるよりも、世間体からして、インサイドヘッド2を観ている自分が妥当かどうか、かっこが付くかどうかがどうしても優先されてしまうと思います。
子供向けの優れた映画は、しばしば大人にとっても人生を考える大事な事が散りばめられ、大きなテーマに繋がって行く事が多いと思います。正面から映画の内容と対峙して初めて子供だけの問題ではない事に気づき、自分自身もイキイキとした感性を生かし日々人生を歩いていける様な気がします。
心やマインドの問題はどんな事にも関わっている大事なことだと思います。全ての人がマインドの持ち方についてそれぞれの新しい発見があれば最高だと思います。私は子供向けであっても人目を気にせず、面白そうな映画はどんどん観るようにしたいです。👍
自己受容の物語
観てきた人に聞いたら、「面白くなかった!シンパイが余計なことばっかりするんだよ!」と言っていたので、これは観たいと思いました。
シンパイが余計なことをする…まさにいつものわたしなので。
子供の頃は、単純で楽観的である意味乱暴で、何も気にせず自分の気分のままに生きていたけれど、大人になるにつれ色んな事が気になって人の目も気にするようになったり、どんどん厄介な自分に手こずってきました。
シンパイなんかしなければいいのに、ハズカシイもなければいいのに…でも、全部自分なんだって受け入れて色んな気持ちを大切にしたいと思いました。
観てよかったです。
思春期真っ最中の子供に見せたかった…
思春期というボタンが現れたり、新たな感情たちが登場してやっぱり視点はとてもユニークで面白かった。
ただ、シンパイが(悪気はないけれど…)とてもウザくて映画を見てイライラ…
最後はディズニーらしく(感情の中の)主役と仲直りして終わりという、幸せな終わり方。
映画を見るのは日々のストレス発散を目的としてるのでもうちょいスカっとしたかったな…。
でも今後のライリーと感情の成長も見てみたい!大人になったライリーの頭の中にはちょこちょこでてきてた『ナツカシ』もでてくるのかなw
見てよかった!
思春期の感情の爆発を見事に表現!!
人間の感情については、皆さんご存知のように、釈尊など仏教の世界ではすでに解明されているものなので、この映画の言わんとすることがとてもよくわかりました。結論から言って仕舞えば、あらゆる感情は地獄から仏の境涯までを含んでいて、全てが愛すべきものなのですが、そのことを改めてわかりやすく教えてくれた名作です。精神世界なかんづく感情の世界は、深くて広く、宇宙大のものですが、そのことをこんなに丁寧に表現してくれてありがとうと言いたい。ただし、感情は勝手に起こってくるものです。自分が意識したから起こるものではありません。思うに宇宙のチャンネルから電波を受け、自動的に感情が爆発しているものだと私は勝手に想像しています。ですので、自分というものはないのかもしれません。この作品の中では、シンパイとヨロコビが対立しています(実際は心の中では振り子のように揺れてます)。私たちも常にネガティブとポジティブが心のなかで戦っていることを思うと、納得して腑に落ちるシーンの連続に驚きと感動が沸き起こりました。最終的にはポジティブな感情が勝つ?のですが、俯瞰してみるとネガティブな感情もポジティブな感情も人間らしさの表れと思うと、とても愛おしく感じました。設定では13歳の少女の中に起こる思春期の揺らぎですが、私たち大人にとっても非常に学ぶことが多いです。それはあらゆる感情を俯瞰して、そんな感情を生み出す自分とうまく付き合っていくべきだと教えてくれている気がして、心が暖かくなりました。
追記 カナシミの声を大竹しのぶ、シンパイの声を多部未華子が演じていましたが、バッチリハマっていました。しかもセカオワの最後の楽曲、ストーリーにハマりすぎていて涙が出ました(笑)ヨロコビのキャラクター可愛い!
思春期を迎えたライリーに新たな感情が芽生えます。これからもライリーがライリーらしくあるために、彼女の心の内が揺らぎせめぎ合う姿を描いたお話です。
前作は劇場で観た記憶あります。えーと…何時だったか。
とオモイデが遠い記憶を検索中。
あ。2015年8月でした。9年前です。(…遠い目)
”とりあえずこっちも観なきゃ” とコウキシンが脳内で騒ぐ
ので鑑賞することに。・_・
さあ鑑賞開始。
主人公の女の子はライリー。13才。
アイスホッケーのチームに所属。腕前はなかなか。
先日の試合では勝利したものの、反則やらかして退場。あら。
そのことがずーっと気になっている。
そんなライリーの頭の中では、ヨロコビをはじめ「感情」が
ライリーの言動に影響を与えている。ふんふん。
ライリーにはホッケー仲間が二人いる。
ある日の試合後、高校の強豪チームから「合宿に参加」しないかと
ライリーたち3人に声がかかる。嬉しい。
有頂天になり、高校でも3人でプレイする場面を想像する。
ところが合宿に行く途中、2人から思わぬ発言が…。
二人はライリーとは違う高校に行くというのだ。ショック。
# 憧れの選手のいるチームに入りたい
# 今まで一緒だった仲間と離れたくない。
年上の先輩たちに認められたくて、背伸びしてしまう
今まで好きだったものを、友人二人の前で貶してしまい
実力を認めてもらいたくてスタンドプレイに走ってしまい…
その挙げ句、友人に怪我をさせてしまい…胸の内に生まれて
くるのは、焦り 不安 後悔
次第に情緒不安定になっていくライリー
何とか感情をコントロールしようと、一人で頑張るシンパイ。
シンパイに君たちはもう要らないといわれたヨロコビたちも、
ライリーの経験した「良くないこと」を遠くに捨て去ろうと
していたことに思い当たる。
今までの経験・体験は、ライリーに必要なものだった
ヨロコビたち、今までのライリーの感情と、
シンパイたち、新たに生まれた感情とが一つのライリーとなる。
そして…。
◇
と、こんな感じのお話でした。
つまらない作品ではないのですが、観ていて疲れました。・_・;
9年前の作品のときはどんな感想だったかなぁ と前作の鑑賞
メモを確認。前作も今回同様「疲れた」の感想。あらま。
(※前作のレビューは書いていません)
ヨロコビとシンパイが、ライリーを何とかしようと忙しなく動
き回る姿。それを一緒になって見ていて「疲れた」と感じた
訳なのですが、良く考えてみればそれは
思春期に入りかけた少女の心理の変化を「本人+感情」たちと
一緒に追っかけ回ったからなのだろうな とも思います。
その点で、子供のそして思春期に差し掛かった少女の心理を
上手く描いた作品かなとも思うようになりました。
観て良かった作品と思います。
続編出来ないかな。
(出来るなら9年後よりは早めを希望♡)
◇あれこれ
■もの足りなさを感じた要素
思春期といえば、初恋。
…かなぁと思ったのですが、恋愛要素は前作にも今作にも
描かれませんでした。(今回のは「憧れ」でしょうか?)
次作があるのなら、そのあたりを観てみたい気がします。・_・
■遠くに飛ばされた「嫌な記憶」たち
ヨロコビたちがライリーのためと考えて、良くない想い出を
脳内の遠くまで吹っ飛ばしていました。 あれー。
そんな事をしたら人格形成に歪みが出るのでは…と心配して
いたのですが、最終的にそれらを含めて思春期に立ち向かう
新しいライリーが生まれる伏線(?)になっていたのは良い
展開でした。(個人的に好き)
嫌な経験もすべて、自分の一部ですよね。 (…しみじみ)
■ヨロコビの表情♡
アップの表情ではなく(失礼?)比較的小さめに画面に映った
ヨロコビの表情。それが百面相みたいに色々な表情に変化する
のです。クルクルと。
その変化がとても可愛らしくて、癒されました。 はい。
◇最後に
エンドクレジットの中に「田中敦子」さんの名前を見つけました。
この作品ではライリーの母親役で出演されていたのですね。前作
もそうだったのでしょうか。
謹んで哀悼の意を表します。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
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