インサイド・ヘッド2のレビュー・感想・評価
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シンパイ!!!!ってなった
めっちゃシンパイに対して、「おい!こら!」って気持ちになりながら見てました。
感情達はみんなライリーのことが好きで、彼女のことを思っての行動はわかるんですけどね。
どんどん環境がかわって、交友関係も変化する。
新しい土地でも早く周囲と馴染めるように、とライリーのことを想って行動するんだけど結果的に彼女らしさが失われ、空回りしてしまう。
とはいえ今までずっとライリーと一緒だったヨロコビたちも、「ライリーは勉強が出来て優しくて勇敢で友達想いの女の子」といった感じに思い込んでいる。
それは事実なんだけど彼女だって人間なんだから失敗もするし、イタズラをして誰かを困らせることもある。そういう部分も全部引っ括めてライリーという人格が形成されてるわけだけど、ヨロコビ達は「ライリーが悲しいことを思い出したら可哀想!」って思っちゃうんだよね。
最初からずっと共にあった感情達からすると親が子を守ってあげてる、みたいなものなのかな?
でも子どもはいつまでも小さな子どもじゃない。
成長して大人になっていく。
色々経験して傷ついて悲しんで…
そのあたりはシンパイに共感したかな。
ライリーはいつまでも小さな女の子じゃないんだよ!って。
でも、最後の「ヨロコビ、ライリーが呼んでる」っていうのにはグッときました。
自分らしさってなんだ?自分じゃどうしようもできないことも引っくるめて自分を形作ってるから
ライリーに思春期到来!!!? 周囲の目を気にしちゃうお年頃。私は全然ダメ!成長するって喜びが少なくなっていくこと…?今回は憧れの高校チームのホッケーキャンプで新しい感情も登場して大混乱!まさしく小さな大冒険で、描かれる内容は普遍的。本当にリアル。
今の若い世代にとっての『トイ・ストーリー』のような子供時代からのポートレートに、また号泣。なんだったら冒頭から、あのライリーが前作の後うまくやっている様子でうるりと若干泣いてしまった親心。非常にパーソナルかつ必然な傑作である前作に続き、本作も美しいアニメーションと深い内容に、心満たされた。ピート・ドクター脚本監督からバトンタッチしても、杞憂だった。ライリーは次の世代の"アンディ"と形容したくもなるけど、本作を見るとやっぱりライリーはライリー!!
話もうまくまとまっているし感情的に満たされた、色とりどり心豊かになるアニメーション映画の魔法。ピクサー好きな気持ちを思い出せた気がする。
勝手に関連作品『トイ・ストーリー』シリーズ、『ハイスクール・ミュージカル2』
P.S. ハズカシがノリノリなので、これはマヤ・ホークの声でも聞きたい。
にしても、日本版エンディング曲が本当に最低最悪で余韻もへったくれもなかった。ディズニーマイナスこと"Disney+"wのクソ仕様にしてもそうだし、本当に日本のディズニーって全然ろくな仕事しないよな。
え、レビュー消えた?!!! ナゾ現象発生したので再投稿
愛すべき感情たち
これはすごいです。
人の中にある感情の世界を描いたとても素敵なお話。
人間だもの色んな感情を持って生きている。喜んだり悲しんだり、泣いたり笑ったり。それ以外にももっともっと多くの感情が存在してますよね。でもその内のどれかが突出してもダメ。全部が揃って一人の人間です。だってみんな自分の中から出て来る感情ですもの。
なんかこの映画途中からサスペンス見てるみたいにハラハラドキドキ。
「ライリーそっち行っちゃダメ!こっちへ戻って!」って。
でも暴走を始めちゃったシンパイだって、それを阻止しようとするヨロコビたちだってみんな想いは一つ。ライリーに良くなってもらいたいと言うことだけなのです。
自分の中の感情さんたちもこうやってがんばってくれてるのかな?なんて考えるとおかしくなり、自分の中にある感情さんたちが愛おしく思えてきました。
吹替版のエンディングの歌も素敵な曲でした。
子供から大人まで、全ての世代の人に見てもらいたいと思います。
いい映画を見ました
思春期って巻き込まれる周囲も含めこんな感じだったな。ウルッとさせら...
ん〜、期待外れだった
前作のような心に残る感動は…
日本語吹替版を観ました。
声優さんの演技はどれもハマってて大変良かったと思います。
強いて言えば、シンパイの多部ちゃんとイイナーの花澤さんの
声色がちょっと似てたかな?中村さんがまた良い役をもらったなと笑っちゃいました。
本編の内容ですが、前作が感動路線だった(と言っても記憶が若干…)のに対して
今作は割とギャグ路線の志向なのかな?という印象を受けつつ観てました。
脳内のニューロンみたいな糸を引っ張ってちぎれたらどうなんのよ?とか
お前らがボタンを押さなきゃええやんけ!みたいな心のツッコミが絶えない中
サ○ス・アランを彷彿とさせるランスの珍技には思わずフフッとなってしまいました。
ただ、思春期とは言えライリーの情緒不安定ぶりを過剰に演出しすぎかな~と。
終盤にかけての評価ノートの盗み見はライリーらしからぬ行動だったので
もっと深掘りというか別の意味を与えても良かったと思う。
例えば有島武郎の「一房の葡萄」みたいな感じで…(いや重すぎっか…?)
前作のような心に残る感動ははっきり言ってなかった。
全体的にはちょっと予定調和な展開だったと言わざるを得ない。
ライリーが独り休憩席で過呼吸気味になってしまう場面では
どうせ旧友が助けてくれるんでしょう?と冷ややかな目線の自分がいました。
それとヨロコビ達が司令塔に帰ってきた場面が、結局どうやって助かったの?
と思う不自然なつなぎ方だったように見えました(見落としていたら申し訳ない)。
内の世界の展開が複雑になってくるにつれ、何も考えずに頭空っぽで観るのが
正解なんじゃないかと思い始め、気づいたら本編が終わっていた(笑)。
各感情がさも意思を持っているかのように振る舞うので、ボタンを押さなきゃ
いいだけじゃーんと初めは思っていたのですが、あくまでライリーが感情の主体で
感情はそれに伴って発現している(全自動芝居みたいな?)だけなんでしょうかね。
ライリーがどんどん情緒不安定になってくるもんだからメンタルカウンセラーみたいな
重苦しい展開もよぎったのですが、良くも悪くも軽快な作りに仕上がっていて
やはり物足りなさも多く感じてしまった残念な続編でした。
日本語版主題歌は作品のイメージに合致していて個人的に好印象でしたよ。
情緒不安定さを視覚化
思春期以降に訪れる、不安、羞恥に嫉妬などの感情により、目的を遂げたいという焦りに支配され、手段を選ばずにやってはいけないと頭では理解している卑怯な行為に手を染めてしまいがちな情緒不安定さを、見事に視覚化。
かなりよかった前作を、きっちり超えてきたクオリティの高さに感服しました。
エンドロール後にも映像があるから、明るくなるまで席を立たないことを推奨。
思春期の頃の自分と重ね合わせて泣いてしまった!
ウッディの悪い意味での上位互換、それがヨロコビ
結論から言うと…あまりハマらずでした😭
良かったところから言おか?笑
まずつまらない訳じゃないのよ全然。
それは天下のディズニーさん、強いてはピクサーさんなんでー。
頭いいヤツらが一生懸命考えて作ってるんで、つまらないとかでは無いです。
前作はヨロコビとカナシミがメインで、ビビリ、ムカムカ、イカリの3人はほぼモブだったけど、今作はオリジナルメンバー、1期生の5人でメインだったからそこは良かったかな。
あとは、“成長するってヨロコビが少なくなる”みたいな表現があって、そこも共感できて良かったかな。
あと多部未華子の吹き替えね。
ただぁー!笑
まず設定にノリきれてないっていうのがあって。
ライリーっていうひとりの人間を、ヨロコビたちが操作して動かしてるみたいな表現が、あまり自分にハマってなくて。
設定としては凄く分かるんだけど、、ライリーっていう少女がなんかロボットチックに思えて仕方ないんだよね💦
人っていう生き物が、なんか味気なく感じちゃったのが1つ。
あとねー、ヨロコビのワンマン感におれの頭の中のムカムカが騒いでた←笑
トイストーリーのアンディを思うウッディの悪い意味での上位互換というか笑
ウッディを更にタチ悪くした感じがして、正直…ごめんウザかったー。
他の1期生たちも、ヨロコビに頼りすぎてて腹立つし💢笑
ありのままの自分を好きになれる
思春期といえば「初恋」ではないのか?
ライリーが思春期になって、心配だとか、羨ましいとか、恥ずかしいとかといった新しい感情が生まれる序盤の展開は面白いし、納得することもできる。
だが、そうした新たな感情たちが、喜びとか、悲しみとか、怒りとかといった根源的な感情に成り代わるというその後の展開には、正直、違和感を覚えざるを得なかった。
確かに、大人になると、子供の頃に比べて、喜怒哀楽を素直に表現することが少なくなるものだが、だからといって、それらの感情が完全になくなってしまう訳では無いので、やはり、ヨロコビ達を瓶詰めにして保管庫に閉じ込めるというシンパイ達の仕打ちは、度が過ぎているのではないだろうか?
保管庫で出会う手描きアニメやビデオゲームのキャラクターは、「そのまんま」の表現で面白いし、保管庫を脱出してからコントロール・ルームを奪還するまでの冒険も楽しめるのだが、そもそも、そうなる必然性が納得できないので、今一つ物語に入り込むことができなかった。
さらに、ライリーが思春期を迎えることになったきっかけが、名門ホッケー部に入部できるかどうかが決まる合宿であるというところにも、疑問を抱かざるを得ない。
思春期といえば、「自我の芽生え」とか「親への反抗」とか「自意識過剰」とか「コンプレックス」とかといったことが思い浮かぶし、最大のイベントは、やはり「初恋」ということになるのではないだろうか?名門ホッケー部への入部というのは、どちらかといえば「承認欲求」とか「自己実現」の話で、それらは、思春期よりも、もっと後に訪れる心の動きのように思えてならない。
実際、思春期特有の感情として登場したイイナーやハズカシに、ほとんど存在感がなかったのは、物足りないとしか言いようがない。
ここは、やはり、誰もが経験する「初恋」のようなイベントを題材として、彼らに十分な活躍の場を与えるべきだったと思うし、そうすれば、もっと身近で共感しやすい物語になったのではないかと思えるのである。
誰もがあの頃を思い出すストレートな作品
最高の質で楽しい映像
思春期の不安・・・大・大共感でした。
吹き替え版しか上映していませんでしたが、
吹き替えで大正解でした。
自分の思春期アラームが鳴り響いた時代を思い出して、
「辛かった自分」を思い、おセンチになり涙しました。
そうかァーーー、
シンパイが先回りして大騒ぎして大暴走してたのですね!!
高校生になるライリーは、、新しい高校の見学会で、
憧れのアイスホッケーチームの3日間のお試しキャンプに
参加することになります。
憧れのスター選手がいて、
そのチームに入りたい!!
入れるだろうか?
友達に溶け込めるだろうか?
不安は尽きない。
そんな時、親友の幼馴染の2人が別の高校へ進学することを聞き、
大ショックを受ける。
なんか不安やシンパイが分かりすぎて身につまされて
心が痛かったです。
ライリーはアイスホッケーの才能がある。
身長もすごーく伸びた。
見た目も可愛い。
その頃の私なんか、背は伸びないで太って行くばかりだし、
メガネにニキビで不細工、
運動は全くダメ、
小心者で内気でジョークも言えない、
(辛うじて成績はまあまあ、)
ともかく生きてるのが辛かったです。
私から見たらすごく恵まれてるライリーの
頭の中をシンパイが占領して、
カナシミまで、オロオロしてグルグル回る。
本当に映像で見る脳内は爆発寸前でしたね。
シンパイの声の多部未華子さんは、顔が全く浮かんで来ない
成り切りようでしたね、すごく上手い!!
カナシミの大竹しのぶさんも、アニメの見た目の、
太つろちょ・メガネのズングリ、
そのものの声でした。
こちらも素晴らしい。
ヨロコビさんは、美し過ぎて、完璧な超優等生キャラ。
やはり人間にはシンパイ、ビビリ、イイナー、ダリー、などの
負の感情や嫉妬(イイナー)が人生を色鮮やかに染めてるのね。
ライリーは脳内の葛藤を経て、
良い面も悪い面も認めて《自分らしさ》に自信を持とうと
思う。
それが成長すると言う事。
(負の感情に押しつぶされそうな思春期の君たち、
(愛してくれる誰かを心に思い浮かべて、
(自分の長所を思い出してみてね!
(そうすれば、きっときっと乗り越えられるよ!)
見やすかった!
感心、感動。
相変わらず感心しました。
脳の複雑な感情をよく説得力をもってまとめたなぁと
思ったけど、
今作はさらに複雑な思春期の感情を
こうなってたのか!こうなってたに違いない!と
納得させられれキャラクターと世界観、ストーリーに
感動しました。
ライリーの成長を見守りたい!インサイドヘッド5くらい
まで見届けたいと思える2でした。
新しい感情たちもキャラクターがよく出来てたし、
シンパイもライリーを守りたい一心の行動だから
嫌いになれない。
ボクはメンタルを強い弱いで判断されるのが
大嫌いなんですが、
メンタルが弱いとされるシンパイやカナシミ、ハズカシ
の大活躍に
自分の事を好きになれる映画だなと思いました。
ただ自分の思春期とライリーを重ねて、
素直に行動出来ない姿はイ〜っ!となって
見てられなかったです。
40歳を越えた私ですが、
思春期の頃の自分を抱きしめたくなって
ちょっぴり泣きました。
潔く単純明快
字幕版?吹替版?
夏休みのこの時期、海外アニメーション作品はどの劇場も「吹替版」中心の番組で、人気作品であっても「字幕版」の上映規模は意外なほど小さく案外選択肢がありません。特に本日の公開初日は「ファーストデイ」に合わせた繰り上げ公開と言うこともあって、TOHOシネマズ日比谷の中でも2番目の座席数のSCREEN1も平日昼にしては結構な客入りでした。
劇場で本作の予告が流れ出した数か月前、正直それほど興味はなかった本作ですが、先行で上映していた米国での興行成績や評判が非常に高いことを知り、無視できなくなって劇場鑑賞を決めました。ちなみに前作も劇場鑑賞し、いい作品だと思うもののそれほど思い入れもなかったため、念のため前日にも自宅TVで復習しての参戦です。
本作、全体的な話の構成は前作と概ね同じ「ザ・王道」な展開ですが、前作以上にハラハラさせてからの終盤の克服に大きなカタルシスとなる要因が「思春期(前作の最後にフリがあります)」という複雑で面倒な精神状態。そのため前作からの5つの「感情」に加えて新たに、4つの「感情」が加わります。この「感情のキャラクター化」についてはとてもよく考えられた設定ですし、勿論それぞれのキャラクターはとても可愛らしい。ただ、正直言うと話に当てはめるには少々強引さも感じていたのが前作における私の評価のネガティブ要素。ところが本作ではその点を含めて巧く結論に落とし込み、より納得度が高まっているように感じました。
とは言え、前述のとおり展開そのものは前作とほぼ同じで中盤はやや冗長。また、思春期なりの複雑な感情の揺れ動きを対応するため、字幕に出てくる言葉は思いのほか難しい。そのため、より理解と共感を高めたいのなら字幕版にこだわらず吹替版の方がよかったかな、と。
なお、Disney+契約の方なら配信開始を待つのもありかもしれませんが、キャラクターたちのテクスチャーは前作以上に微細で動きも滑らか。折角なら大きな画面で観ると、よりその愛らしさに魅了されるのではないでしょうか。ちなみに、本作もエンドクレジット後に一シーン入ります。少々長くて大変ですが、席を立たずにお待ちくださいませ。
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