「頭の中の私のための私達」インサイド・ヘッド2 たさんの映画レビュー(感想・評価)
頭の中の私のための私達
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1のが好きだったかなあと思いつつも今作も良かったです。
皆で複雑なライリーの気持ちをぎゅってしたところでめっちゃ泣いた。
感情が感情を選定してライリーを作るわけじゃなく、全ての気持ちふくめてライリーなんだね。悲しい気持ちもどこかに捨ておけない。だって人間だから完璧じゃないもの。
自分の中の感情達はどう動いてるんだろうという視点で見てしまいます。なので以下自分語り注意。
複雑なライリーの感情をぎゅっとしたところで皆ライリーが愛おしいんだねと。自分を愛してるのは自分なんだなあと不思議な感覚に。
ああいう全ての感情丸っと全部愛おしいと思うのを、夫や家族に対しては思うのだけど自分に対して感じたことはない気がする。普通はああなのだろうか。
私の中では不安がとても大きくて、今回の映画のようにいつも先回りして完璧であろうとしてる。喜びとかの自分の感情がわからなくなっていて、本当にあの金庫の奥に行ってしまってるみたい。だけどその感情達は多分今も私のことを愛してどこかで待っててくれてる、愛してくれてるのだろう。か。
自分がしたいこと、好きなことを不安なしに考えられないんだよなあ。傷つくことを恐れて安牌を探す癖がついてしまった。昔の純粋に楽しかった頃の思い出を思い返すことも自分の感情を探す旅にはいいのかもしれない。
どこかで待ってくれてる感情達に会えるよう頑張りたい。会ったら愛しそうにハグしてくれるといいな。
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