劇場公開日 2024年8月1日

「「感情たち」は「親心」のメタファーなんだな」インサイド・ヘッド2 みっくさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5「感情たち」は「親心」のメタファーなんだな

2024年8月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

ピクサーの1作目、「トイ・ストーリー」は今見ても名作・傑作なのだが、あのストーリーは、生まれた弟・妹に親を「取られた」兄・妹の話である。

本作(前作もだが)「感情たち」は「親心」のメタファーである。
(かなりデフォルメというか「極端」に描かれているが)
「楽しめるように」とか「危険がないように」とか「ツラい思いをしないように」とか考えちゃうんだよね。
なので、感情たちの誰しもに感情移入できちゃうし、「あるある〜」「こーゆー恥ずかしいこと経験ある」とか思いながら見てしまう。
(そういう意味では、昔の恥ずかしさを追体験させられるキツイ映画でもある)

10代の立場で見るのと、親になって見るのと、違った作品になると思う。
10代に戻って見ることができれば〜と思ってしまう。

みっく