「【”成長するってヨロコビが少なくなること?カナシミが増える事?”今作は思春期に入った人が経験するシンパイ、ハズカシ、ダリィ、イイナーと言う新たな感情を受け入れて成長する事の大切さを描いた作品である。】」インサイド・ヘッド2 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”成長するってヨロコビが少なくなること?カナシミが増える事?”今作は思春期に入った人が経験するシンパイ、ハズカシ、ダリィ、イイナーと言う新たな感情を受け入れて成長する事の大切さを描いた作品である。】
ー 夏休み真っ盛りという事もあり、沢山のチビッ子達に混ざって鑑賞。ざわついていたけれど、久しぶりにチビッ子達が映画館に沢山、親御さんと来ている姿を見るのは、嬉しいモノである。-
■子供だったライリーももう、高校入学を目の前にし、得意のアイスホッケーを頑張る毎日。そして、高校で有名アイスホッケーチームに入るために、合宿に入るのだが親友二人が別の高校に入る事を初めて知ってショックを受ける。
更に、ライリーの脳内には今までになかったシンパイ、ハズカシ、ダリィ、イイナーと言う新たな感情が産まれ、彼女は合宿中に混乱して行き、司令部で幼いライリーを支えて来たヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカたちは戸惑いを隠せない。
◆感想
・シンパイ、ハズカシ、ダリィ、イイナーのキャラクター造形と、日本語吹き替えの方々の声がとても良い。
特に、シンパイを担当した多部未華子さんかな。資料を見るまで分からなかったけれど、シンパイがライリーを想ってドンドン心配して、頑張る姿と声がとても可愛い。
・ライリーは、合宿でチームメンバーに選ばれるかどうかシンパイでありながら、それを素直に出すのはハズカシくって、わざと強気の態度を取ったり、ダリィ感じでソファに足を組んで座ったり、憧れの先輩に認められたくて(イイナー)髪の毛を一部赤く染めたり。
・そんな彼女の変化に気付いたヨロコビをリーダーとする、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカたちは戸惑うのだけれども、どの感情もライリーの為を想って頑張る所が良いんだよね。
■シンパイが、先走ってドンドンドンドン悪い事を考えてしまって、それがライリーに伝わってしまい、ライリーが練習試合中に個人プレイに走ったり、危険なプレイでペナルティを取られたり・・。
けれども、シンパイが自分でもドンドンドンドンどうしたらよいのか分からなくなって、ぐるぐるぐるぐる回り始めて、漸くヨロコビに止められた時に、目から涙がポロリと零れる姿は、何だかこちらも涙がポロリと出そうになったよ。
<混乱状態の中、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカたち、ライリーを幼い頃から支えて来た感情たちと、シンパイ、ハズカシ、ダリィ、イイナーというライリーが思春期になって芽生えた感情たちが、協力してライリーのために頑張る姿は良かったな。
そして、ライリーは全ての感情を受け入れて、清々しい顔でアイスホッケーのコートに立って仲間達にパスを出すんだよね。
今作は、自分自身を偽らずに、正の感情も負の感情も受け入れる大切さを描いた作品ではないかな、と思ったな。
それはムズカシイ事なんだけれども、そのムズカシサを乗り越えて大人になって行くのではないかな。
ラスト、コーチから来たメールを見たライリーの輝く笑顔がとても素敵で、このシーンも良かったな。
今作は、折角の夏休みだし、子供さんと見ても良いし、オイラのようにオジサンが一人で観ても面白い作品だと思います。>
やっと昨日見てきました〜、感想の部分、4段落目カナシミではなくシンパイだと思います!
映画みたあとにノブさんの感想を読み、また浸る、、がルーティンです♪映画、良かったですよね〜!
本日、共感数100以上のレビュー件数が10件に到達しました。
NOBUさん始めとして多くの共感を頂いた結果であると感謝します。
ありがとうございました。
今後ともご支援の程よろしくお願いします。
ー以上ー
こんばんは。
やはりNOBUさんはヨロコビタイプでしたか!
私はネガティブなので、物事をポジティブに捉えられる能力のある方が羨ましいし、尊敬しちゃいます。
私と反対で、子はとても自己肯定感が高く、打たれ強く、ポジティブなんですが。。
どこからそんな自信が?!と、母ちゃんは見ていてヒヤヒヤですし、常にシンパイ発動してしまいます(°▽°)
もっとどっしり構えたいものです。。
無敵NOBUさんなのに、お嬢さんはキビシイのですねw
ニヤっとしてしまいました。
帰省が待ち遠しいですね♪
素敵な夏休みをお過ごし下さい。
まだ日本にいた頃、たまに洋画アニメの字幕版を小さい子に見せてるお母さんを見かけました。お子さんたちがどのくらい理解できたかわかりませんが、最後まできちんと集中していていい子でしたね。当時はスパルタ?と思いましたがwww
いつも共感ありがとうございます。
この作品を親御さんが連れて観にくるのは、幸せなご家庭ですね。不安定な思春期だからこそ、いざという時支える大人達でいたいものです。