ローリング・ガール

劇場公開日:2024年2月2日

ローリング・ガール

解説・あらすじ

コロナ禍の韓国を舞台に、母親の経営する店で働くことになったニートの女性が、店を訪れる人々との交流を通じて人生を好転させていく様を描いたドラマ。

世界中で新型コロナウイルスが蔓延するなか、25歳でニートのジュリは、人との交流を避けて家に引きこもっていた。母親のヨンシムは厳しい状況のなか、キンパ(韓国の海苔巻き)の店を経営している。ある日、病気の祖母の看病のためヨンシムが店を離れることとなり、ジュリが店番をすることに。店を起点にさまざまな人との交流が生まれ、日常が大きく変化するジュリ。店番の日々を通して、次第に彼女自身も変化していく。

主人公ジュリを演じるのは、「ペルソナ 仮面の下の素顔」「賢い医師生活」「ムービング」などの話題作に多数出演するシム・ダルギ。

2023年製作/76分/韓国
原題または英題:Rolling
配給:ライツキューブ
劇場公開日:2024年2月2日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10

(C)2022. KWAK Min seung. All rights reserved.

映画レビュー

3.5 【今作は、コロナ禍の中、大学を辞めて引き籠っていた女性が母が営むキンパ店を一人任された事で、様々な人と出会い元気になって行くホッコリ巻き巻きキンパムービーである。】

2025年12月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

幸せ

癒される

■コロナ禍の韓国の何処かの町。
 大学を辞め、引きこもりのジュリ(シム・タルギ)は、母親のヨンシム(チョン・ウンギョン)から、祖母の具合が悪くなり看病の間、キンパの作り方を習い、店を任される事になる。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・今作は、観ていて、ホンワカとした気持ちになる映画である。
 出てくる数々のキンパも美味しそうだし、なによりも最初は仏頂面のジュリが、常連の沢庵アレルギーのイ・ウォン(パク・ヒョウォン)を或る日、試験会場に原チャリで届けた事から、突如登山が趣味のオジサンから頼まれた大口オーダーに対応するために、キンパ作りの手伝いを頼み、一緒に山に登り、キンパを届けたり、丁寧語の少年と交流を持ったりするシーンが、何だか良いのだなあ。

・ジュリの生活が、閉じこもり生活から無理やり解放された事で、彼女自身の心に変化を齎し、就活を始めたり、イ・ウォンと仲良く成ったりするのである。

・祖母は亡くなってしまうのだが、母と一緒にお酒を呑むシーンでジュリが、自然と涙を流すのも、解放の証だろうなと思うのである。

<今作は、コロナ禍の中、大学を辞めて引き籠っていた女性が母が営むキンパ店を一人任された事で、様々な人と出会い元気になって行くホッコリ巻き巻きキンパムービーである。>

コメントする (0件)
共感した! 1件)
NOBU

3.0 キンパ屋

2025年9月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

幸せ

コロナ禍の真っ最中、ニートの主人公は母から家業であるキンパ作りを手伝えと命じられる。
ぶつくさ言うものの、根が素直な主人公は一生懸命身に付ける。
祖母の看病で店を任された主人公は、いろんな人達との関わり合いから、人生の歯車を回し始める。
キンパ、美味しそうだった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いやよセブン

3.5 70点ぐらい。いい映画だった。

2025年7月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

微笑ましい感じのハートウォーミングな映画で、いい映画だった。

気分が少し落ちてたんだけど観たあと元気でた(笑)

ニートがキンパ店で働く話で、面白いかな?と不安だったけど、面白かった。

イヤな描写がなくて出てくるのは優しい人ばかり、観てると癒やされます。

元気ない人オススメです(笑)

そうじゃない人にもオススメです(笑)

観たあと、優しい気持ちに、ハッピーに、なれます。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
RAIN DOG

未評価 こりゃあ、キンパを食いたくなるでしょぉ

2024年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 おばあちゃんの看病の為に家を離れた母に代わってキンパ屋店頭に立つ事になったニート娘のお話。韓国映画にしては珍しく日常の軽やかな点描だけの物語なのですが、透明感のある落ち着いた映像とシル・ダルギの自然な表情が凄く気持ちよかったです。勝手な想像だけれど、この人は岩井俊二監督を好きなんじゃないかしら。

 そして、韓国にはキンパ屋なんてあるのかと羨ましくなりました。お昼ご飯としてなら一本でお腹一杯になりそう。チラリと映った値段表ではそれが3000ウォン(300円)でしたから、それなら買いたいなぁ。韓国に行こうかしら。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
La Strada