劇場公開日 2024年5月31日

映画 からかい上手の高木さんのレビュー・感想・評価

全159件中、121~140件目を表示

3.0監督の原作への愛を感じられなかった

2024年6月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

萌える

ドラマ版を観てから、現代で同じからかいを観て、時間を経ても変わらない関係を感じるのがこの映画の正しい見方。
10年前と現代を違う役者が演じるので、再びからかわれた驚きや嬉しさを表せていないことが残念

教育実習で美術を教える時、不登校の中学生の問題を解決する時に、10年前の経験を感じられる点が欲しかった
10年前の経験があるから今があると感じられず、同じ状況を作ろうとする考えが透けて見える

香川の自然をもっと感じたかった

高木さんは突然の転校でフランスに行き、絵を描くことに悩み、思い出の場所に戻ってきたのに、西片の薄い反応をされたことで落胆するだろうと思うと、映画を観ていて泣きそうになった

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Daiki Sugiyama

4.5理想的な漫画実写化

2024年6月1日
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 この作品は原作から設定や展開を変更しながらも、その魅力を損なっておらず製作陣の原作へのリスペクトを感じられ非常に好印象。
 また小豆島のロケーションや俳優陣の演技も素晴らしく実写作品ならではの魅力も感じられる映画でした。

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レベデンコ

1.0定番のオドオド系だか、、

2024年6月1日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

原作未読。今泉力哉監督ということで観に行った。今泉作品に定番の、前髪を下ろした髪型の、中性的で低姿勢な優男が主人公。
なんだけど、今回は主演の高橋文哉が演じている感が画面から伝わってしまう。自然にそこにいるようにみえない点では演技がうまいとはいえない、さらにはそもそもキャスティングから演出がうまくいったとは言えない。
突っ込めばキリないが、まずとても体育教師にはみえない。25歳男子にしては、幼すぎる。あそこまでオドオドする25歳男子はリアリティに欠ける。実物にいない、演じているだろうって、ってのがみえてしまう。
また今泉脚本に定番の、「え?」という聞き返しの多用も、この映画の主人公に関してはあざとい。聞こえてるだろう、なぜ聞き返す?ってのがみえてしまう。
これまた今泉作品に定番の、奔放で明るくて自由に生きてるオーラ満載で、男子をリードするヒロイン役、永野芽郁は当たり役なゆえに、主人公の男子の演出がもったいなくみえた。
原作未読なのでどのような脚本の設定の縛りがあったのかしれないが、今泉作品の中では初めてなくらいちょっと残念な出来でした。今泉作品ファンなだけに辛口評です。

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菜野 灯

4.0最後のシーンが好きかどうか!

2024年6月1日
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他の人も書いているとおり最後のシーンがかなり長く、これちゃんとまとまるかと思っていたが、最終的にはうまくまとめたなと思った。

西方がさすがに25にもなって、好きを認識してないのはおかしくないかとは思いつつ、それを上回るラスト!

原作好きな人からしたら賛否両論あるかもしれないが、個人的には好きだった!

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はらや

5.0実写映画の良さが伝わる映画

2024年6月1日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

ネット(主にYoutube)やコミックでこれまで見て、その良さを感じてましたなか、実写版映画を見て、実写で伝えられる素晴らしさが伝わってきました(どの役の人も演技力素晴らしく感じました)。スクリーンごしに見える小豆島ロケ地風景や生活模様、全てに渡って良い映画で、見に行って良かったと思いました。都合あえばできれば嫁さんと一緒にみたかったです。と言うかまだ期間あるから私は2度目で嫁さん連れて行くぞ。

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カツライス

4.5今泉力哉考

2024年6月1日
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鑑賞方法:映画館

今泉力哉監督はいつもながら、演者の台詞と台詞の間にえもいわれぬ感情と空気感を吹き込む方だと思っていて、本作でもそれはやっぱり健在でした。
こういう細やかさがあるから、観客の心の内核に沁み入る画が撮れるんだと思う。
テレビドラマ版全話も今泉力哉監督が手掛けていてNetflixで完視聴させて頂きました。
映画同様素晴らしい出来栄えで何度も見返しました。
やっぱり観て、損はない映画監督のひとりです。

ストーリー的には、大関さんと町田くんを昔の高木さんと西片と対比させてるだけでなく、ふたりの接着剤みたいになっていて面白かった。

この映画、疲れた大人が観ると、凄い清涼感が溢れてきます。なぜなら、皆さん、中学生の頃があったハズだから・・・

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ちゆう

3.5本当に戻りたかった場所

2024年6月1日
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鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

原作は漫画で、アニメやドラマもやっている?
そして、その世界の10年後を描いたとか。

ある島で中学校の体育教師をしていた西片のところに
突然中学時代の同級生高木さんが現れる。
二人は中学生の頃は、いつも高木さんが西片をからかい、
いつの日か西片はからかい返そうと思っていたが、
高木さんがパリへ引っ越し、離れ離れに。
そんな彼女が、西片が務める中学に教育実習生として帰ってきてから、
・・・というお話。

まあ、西片の鈍さに、歯がゆい思いをしながら観ていました笑

高木さん役の永野芽衣ちゃん、かわいいですよね、
西片に対するからかいっぷり、面白すぎだし。
西片役の高橋文哉さん、こちらもかわいい笑、からかわれっぷりがウケる、
高木さんの気持ちにも、自分の気持ちにも気づかない鈍感さ、すごい。
それにしてもいい大人が、中学生たちに逆に教わっていて、
いくつになっても恋愛は勇気がいるもんなんだな。

そんな二人が、本当に戻りたかった場所、それは。。。

小豆島で撮影したそうですが、のどかでいいわ~。
未だ行ったことがないけど、一度行ってみたい。
Aimerの主題歌もぴったりでした。

キュンキュンとまではいかないけど、ピュアで素敵な映画でした。
あー、歯がゆい、もどかしい、じれったい笑

この日は公開初日、舞台挨拶付きでした。
映画を観る前の挨拶でしたが、おかげで出演者の役どころ、
関係性や人間性も見え、よかった。

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あさやん

3.51年先も10年先も変わらぬ想い

2024年6月1日
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単純

萌える

映画館告知でひたすら流れてたので見に行きました 原作は読んだことないですしドラマは見逃したので事前情報は特に…

大多数の方が思われてる原作から10年後として実写化する意味はあるのか名前だけ借りた別物だというのは まぁ…そうだけど…と思いながら見ました

2時間のほとんどがじれったい(笑)
ヤキモキしちゃうけどなんか懐かしい気持ちにもなりました😄

小豆島の風景描写めちゃくちゃ良い
天気良いシーンが多くて

永野芽郁ちゃんカワイイ!
あんな子が明るく意地悪なんて最高ですね😽
高橋文哉くんカッコいい!
ナヨナヨした感じもいいですな
西方!カッコイイヨ!🙌

江口洋介やはり渋カッコいい…
齋藤潤くんはカラオケ行こ以来かな?
また学生服で歌わされてる…(笑)

ストーリーが平和で平坦すぎて多少眠くなりました…😞
結婚式場でプールに飛び込むシーンからウキウキな高木さんのところはめっちゃ良かった!
西方意外と突っ走りタイプなんだと
何も言わずに渡すシーン最高ですね!
美男美女は水に濡れても全然映えますね!

最後の告白シーン構図に変化少ない割に長いので良いシーンなのにあまり集中できなかった…

映画館で予告見まくったせいでストーリーの大部分が予想できてしまうのはどうなんだ…(笑)

昔のシーンと対比になってるとこ多かったと最後でようやくわかりました
せめてドラマは見ておくべきでしたな~😞

曲なんか優しく儚い感じて良かった
膝までの浅瀬で見つけた星って歌詞いいですね

個人的には色々言われてた割に楽しめたので良かったです

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ゆうき

3.5人を好きになるだけでも素晴らしい‼️❓驚愕の事実とは‼️❓

2024年6月1日
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好きとゆう意味すら理解出来ない彼と添い遂げようとする彼女の不安と勇気。
アニメや中学生ドラマでは、ほのぼのと観ていたのに。
余談だが、朝ドラ、半分青い、では、永野芽郁が相思相愛と確信していた佐藤健や中村倫也にことごとく振られてしまう、そうゆう好きじゃないと。
でも、にしかたは、そののものが欠落してるんですね、原作者大丈夫ですか、改変じゃないですよね。
からかうのは、それを予感してたからでしょうか、でも、直向きな十年愛で、想いは遂げることが出来た。
小豆島も主題歌も綺麗でした。
永野芽郁も、朝ドラの時から相変わらずです。
ハツピーエンドですが、妙な胸騒ぎと違和感を覚えました、でもこれで良いんですよね、皆さんの意見が聞きたい、是非。

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アサシン5

4.5あー、焦ったい

2024年6月1日
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 25歳にもなって、何、青春してんの、焦ったい。何度も心の中でツッコみたくなるんだけど、悔しいことに永野芽郁と高橋文哉の微笑ましい演技がそれを許してしまう。

 ラスト近くので2人の長いターンの応酬。いつにまにか涙している自分。ほんとは、こんな恋に憧れていたのかなぁ。
 好きなあの子がダメだったら、次はあの子にアタックしようなんて男性ホルモンに突き動かされた自分には無理な話しですが。

 斎藤潤くん、相変わらず上手い。相手役の白鳥玉季ちゃんの演技も自然すぎて隙がないから、ここでも泣きそうになった。

 高木さんと西片、将来、泥沼離婚でもしやがれ。そういう気持ちが湧くくらい、2人の絆に当てられっぱなしの2時間でございました。

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bion

5.0今週迷ったらぜひ。とてもよい映画です。

2024年6月1日
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今年204本目(合計1,296本目/今月(2024年6月度)4本目)。
(前の作品 「ファラン」→この作品「からかい上手の高木さん」→次の作品「お就活、人生~」(明日予定))

 こちらの映画です。

 すでに書かれていると思いますが、アニメ版とは違った展開、つまり、そのときの10年後を描く作品になります。これをもってThe End とするのか、「帰ってきたからかい上手の~」とかがあるかは知りませんが(ありそう…)、このシリーズを締めくくるのにはふさわしかった内容だと思っています。

 とりあげられているものも、その高木さんのいつもの「からかい」のことが入るのは当然ですが、10年たって今、当事者(2人)が教師、そして彼女が今その学校に「ある理由で」来ている、そんな現在において、中高を取り巻く環境は大きく変わっています。あまりこう「大きな」事件はおきませんが、一つだけやはり「これは最近よくあることなのだろな」というような出来事は描写されます。この点は「そのこと」についてもいいようにも悪いようにも描かれていないのが、この映画の「つつみこむやさしさの力」なのだろうと思います。

 映画として見たときにはどうしても終わり方の趣旨からして The End になってしまうのかなと思われるのが残念(もっと高木さんにからかわれたい=続編を見たい)といったところですが、続編はきっとあると考えて待っていきましょう。

 5月5週(6月1週)はそれほど「お客さんが吸い取られる」作品が目立ってみあたらないので(コナン級の作品だとそうなる)、開いている席をさっと見るのがおすすめです(平日、一般的に9時18時のお仕事の場合、19時くらいから高木さん見ようかなと思っても、20時、21時からという映画館も多いです)。

 採点に関しては特に気になる点まで見出せなかったのでフルスコアにしています。

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yukispica

4.0しっとり

2024年6月1日
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癒され文哉くん

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なつ

4.0ふわふわとイライラの最後に

2024年6月1日
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楽しい

単純

幸せ

とても25歳とは思えないラリーが

ずっと続きますので

かなりイライラが募りますが

最後にやってくれます。

そして

永野芽衣さんの透明感が

ダントツです

夏目雅子さん以来くらいです。

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れいん 【観る前にレビューは見ない派】

4.0ドラマとつながっているんですね。

2024年6月1日
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ラスト完結です。

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完

1.5この手の作品は90分程度に纏めてほしい

2024年6月1日
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二人の関係性が既に出来ているのだから、話がグダグダするだけで、まるでつまらない。
何よりも、
いつも素敵な永野芽郁が、ニコニコしているだけで全く魅力的に見えないのが、ある意味凄い事だと思う。

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ムーラン

3.0ドラマが無いと…

2024年6月1日
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楽しい

ドラマを見ずに映画に行ってしまったので残念なことになってしまいました。ドラマでの積み上げあっての映画でした。改めてドラマ見てみます。

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ショカタロウ

4.0からかわれたい

Nさん
2024年6月1日
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永野芽郁のからかいがかわいい。こんなからかいされて好きにならないなんて無理だろー笑。高橋くんが鈍すぎて、軽くイラっとするレベルだが、まぁなんかいい人なんでしょうね、笑。ほんわかあったかい映画なのでまったり見てられます。そして白鳥ちゃんがやはり好き。まだ14歳か。大人になってからの演技も楽しみだなぁ。

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N

3.5優しい人は告白できない?

2024年6月1日
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漫画もアニメもドラマも全く知らないけど、永野芽郁ちゃん好きなので、期待高めに着席。
スマホでアニメを観ていた高橋文哉演じる西片に、永野芽郁演じる高木から電話がくる。ん?何言ってるか分からないよな。母校の中学で体育教師をやってる西片は、翌日、教育実習生としてやってきた高木に10年ぶりに再会。わっ!再会シーンにビックリ。何でそこで待ってられたんだろうな。それにしても同級生数人が同じ学校の先生やってるなんてリアルにあるの?ちょっと違和感あったな。それと高木の研修が美術だったのが不思議だった。東京の美大生かなとは思ったけど、教師を目指してないのに研修生になれるの?知らんけど。
側から見れば、この2人のやり取りは明らかに両想いなんだけど、互いに片想いと思ってる。なぜ自分の気持ちを伝える事ができないんだ?なんて考えていたら、不登校の生徒が登場。ふ〜ん、そんな考え方あるんだ。でも自分的には学校へは行った方がいいと思う。生きてく上でコミケ能力や友人は重要だと思いますよ。
何度も出てくる高木のからかいが楽しかった。やっぱり芽郁ちゃん、この手の役にハマるね。
モヤモヤしてる文哉君の演技も楽しかった。
ラストは予想通りのハッピーエンドじゃんと思ったら、まさかのウワッ!
ずっとワクワククスクスキュンキュン、小豆島の綺麗な風景、かなり楽しかったです。

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涼介

3.0ラムネの味は初恋の味

2024年6月1日
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楽しい

幸せ

原作は全く知らない。
時間あったので鑑賞。

感想

多感な中学生時代から10年を経て、再会した男女の結婚に至るまでの恋愛物語。ある意味、青春映画の王道をいく作品内容になっている。

永野芽郁さん、高橋文哉さん。今最も輝いている青春スター(表現古っ!)、とも言える2人の共演と、今後あらゆる可能性を秘めたダイヤモンドの原石であり、大きな飛躍が期待される、白鳥さん、齋藤さん、鈴木さん、志田さん達、他黒川さんをはじめ新進俳優のみなさん。さらに、若手にして演技経験豊富な、平さん、前田さん達、年齢的に最も輝きを放っている現在の各俳優陣の演技を、その時代の映像としてアーカイブしている作品と感じる。脇としてもベテランである江口さんが、ポイントで画面を引き締めており、作品全体が落ち着いたものになっている。

撮影
選ばれたアングルと美しい風景。それらと共に実に人間がよく撮れている。映像は素晴らしく、永遠に残る描写と感じる部分が随所に散りばめられている。◎

脚本・演出
私観として
港で絵を描く町田と高木先生が出会い、大関がその姿を見かける場面、また山頂で人間関係の考え方を話し合う場面が、教室で西片先生に相談する大関の会話の内容と徐々にシンクロしていき、帰結として後日、再登校した町田と大関の淡い恋心のある会話となるシーンは秀逸で素晴らしい。◎

演出手法と原作ありきだと思うが、中学生時代の主人公2人の描写と話を作品全体の半分程にして、中学時代の各登場人物の人間性について細かく描写した方が大人になった時の二人がもっと引立ったと感じる。

作品全体を見渡し、時間軸を持たせた描写配置にもうひと工夫必要なのと、編集内容を厳密に吟味すると、さらに引き締まった作品になったのではないかと感じる。

大人パートの方で主役の二人の結婚告白の場面のぎこちない会話は原作重視なので仕方ないのであろう

この場面に関しては長回しよりも、演技者としては大変だが、シチューエーション的に人物のカット割りをより多用すると細かい男女の心理描写をもっと深掘して表現出来たと思う。

木下恵介監督の二十四の瞳でも有名な、美しい小豆島に行ってみたくなった。

⭐️3.5

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Moi

3.5なんてことはない

2024年6月1日
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笑える

楽しい

萌える

なんてことはない映画です。が、私はこの空気感が好きです。今泉監督の間の取り方がなんとも好きです。
TVドラマを見ると余計にたまらないですね。

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おっけ