映画 からかい上手の高木さんのレビュー・感想・評価
全168件中、81~100件目を表示
かわいらしい映画
両片想いの心地良さと焦れったさを思い出した
からかいとは
中学生時代を描いたドラマがもう好き過ぎて、高木さんがパリへ行ってしまった最終回を見た時は「これから2人はどうなるの!?まだまだ見てたい!」と身悶えするような想いでした。
そんな絶頂の中で観た今作、想定通りの展開で楽しめた反面物足りなさも。
やっぱり高校生時代や大学生時代も見たかったなぁ。
ドラマは中学生なので、初々しさや幼稚さもその純真さ故と思えるし、むしろ失われたイノセンスを感じられて最高!だったのですが、25歳の大人になった2人があの時のまま…となるとちょっと違和感を感じてしまいました。
そこはリアリティを求めるのかファンタジーを求めるのかの違いで、好みの問題なんだろうと思います。
それにしても、中学生役の2人と大人役の2人が同じ特徴を共通理解とした演技ができていたのが驚き…!!
全く違和感がない!おそらく、先行したドラマを見て劇場へ来る人のことを考えて意図した演技統一をしたのだとは思いますが、そこのシームレスな演技が役者交代という不連続性を見事にクリアしててスゴイ!
キスしろ、キスっ。
アニメ版も話題になった人気コミックの実写映画化を、数々の恋愛映画を手掛けて人気があるからといって、今泉監督のところへ持って行った人が悪い。と思う。
原作の良さも今泉監督の良さも出ていない、というか消し合っている。と思う。
永野芽郁でなかったら観ていられない。
(永野芽郁かわいいなぁ。永野芽郁のフュリオサが観てみたいわ)
同じ中学校が舞台だった「おいしい給食」や「カラオケ行こ!」みたいに、もっとテンポ良く、笑わせてキュンキュンさせてほしかった。肝心のへなちょこパンチがもっと見たかったな。
(甘利田先生の中学校に教育実習で高木さんがやって来て、聡実くんが関西弁でツッコミを入れる、というコラボはどうでしょう。)
永野芽郁ちゃんと高橋文哉くんの掛け合いが微笑ましたったです! 特に...
そこまで期待してなかったけど!!
なんだコレなんだコレなんだコレ
誰かが死ぬワケでも無い、お別れがあるワケでも無い、辛い恋をしてるでも無い、登場人物がみんなハッピーになる映画なのに…。
なんで、オレこんなに泣いてンだ?
ドラマ版を観てキュンキュンして、映画はどんなもんだろと様子見に来た。キャストが文哉くんと芽郁ちゃんというベストカップル。中学生の高木さんと西方も良かったけど、成長するとこうなるか〜、違和感なく良い配役。
いつもの教室のいつもの席での長回し。BGM無し、回想シーン無しの二人の会話。たどたどしく絞り出されるセリフのシーン、固唾をのんで見守る。引き込まれる。気がつくと頬を濡らしている自分がいる。訳が分からない。なんだコレ?
…スゴいものを見せられた。
今泉監督に言いたい。いい歳したオッサン泣かせて満足か(笑)。
大関さんと町田くんの俳優さん、最近良く見るようになった。すごく良い演技してる若手、期待。
田辺先生が号泣してたの、わかるな〜。
昨今の今泉力哉作品とは真逆な商業向け無垢会話劇
2024年劇場鑑賞39本目 良作 64点
みんな大好き今泉力哉監督最新作
2024年は今作のみでしたね、、23年は2本、22年は3本(脚本含む)、21年は3本、20年は2本、19年は2本、とまぁ毎年1本でも新作出す監督の方が数えるくらいですが、ここ数年のフィーバータイムが落ち着いたのは少し複雑ですね、、ですがXでしばらく仕事受けないことやドラマや25年に勤しんでいるとつぶやかれているのでまた楽しみが増えた今日この頃ではあります
さて今作について述べると、今までの力哉さんの作品に比べるとだいぶ大衆受けと興行感、ドラマ上がり感が色濃く、それでも台詞のチョイスや妙な男女間のキャッチボールはテイストがコテコテでも隠れてなかったのがすごい
みる人にとっては主人公二人の不毛なわかりきったやや陰湿な好意むき出しな会話に苛つきを覚える人も少なくないと思う
ぜも当方は事前に10年前の実写ドラマで経緯を理解していたのもあるし、ピュアすぎるのも嫌いじゃないので楽しめました
でも10年前の二人の可愛らしさには勝てなかったかな、あれには心が洗われた
こんな透き通ったラブコメを一風違う香りに仕上げるのは、今日本で今泉力哉監督しかいないでしょうね
好きという気持ち
例え、敬愛する今泉力哉監督とはいえ、この作品の実写化は流石に厳しいでしょ。と、とことん期待していなかったんだけど、いやぁ、良かった。実写化における平均点をはるかに上回っている作品だと思う。しかも、こんなにも難そうな原作漫画を。今泉監督、今回もやりましたな。
ただまあ、監督のらしさ、個性は潰されているような気がするのも事実。演出のうまさは相変わらずだけど、監督特有の行間のある作り、一風変わった恋に対する向き合い方はあまり発揮されておらず、実写化故の弊害が顕著に現れてもいた。「愛がなんだ」「窓辺にて」のような、文学的な美しさは無く、ベタな恋愛映画として物語は展開されていく。
作品のメインである“からかい”はかなり上手いこと見せてくれたと思うし、シンプルな展開だからこその安心感はもちろんあった。映像もいいし、高橋文哉なり西片の落とし込み方も完璧だった。考えうる最高到達点じゃないかな...。ただ、何度も言うように今泉監督好きとしては、ほかの監督にはできない高木さんが見たかったなぁと、欲強だけどそう思ってしまった。でも、この作品を実写化するにはこれ以上は難しいのかな...。
とはいっても、良作だったことは間違いなし。好きってなんだろう、をしっかり突き止めていて面白かったし、何より映像が美しく、更にはオリジナル脚本として生徒たちの恋の悩みもしっかり描かれていて、満足度は高かった。でもでも、永野芽郁はいい意味でも悪い意味でも真っ直ぐ過ぎるな、笑
よかった。今泉監督がどうこの原作をアレンジずるのか興味津々だったけ...
TVドラマ予習がマイナスに・・・
本作の予告かチラシで“からかい上手の高木さん”というタイトルを知る。過去の経験ではTVドラマ有りきの劇場版の場合、TVドラマを知っている方が楽しめる。
その経験に基づき、今春放映されたTVドラマを劇場版の予習として観始めたが、ドラマが想定外に良かった。俺的には今春のドラマの中で毎週一番楽しみにしていたのは“からかい上手の高木さん”だった。
予習も万全で劇場版を観賞したのだが・・・
【物語】
西片(高橋文哉)が中学時代にいつもからかわれていた高木さんが島を離れて10年。ある日突然高木さん(永野芽郁)から電話が掛って来る。「今度もう一度行きたかった場所に行くことにした」と言って電話を切るが、翌日高木さんは島に現れる。高木さんが行きたかった場所とは昔西片と高木さんが共に通い、今は西片が体育教師として勤める中学で、高木さんは教育実習生としてやって来るという話だったのだ。
西片は学校では教育実習生担当として、高木さんの面倒を見るが、2人になると相変わらず高木さんペースになってしまう日々が始まる。
【感想】
実は観賞前から心配はしていた。TVドラマより映画の方が落ちるのではないかと。
結果、やはり圧倒的にTVドラマの方が良かった。
本作の良さは中学生らしい初々しい恋愛の世界にある。自分の好意にさえ気づいていない西片、「西片が好き」を意識しているが、からかうことでしか表現できない高木さん。この歯痒さ、あるいは大人から観ると微笑ましさが本作の最大の魅力。
TVドラマ版では高木さん役月島琉衣がハマり過ぎてた。西片への好意を隠しているようで、分かって欲しくて散々ヒントを出している高木さん。この年齢だと女子の方が男子より精神年齢が高いことが顕著なわけで、その一歩上から西片に接している様子を実に上手く演じている。 バカにしてからかっているなら嫌悪感が生まれるが、その裏に西片への好意があるから観ている方は実に微笑ましく観ていられる。そんなドラマだった。
しかし、映画は10年後だというのに西片が全然成長してない!!
西片の恋愛思考回路が中学時代そのまま。中学生だから微笑ましく観れたが、10年経っても同じだったら「バカじゃないのか」に変わってしまう。いくつになっても女の精神年齢は男の上を行くと思うけど、中学生ほどではあるまい。TVドラマでは可愛く思えた西片の幼い思考も、映画の西片は幼稚にしか見えなかった。
結末も短絡的、急ぎすぎのように感じた。
10年一歩も前に進まなかったのに、
「ええ、この急展開!?」
なんか、ちょっと。
考えて見ればTVドラマの劇場版は、TVドラマと同じキャスティングで制作されるのが普通で、久しぶりにTVで慣れ親しんだキャラに再会することが喜びの重要な部分だ。本作のように主演俳優さえ変わるのは異例中の異例なわけだ。そういう意味ではTVドラマファンはむしろ不満が生じて当然か。 良く有る原作ファンの映画版批判に似たものがある。今回のようなキャスティングの異なるドラマ・劇場版のセット企画は視聴者満足度向上には最初から無理があったかのも。今回はTVドラマを観ていなかった方が粗が気にならなかったような気がする。
俺はTVドラマキャストでの劇場版を観たい!
10年後ではなくて、2年か3年後でお願いします。
台湾映画「藍色夏恋」を思い出す。
青春ドラマ
甘んまっ
小豆島のゆったりした景色と高木さんが良い感じ
タイトルが浮かばない
全168件中、81~100件目を表示