映画 からかい上手の高木さんのレビュー・感想・評価
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そこは天国だった、二人の存在が奇跡だった
山本崇一朗さんのコミックもアニメ版も知らなかったけど、深夜にやっていたTV実写版を偶然観て引き込まれた。
瀬戸内海に浮かぶ小豆島の中学校、からかい、からかわれる中学生の高木さんと西片。その空気が心地良過ぎて「最高っ」て叫んだら今泉力哉監督だった。
そう、まるで天国の如く。現実には存在しえない愛おしい空間、そして時間だった。びっくりした。
TVのほうは全8話、二人が中2の頃をメインに、高木さんが引っ越す中3の1学期までを描いた。
そして映画は10年後の再会の物語。
母校の体育教師になった西片。
そこに教育実習生として現れた高木さん。
ここに映画が何たるかに対する答えがある。
二人が交わす会話、交わす表情を捉え続ける長回し。息もできないほどの緊張。永野芽郁ちゃんと高橋文哉くんの存在が奇跡だった。そこは紛れもなく天国だった。
以下、2つのささやかな減点ポイント。
ラストは少しやり過ぎちゃったかな。自分的には「遠距離」のくだりで終わって欲しかった。
あとTV版の中学時代を見ていないと感動が薄れるのではと心配になった。
⭐︎3.9 / 5.0
6月28日(金) @映画館
映画 からかい上手の高木さん
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こんなにキュンが胸胸な映画ある?西方を見つめる高木さんにうるうる🥹こんな相手に巡り逢えただけで素晴らしいと思うぞ🙂↕️
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完結編の別バージョンとして
原作を読んでいたため「10年ぶりの再会」という設定を聞いた時の拒否反応はやはりあった。本作はテレビドラマの完結編という位置付けで、ドラマ終盤から原作から離れ、高木さんが転校してしまったという流れからの映画である。
内容は意外なほど健闘していて、ちゃんと「高木さん」していると言って良いと思う。「いい年して何やってんだよ」と思いつつも、微笑ましさについニヤニヤさせられてしまうところは上手いなと感じた。
スピンオフとして
原作&アニメファンです。
漫画の実写は失敗作が多いので期待せずに観ました。
原作とは別のスピンオフ作品として観るなら十分楽しめる感じでしょうか。
西片と高木さんが10年も会っていないことに違和感を感じたり、からかいが足りなかったり気になる点はありましたが、告白シーンは「らしさ」が感じられて良かったです。
ただ、全体として展開の起伏が少なく間延びした印象なので、上映時間はもう少し短くして良かったと思います。
ドラマ版のほのぼのとした雰囲気と間
原作未読。少し悩みましたがドラマ版が好きで観に行きました。
ドラマ版は無名の役者さんでしたが、映画版は永野芽郁と高橋文哉と一流の役者さん…。
ドラマ版のあの独特の雰囲気がどこまで再現されるか心配していましたが、お二人ともお見事でした!
ただ、筋トレ好きで体育教師の西片くんが華奢過ぎることと、告白シーンでの高木さんのからかいが不足していたのが少し残念。
感動に涙〜
私はアニメからかい上手の高木さん大好き•永野芽郁好きで劇場に足を運びました!
気になっていた「からかい上手のび太高木さん」〜「からかい上手の元高木さん」の間が知れて大満足😆
「からかい上手の元高木さん」のコミックを読んでいるから結末は分かるけど不思議に「西片と高木さんが結ばれます様に」とどこかで自分の気持ちがあるまま最後までドキドキ見れる作品でした!
永野芽郁さん高橋文哉さんの実現度が凄い!
アニメを見ているようなドキドキ感がそのままでした!
西片は結構恋に鈍感…高木さんはからかい🟰恋
中学からずっとからかいを通じて伝えているのに気付かない西片がついに「からかい上手の元高木さん」に繋がる物語りにつながる告白?の一言に涙😢でした。
アニメ•コミック「からかい上手の高木さん」好きにはたまらない作品でした!
青春はいいなあ・・・
青春とは
①女の本当の本質をしらないこと
②生きている世間が狭いこと
③若いというどこか得体の知れない可能性を持っていること
・・・という三条件があるように思う。古希になろうというおっさん(もう爺さんかな)なって、今頃わかってもという気がするのだが(笑)。
というか、高木さんに触れられない西方がやるせないし、滑稽で馬鹿だし、高木さんがまた泥沼に男を落とす悪い女なんだわなあ。そこが魅力の青春ドラマでしたね。青春はいいなあ・・・。
本作は原作があり、それを元にアニメ化され、スピンオフの映画まであるということを見終わってから、20歳の息子に教えて貰った。完全、原作未読の前知識ゼロでの映画鑑賞であった。
でも「半分青い」以来の永野芽郁ファンの私は、これはこれで成り立っている映画だと思った。芽郁ちゃんも10代のようなみずみずしさは失せたが、原作から10年経った高木さん役としては適役だったようにと思う。
評価は芽郁ちゃんに贔屓して、★3.7。まあ、どうしても映画館で観ないといけないレベルではなく、ネット配信でも十分かもしれない。
お金を全くかけてない
学生が30万円程度のカメラで1週間程度の撮影で作ったような作品
これで2000円取るのは失礼すぎる
小豆島が舞台なので見に行きましたが
わざわざ小豆島でロケする程の内容でもない
花火シーンも取ってつけたような映像で臨場感もない
映画ならどこかの島でも借り切って実際に花火を打ち上げて撮影すればいいのに
役者は良かったし内容も合格点なんだが
最後まで一体どこに金かけたの?って感想しかない
大人2千円高校生500円の入場料金なら納得できた
うーん、良かったんだけど
やっぱりアニメの実写は難しいかな?
立派な大人の西方が情けなさ過ぎる気がしてしょーがない。
まぁ、原作に寄せた結果なので俳優さんの責任では無いが。
とりあえず永野芽郁さんは可愛かったから、
私には良い作品でした。\(^_^)/
清純派で可愛らしい
ピュアな内容で永野芽衣さんと男性が上手く演じていた。年のせいかな?サスペンスや重い障害、ハードルは観ると疲れてしまうので楽に観れてハッピーが良い。お互いの気持ちの探り合い。まわりは皆、分かっていてバレバレなのに本人同士が進まない。その葛藤ややりとりが忘れてしまっている青春を思い出す。また観に行きますね。
からかいファンの僕も納得の1本でした!
舐めてました。反省・・・。
どんな「なんちゃってからかい」を
見せられるのか?と疑心暗鬼でしたが、
今泉監督さすがです。ナイスです。
漫画の大ファンなのですが、
ネトフリの実写版観て、かなりがっかり
していたんですよね、これならアニメで十分と。
(ネトフリの方は演者さんがなぁ…)
だからこそ期待できるわけがなかったのです。
しかしネトフリはまさに、「フリ」でした。
この劇場版のオリジナル脚本のための露払い
だったのです。
今作は「大人のからかい」です。もう中学生では
ないのです。今泉監督はこの「大人な感じ」を
巧みな会話劇で見せてくれます。この秀逸さは
今泉監督だからこそ・・・な気がします。
クライマックス、海辺、帰宅中などなどの
ワンショット長回しで展開される会話の綱引き。
すばらしーー。
特にクライマックスの教室での会話の展開は
いいです!いいっすよ!
ベタな恋愛ドラマにありがちな、もったいぶった
人工的盛り上げによる感情のぶつかり合いなんて
ないです。静かにお互いが視線と心(気持ち)の
パンチを出し合います。しかし、相手に効いてな
くて、自分の拳も痛くならない。「からかい」
っていうコミュニケーション。
それが胸のあたりをモゾモゾさせてくれるん
ですよね。
そんな大の大人が一歩ずつ、いや、数ミリずつ
歩み寄っていく姿っていいじゃないすか!
こーいうのもよい!
いえ、こーいうのが良い!
中学生恋愛万歳!
はたから見たらイチャつきカップルかもしれませんが
非迷惑系イチャつきは周りを幸せにしてくれます。
ニタニタが止まりません。
本作、キャスティングどうかなー?って
心配でしたが良かったです。
永野さん、いいじゃん。全く嫌味がない
大人のからかいを見せてくれます。
「からかいとは?」の答えも提示され
「からかい上手の(元)高木さん」の世界線
への布石もしっかり描かれて大満足な一本でした。
おすすめです!!!
劇団ひとり
好きとは告白とはの言語化に延々トライすることが誠意だよ、性的欲望から縁遠い感じでね、という時代。
女側が余裕で構え、男側が恋に戸惑い隠しはにかむ時代。
これを全部説明台詞で劇団ひとり系男優の長回しで観るのはツラい。
白鳥玉季のいよいよの色気だけは収穫。
なんだかんだで永野さんが良いので、最後までだれずに観れた。 中学生...
なんだかんだで永野さんが良いので、最後までだれずに観れた。
中学生役のお二人の俳優さんがめちゃ良い。そして、今泉監督の会話長回し、そして今回は生徒との2ショットトークのカットバックのタイミングとか非常に良かった!
好きという感情を丁寧に紐解く
なんか好き⇨告白⇨付き合う
という短絡な流れを時間と丁寧なやり取りを通して進めていくのに感心しました。
相手の事を好きとはどういう事か
自分にも相手にも問う恋愛映画、なかなか無いですね。
初恋に悩む中学生が見たら指南になりそう。
大満足の大感激♡文句なく★5でした。 「オリーブの花が開きし小島にて、君と再び巡り会えたら」(ちょっと詠んでみました・笑)
時々ポエマーになってごめんなさい。
自分で言うのもアレなんですが、結構上手く詠めたと思います。←おい!
場所が場所なら、夏井いつき先生に袈裟懸けに思いっきりぶった斬られそうなんですが…(^_^;
この作品ね、観る前はかなり不安だったです。
何しろ劇場アニメ版では五つもの泣きポイントがあって★5の評価にしましたので。 それをどう引き継いで、どう責任をとってもらえるのかな?と思ってしまったので。
それからの再会。★3.5行けば上出来だろうと、たかをくくっていたんですね。
アニメならではでの甘酸っぱい幻想を、実写でどこまで再現してくれるのかが、不安であったり期待であったりしました。←ニワカのくせに
映像作品では、どうしてもアニメにはファンタジーを、実写にはリアリティを求めてしまいます。
フライヤーでのファーストコンタクトは、高橋文哉の西片と、永野芽郁の高木さんのビジュアルに、さほど違和感を覚えませんでした。いえ、むしろよいキャスティングだと思いました。ツカミはオッケーです。
結果、文句のつけようもない大満足♪大感激♡の良作でした。
甘酸っぱいファンタジーを、文句なく実写のリアリティテイストで描き切っていたと思いました。
アニメ以上にファンタジーな映画だと思いました。見事です。←ニワカのくせに偉そうに
でね、オープニング観た時に、入る箱を間違えちゃったのかな?と「ヒヤリ!」「ドキリ!」としたんですね。
カトリーヌ光の『100%片想い』って、なにそれ?状態です。原作未読・アニメをちらほら程度・ドラマ版に至っては100%未見なので、わけわかんねー!←ニワカを露呈w
なので、フトモモの眩しい高木さんって、ドラマ版の月島琉衣なの?あれは劇中でも語られていた10年前の時代のお話なの?ってことは、フトモモはだいたい中3ってこと?←ニワカ…中2の時の回想シーンだったのですね。
それでも無理なくお話を追えました。何とか。(ドラマ観ていればもっと楽しめたろうに)
でもね、やっぱり困った問題が個人的にあるんですよ。“永野芽郁=綾瀬はるか”問題が。アホやから見分けがつかへんのんですよ。永野さんが、どうしても綾瀬さんに見えちゃうの。永野さん、本当にごめんなさい。
そんな永野さん演ずる高木さんが、西方の前で「ふ~ん」と唇をとがらせる表情がたまらなく愛おしかったです。
序盤にひとつのイヤホンをふたりで分けて聴くシーンあったじゃないですか。つい『花束みたいな恋をした』の「あのカップル。きっと音楽好きじゃないよ。左右のイヤホンで違う音が出ることを知らないんだよ」のシーンを秒で思い出しちゃったんですね。麦くん無粋かw
西片と高木さん以外でも、駄菓子屋で手をつないだり、キスまでしたりのカップルの子ら(名前わかりませんでした)とか、大関さんと町田くんのエピソードに胸がキュン♪キュン♪ってなりました♡
「あぁ…あったなぁ、そんなこと」って思わず遠い目になってしまいました。
当時ですら結構汚れてた私ですけれど、今ほどじゃなかった青春時代を思い出しました。
私…汚れだったんですよ。好きな女子ができたら、躊躇なく告白するヤツだったんですよ。
「告白とは結構な暴力です(名言)」なのに。そんな思いも巡らすことができずに、チャラチャラとストレートに告白してたんですね。町田くん大人だね。今後気を付けるようにします。今後なんて寿命的にもうないけれど(泣)
西片の不器用にもほどがある告白シーンに、つい頬が緩んで応援しちゃいました。「好きかわからない」ってw
でも、最後はバッチリとキメてくれましたね。プロポーズキター!ヽ(^o^)丿西方がんばったね!偉いぞ男子!
相変わらずメモ取りながら観ていたんですが、あまりにもキュン♪キュン♪と♡を鷲掴みにされてしまったので、メモ取りも途中で放棄しました。要所要所で泣きそうになったんだもの。悲しい方じゃなくて、嬉しい方の。
とにかくスクリーンのふたりを追かけていたかったの。キュン♪キュン♪な気持ちに浸っていたかったの。
とても爽やかで甘酸っぱい気持ちを思い出させてくださった今泉監督、永野さん、高橋さん、他キャストの皆さん、本当にありがとうございました。
そうそう、江口洋介も“怖い893”役じゃなくて、優しく頼れる大人を演じていらっしゃった姿に感激でした。
バイクに乗っていたころによく訪れていた小豆島の風景も、とても懐かしい気持ちにさせてくれました。
文句なく★5の映画でした。
「ヒャッハー!」系じゃなくて、たまにはこういう作品でうれし涙のひとつも流さなきゃ。
でした。
【追記】
もちろんパンレットを買ったんですが。これ書くために文字を追っていて、あまりの文字の小ささに、目がめっちゃ痛くなったんですよね。サイズ的にもっと大きいのプリーズ!A4くらいのを。老眼イジメるなし。
ファンタジー映画
原作未読でアニメをときどき見ていた程度だけれど、心洗われる気分になりたくて鑑賞。瀬戸内海の美しい風景と、心温かい人々に囲まれた、西片(高橋文哉)と高木さん(永野芽郁)のじれったいような恋が、丁寧に描かれていた。
ただ、高木さんが田辺教頭(江口洋介)に内々にお願いしていたこととはいえ、実習生と指導教諭の事前打ち合わせもなく、実習前日に指導教諭が「明日から実習生の指導を頼む」と命じられることはまずない。それに、生徒の前で実習生が指導教諭を「西片」と呼び捨てにすることもちょっと考えられない。
西片も高木さんもしきりに「小豆島は10年前と変わらない」と言っているけれど、地方の現状はそんなに甘くはないと思う。
最後、西片は高木さんにいきなり「結婚してください」とプロポーズし、高木さんも承諾するけれど、いくらなんでも一足飛びすぎるよ。
しかし、この作品はそういうリアルを追及する映画ではない。一種のファンタジー映画として楽しむのが正解だと思う。
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