映画 からかい上手の高木さんのレビュー・感想・評価
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西片、ドキドキした?
そりゃあドキドキするでしょう。好きな人からからかわれたら。しかも相手も好きな感情丸出しでからかってくるんだから。
だけどねえ、ウブで遠慮がちな中学生ならいざ知らず、次第においおいいい大人がいい加減気づいてるだろうよ、ていう気分になっていった。
そもそも設定が無理あり。やせ型どころか全然運動もしてなさそうな体育教師、美術授業の実習に付き合う意味、煩雑な仕事のはずが明るいうちに帰宅する違和感、、、そこかしこに違和感だらけでだんだん脱落してしまった。
だから、からかわれて驚く様を見続けていくうちに、自分には、高木さんが小悪魔に見えてきたし、西片がドン臭くて苛立ってしまった。今泉監督好きなんだけど、今作は狙い過ぎな気がした。
ちょっと、西片君に違和感が
なんとなく思い立って、映画へ。
まず、全体的な話からすると…
まあ、普通におもしろかったですよ。
世界観も、ある程度はきちんと踏襲されていたと思うし、
永野芽郁は雰囲気が出ていたと思います。
ただね… 西片くんについては、ちょっと違和感。
クライマックス部分のグズグズ感が、私には「?」だった。
もっと健全なメンタルの、普通の男の子ではないかしらね?
「高木さんのことを好きなのか、わからない」とは??
普通に好きだからこそ「からかい」が効いているんでしょ?
好きだけど、それを表に出せないウブな中学生男子だったわけで、10年後の時点で「好きとかよく分からない」なんてことあるかね?
率直な話、この映画単独なら成立していると思うんですよ。
こんなキャラの男の子(成人してるけど)もアリでしょう。
でも、「からかい上手の高木さん」の延長上と考えると、
やはり、ソンナワケナイと思ってしまう。
アニメの劇場版もAmazonプライムで観たけど、すごく良かった。
それと比べてしまっていることもあり、余計に違和感があるのかも知れない。
TVドラマの高木さんが素晴らし過ぎて
まずTVドラマのキャスティングが素晴らしく高木さん(月島琉衣)のイタズラする雰囲気や可愛さと透明感が素晴らしいのと西片(黒川想矢)の子供っぽい感じのペアがとても良く、田辺先生(江口洋介)がバランスを取っててとても良かった。
TVドラマは文句無しの五つ星ですが、映画版はキャスティングの違和感で三ツ星です!
映画では仕方は無いが、高木さん(永野芽郁)と西片(高橋文哉)を
見てると映画での西片はTVドラマのイメージを壊さないで成長した姿を演じてて受け入れ可能だが、高木さんはまるで別人の永野芽郁でしかない。
シーンが進んでも、まるで違う永野芽郁が高木さんを語って成りすましてる様にしかみえない。
永野芽郁が好きじゃない訳では無いが高木さんとは違う。キャスティングの完全な間違いで違和感しか無いので、映画を見て満足感よりモヤモヤ感しか残らない。
月島琉衣のイメージのまま
成長した高木さんを演じるなら
エクボと歯並びも考えると
ももクロの百田 夏菜子がキャスティングされてたら完璧だったのにと非常に残念に思う。
これからもからかい続ける「高木さん」。
偶然読んだコミック「からかい上手の高木さん」はとても面白かった。高木さんは西片をからかって楽しんでいるが、「好き」という気持ちがあふれている。かわいい女子からモーションをかけられてうれしくないはずがないのだが、西片は本気で悔しがっている。その辺の二人のずれがとても面白く、思春期のラブコメの傑作とも言える。今の関係を壊したくないという高木さんの気持ちも分かるし、西片の恋愛に奥手な所も分からないではない。
本作の設定はそれから10年後である。10年たって大人になったし、西片は教師を立派に務めている。人間的には成長しているはずなのに、二人の関係性が中学生時代のままなのも可笑しい。この作品を簡単に言えば、恋に奥手の西片を高木さんに向き合わせる物語であろう。同級生の結婚があったり、生徒の恋愛の悩みがあったりと、二人を向き合わせるためのお膳立てかと思う。
西片には、男として共感できない部分も多いが、落ち着くところに落ち着いた二人を見ていると今後を応援したくなる。でも、やっぱり高木さんは西片をからかい続けるのだろうと思う。
そこは天国だった、二人の存在が奇跡だった
山本崇一朗さんのコミックもアニメ版も知らなかったけど、深夜にやっていたTV実写版を偶然観て引き込まれた。
瀬戸内海に浮かぶ小豆島の中学校、からかい、からかわれる中学生の高木さんと西片。その空気が心地良過ぎて「最高っ」て叫んだら今泉力哉監督だった。
そう、まるで天国の如く。現実には存在しえない愛おしい空間、そして時間だった。びっくりした。
TVのほうは全8話、二人が中2の頃をメインに、高木さんが引っ越す中3の1学期までを描いた。
そして映画は10年後の再会の物語。
母校の体育教師になった西片。
そこに教育実習生として現れた高木さん。
ここに映画が何たるかに対する答えがある。
二人が交わす会話、交わす表情を捉え続ける長回し。息もできないほどの緊張。永野芽郁ちゃんと高橋文哉くんの存在が奇跡だった。そこは紛れもなく天国だった。
以下、2つのささやかな減点ポイント。
ラストは少しやり過ぎちゃったかな。自分的には「遠距離」のくだりで終わって欲しかった。
あとTV版の中学時代を見ていないと感動が薄れるのではと心配になった。
⭐︎3.9 / 5.0
完結編の別バージョンとして
原作を読んでいたため「10年ぶりの再会」という設定を聞いた時の拒否反応はやはりあった。本作はテレビドラマの完結編という位置付けで、ドラマ終盤から原作から離れ、高木さんが転校してしまったという流れからの映画である。
内容は意外なほど健闘していて、ちゃんと「高木さん」していると言って良いと思う。「いい年して何やってんだよ」と思いつつも、微笑ましさについニヤニヤさせられてしまうところは上手いなと感じた。
スピンオフとして
ドラマ版のほのぼのとした雰囲気と間
感動に涙〜
私はアニメからかい上手の高木さん大好き•永野芽郁好きで劇場に足を運びました!
気になっていた「からかい上手のび太高木さん」〜「からかい上手の元高木さん」の間が知れて大満足😆
「からかい上手の元高木さん」のコミックを読んでいるから結末は分かるけど不思議に「西片と高木さんが結ばれます様に」とどこかで自分の気持ちがあるまま最後までドキドキ見れる作品でした!
永野芽郁さん高橋文哉さんの実現度が凄い!
アニメを見ているようなドキドキ感がそのままでした!
西片は結構恋に鈍感…高木さんはからかい🟰恋
中学からずっとからかいを通じて伝えているのに気付かない西片がついに「からかい上手の元高木さん」に繋がる物語りにつながる告白?の一言に涙😢でした。
アニメ•コミック「からかい上手の高木さん」好きにはたまらない作品でした!
青春はいいなあ・・・
青春とは
①女の本当の本質をしらないこと
②生きている世間が狭いこと
③若いというどこか得体の知れない可能性を持っていること
・・・という三条件があるように思う。古希になろうというおっさん(もう爺さんかな)なって、今頃わかってもという気がするのだが(笑)。
というか、高木さんに触れられない西方がやるせないし、滑稽で馬鹿だし、高木さんがまた泥沼に男を落とす悪い女なんだわなあ。そこが魅力の青春ドラマでしたね。青春はいいなあ・・・。
本作は原作があり、それを元にアニメ化され、スピンオフの映画まであるということを見終わってから、20歳の息子に教えて貰った。完全、原作未読の前知識ゼロでの映画鑑賞であった。
でも「半分青い」以来の永野芽郁ファンの私は、これはこれで成り立っている映画だと思った。芽郁ちゃんも10代のようなみずみずしさは失せたが、原作から10年経った高木さん役としては適役だったようにと思う。
評価は芽郁ちゃんに贔屓して、★3.7。まあ、どうしても映画館で観ないといけないレベルではなく、ネット配信でも十分かもしれない。
お金を全くかけてない
学生が30万円程度のカメラで1週間程度の撮影で作ったような作品
これで2000円取るのは失礼すぎる
小豆島が舞台なので見に行きましたが
わざわざ小豆島でロケする程の内容でもない
花火シーンも取ってつけたような映像で臨場感もない
映画ならどこかの島でも借り切って実際に花火を打ち上げて撮影すればいいのに
役者は良かったし内容も合格点なんだが
最後まで一体どこに金かけたの?って感想しかない
大人2千円高校生500円の入場料金なら納得できた
うーん、良かったんだけど
清純派で可愛らしい
からかいファンの僕も納得の1本でした!
舐めてました。反省・・・。
どんな「なんちゃってからかい」を
見せられるのか?と疑心暗鬼でしたが、
今泉監督さすがです。ナイスです。
漫画の大ファンなのですが、
ネトフリの実写版観て、かなりがっかり
していたんですよね、これならアニメで十分と。
(ネトフリの方は演者さんがなぁ…)
だからこそ期待できるわけがなかったのです。
しかしネトフリはまさに、「フリ」でした。
この劇場版のオリジナル脚本のための露払い
だったのです。
今作は「大人のからかい」です。もう中学生では
ないのです。今泉監督はこの「大人な感じ」を
巧みな会話劇で見せてくれます。この秀逸さは
今泉監督だからこそ・・・な気がします。
クライマックス、海辺、帰宅中などなどの
ワンショット長回しで展開される会話の綱引き。
すばらしーー。
特にクライマックスの教室での会話の展開は
いいです!いいっすよ!
ベタな恋愛ドラマにありがちな、もったいぶった
人工的盛り上げによる感情のぶつかり合いなんて
ないです。静かにお互いが視線と心(気持ち)の
パンチを出し合います。しかし、相手に効いてな
くて、自分の拳も痛くならない。「からかい」
っていうコミュニケーション。
それが胸のあたりをモゾモゾさせてくれるん
ですよね。
そんな大の大人が一歩ずつ、いや、数ミリずつ
歩み寄っていく姿っていいじゃないすか!
こーいうのもよい!
いえ、こーいうのが良い!
中学生恋愛万歳!
はたから見たらイチャつきカップルかもしれませんが
非迷惑系イチャつきは周りを幸せにしてくれます。
ニタニタが止まりません。
本作、キャスティングどうかなー?って
心配でしたが良かったです。
永野さん、いいじゃん。全く嫌味がない
大人のからかいを見せてくれます。
「からかいとは?」の答えも提示され
「からかい上手の(元)高木さん」の世界線
への布石もしっかり描かれて大満足な一本でした。
おすすめです!!!
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