もしも徳川家康が総理大臣になったらのレビュー・感想・評価
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キャラ立ち演者の続々の登場はまるで吉本新喜劇
日本版アベンジャーズ、おふざけ感は『翔んで埼玉』武内監督ワールド満載で期待通り。日本史が苦手な小中学生の導入にはピッタリ。自他ともに認める竹中直人さんの秀吉はこの人置いて他の方無しの超ハマリ役はじめキャラ立ち演者の続々の登場はまるで吉本新喜劇。
いきなり大江戸捜査網w
トンデモSFファンタジーなので細かい事を突っ込んだら一気に面白さが半減してしまうので、観てる側も一緒になって設定に乗っからないといけないタイプの映画。
各偉人たちの誰でも知ってる特徴をそのままストレートにキャラ付けしたわかりやすい設定という事もあり、小学生くらいの子も楽しんで観ることができる夏休み映画の一面が大。
「きっと彼らならこうするね」というのがそのまんまだったりするので逆に大人には物足りなさがあったかな。
演者もメジャー俳優を起用しているのですんなりとストーリーに入り込めグッド。
浜辺美波ちゃんは癖のない正統派な美人だがあれだけアップになってもほんとに綺麗なお顔なので今更ながらその造形の完成度には驚く。
赤楚衛二さんはカッコ良く坂本龍馬が本当に似合ってた。
武田鉄矢に聞け!には笑った。
なんか化粧を落としたマツコデラックスがいたような・・・気のせいかw
メッセージ性のある知的な歴史コメディ!歴史好きにはぜひ見てほしい!
ビジネス小説の原作も、結構売れていたように、やはり設定自体がとても面白いと思う。歴史の偉人たちが内閣を組閣する、こんな設定、なかなか思いつかない。しかも、時代は全てバラバラで、日本の歴史上の有名どころの偉人たちが集まってくる、もうこれだけで、歴史好きにはたまらない設定だった!
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人の偉人が出てきて、これが愛知県民にはとてもアツい設定だった。3人とも愛知県出身で、名古屋・愛知では「三英傑」と言っており、今も三英傑を扱ったおまつりまであるぐらいだから、この3人が一つの内閣にいるなんて、本当に感動!
設定が面白いだけでなく、政治的な腕前も抜群と、次々と改革を成功させていく、、、そんなお話だった。北条政子の、天照大神、これは意外性もありなかなか驚いたし、歴史ものを扱ったフィクションだから演出できる内容だった。
改革を成功させた後の、お話がまた驚いた。あんまりネタばれになってもいけないが、まさかあの人物が、、、という気持ちになった。政治的なメッセージ性もあり、どこか意外な印象を受けたが、政治にもっと関心をもっていこうという気持ちになった。
★アクションプラン
・原作作者の眞邉明人さんに興味を持った。眞邉明人さんの『ビジネス小説 もしも彼女が関ケ原を戦ったら』も、読んでみたいと思った。
・この映画の監督の武内英樹さんの他の作品も見てみたいと思った。『テルマエロマエ』は見たことあるけど、『翔んで埼玉』見たことないから、すごく気になる。
モヤモヤがいっぱい
おふざけ映画のように見えて実は熱いメッセージが込められているんだよ、を目指した映画。
でも残念ながらそこまで熱く魅せる演出力がなかった。
メンツも揃っていて期待以上の演技も備わっている。
でも来なかった。
グッと来なかった。
モヤモヤ。
全方位を殴りに行ったのは良かった
映像がキレイ。偉人内閣の説得力自体はあんまり無くてフィクションなんだけど、
「どんな思想でも自分で考えずに盲信するものは愚か」というのはとても良かった。
このご時世(昔からか)デモなんかするヤツは自分で何も考えてないよねというモデルが一見して強調されているが、
竜馬のセリフにあるように、口を開けて待っているだけ
の全員を批判している。
テイストが軽いので、小中学生に触れさせるべき映画かなと思いました。
ラストの偉人の語りが饒舌過ぎるかなぁ
入りの偉人の「あぁ、こんな感じ」というインパクトは十分。また、その後のパロディパートも面白く、劇場内に笑い声が響き前半は大成功。そして、事件が発生して大団円へ。細かい突っ込みどころはありそうだが、うまくまとまっていると思う。
ただ、見終わったあと、考えさせられるという印象がない。扱っているものが政治でありその政治を支える我々の意識であることを考慮するとちょっといただけない。そのため3.5という評価にした。
なぜ、考えさせられないのか?
ラストに偉人がしゃべり過ぎるからではないかと思う。家康と秀吉が今の政治と社会の問題点と処方箋を語るのだが、饒舌過ぎる。一方が「強いリーダーがいる」とし、他方が「それでも民を信じることが大事」とする、話は単純ではないのでいろいろな説明を加える必要性はわかるのだが、あまりにしゃべり過ぎるので、観ている側が考える余地がとても少ない。本来ならどっちも一長一短あるからこそ、どちらが良いのかを悩む必要があり、悩むからこそ偉人に対する共感と感動が生まれるはずだがこのあたりが抜け落ちてしまう。
ここはもっと観客を信じて強いリーダーがいる場合の政治のありようとこれまで通りの民主的な政治のありようを映像で見せて「どっちが好みなのか」と問うような感じのほうが印象に残ったかなと思った。
現代人への警鐘
豪華キャスト全員が適役な上に、コメディ要素満載で楽しく観られる。そして何より、我々現代人へのメッセージ性が良い。私自身、あらゆることに人任せで、責任を取ろうとはしないくせに、口にするのは批判や憂い事ばかりの現代人となっているのだろうと気づかされた。もう少し自分に期待してみようか、自分が切り開きたいと思えるような道を模索してみようか、そんな気持ちにさせてもらった。観て良かった作品の一つだ。
ハチャメチャ内閣、歴史的偉人?とは違う部分も感じる所あるかな
判定に メダル堕とすや セーヌ川
パリ五輪も始まったかと思ったら、もう終わり。
良くも悪くも五輪の季節は川の如く流れて行きましたね。
そして 昨日、南海トラフ(略して南トラ)地震が。
南トラって、略し過ぎw 新しい阪神タイガ-スの姉妹球団かと・・・
そんな中、久しぶりの映画
先日「もしも徳川家康が総理大臣になったら」見ましたよ。
笑わなシャ-ない内容で、ちょっと終盤まで呆れて見てましたけど。
コロナ禍で現代の主要内閣陣がそう崩れて死亡。
急遽 政府がAi+ホログラフィで歴史的偉人を復活させて代わりに政治をさせたって言う 最も馬鹿らしい内容。
聖徳太子から始まって、歴史的な有名な人材が一堂に揃うのだが、かなりご都合的な人選。
僕なら 吉田茂さん、岸さん、池田さん、佐藤さん、辺りを復活して頂くだろうか。歴史的偉人としているがその定義がどうなのよと感じるね。
大半どうでもイイ内容ではあったが、結局ダメダメな現代日本人に向けた徳川家康総理からの 壮大なメッセ-ジを伝えて幕を下ろす。
そこは良かったかな。流石、役:野村萬斎さん。上手纏めてますね。
そして、忘れちゃ成らないのが 豊臣秀吉(役:竹中直人)でしょうか。
チョットした裏切り孕んでましたが、悪乗りで楽しんでましたね。
イメ-ジ湧かなかったのが、織田信長:役GACKTさんですかね。
な-んか 違うな~の一点。
徹子の部屋をやたらパロってましたけども。そこ位でしょうか笑いは。
もう少し納得できるリアルな復活内閣なら 大きな期待が出来たかも。
気になる方は劇場へ。
「偉人」とは
原作を読んで、これが映像化されるなら、何人か、よりメジャーな「偉人」と交代かな?と思ったものでしたが、実際にいくつか閣僚交代がありました。
作品自体は、武内作品らしく、笑いやパロディやオマージュも含みつつ、個々の人物も(濃淡はあれど)ちゃんと見せ場を作ってうまく纏める感じで、私はエンドロールまで楽しめましたが、、、
そもそも、偉人のほとんどが、「偉人」らしくない存在感でしたね。原作から言えることですが、その役職はもっと適任者(偉人)がいただろう。という、、、
総務大臣はトーク番組、法務大臣は傾聴?以外何をしたのだろうか?
後半失速からの睡魔睡魔睡魔
前半は小ネタの連続でぷぷっと笑っちゃうところいっぱいで面白かったんだけど、見飽きた竹中直人のやり過ぎ秀吉で興ざめしてしまったら一気に睡魔が……
おかげでレビューでみんなの言ってる『家康の長台詞(お説教?)』は観てません💦💦💦でもこの作品のリベンジはいいかな……
赤楚くん、タイプでは無いけど長髪龍馬はカッコイイではないか!!
政治のエンタメ化フィクション版。リアル版は都知事選。上映タイミング、その前にやればよかったのに🤔不都合な真実でもあったんですかね?※個人の感想です
#ソラトス
#109シネマズゆめが丘
#ブラモリタ😎
#原作未履修
#コミカライズ履修中
#映画履修済
キャスティングだけ見るとコメディ想像するだろうけど割と民主政治啓蒙内容
コミカライズ読んでるんだけどシリアス成分多め。
脚本で変えられているせいかイマイチなのよね。正直。でも役者さんはよかった
全編通して浮かんだイメージキーワード。
#銀河英雄伝説
#専制君主制と民主性
#衆愚政治
#石丸伸二前安芸高田市長
#都知事選
#政治のエンタメ化
#居眠り議員
#大江戸捜査網テーマ曲
#煽りワイドショーの司会とコメンテーター
#別作品と同じキャラ配役(秀吉、歳三など)
まだでてきそうw
新しい学校のリーダーズによるテーマソングは、観る前は今ひとつだったけど、エンドロールタイミングで聴くと、まぁ印象変わって良くなった🙃
豪華キャストの無駄遣い?
予告を見て、キャストが豪華で設定が面白そうだったので鑑賞しました。原作未読です。
・コロナ禍の描き方が雑
まずみんなマスク無しで密集してるのがありえない。
ロックダウンを何日間やったのか忘れたけど、出勤が必要なエッセンシャルワーカーについてとか休業した企業に対する助成金とかそういう話ほぼ出てこない。(それは官僚の仕事だから閣僚が話し合う必要はない?)
ロックダウンしてるのに給付金を対面で支給とか絶対やっちゃだめでしょ。
コロナ禍経験した人が作った作品だとは思えない。
・昭和な官僚たち
秀吉配下の官僚達は狭い部屋で紙束めくって仕事してたけど、我々の公的年金受給口座って紙媒体で管理されてるんですか?勘弁して。
・豪華キャストがもったいない。
主人公、龍馬、家康、秀吉(と途中まで信長)ばっかり出てくるから、他のキャストも豪華なのにもったいなかった。個人的にはもっと北条政子の活躍が見たかった。
・聖徳太子の能力
聖徳太子、同時に多数の声を聞き取れるだけじゃなくて遠くの声も聞こえるんだね。顕現させるときに与えた能力なの?
・ストーリーが…
全体的に詰めが甘くて設定の面白さを生かせてない気がする。もったいない。
・浜辺美波がかわいい
ストーリーがつまらなかったから、浜辺美波のどアップシーンを楽しんでた。輪郭綺麗すぎ、鼻綺麗すぎ、肌綺麗すぎ。
・犬がかわいい
犬可愛い。大きな音がするし人が沢山いて落ち着かなかっただろうに、大人しくお座りしてて偉い!
三谷幸喜的な面白さを求めてしまった私が悪かったのかな〜〜〜
他のレビューを見て、変に期待し過ぎず観れたのは良かった! この映画...
他のレビューを見て、変に期待し過ぎず観れたのは良かった!
この映画は偉人のネームバリューを使って国民に政治に関心を持たせる意図だとすると面白いと思う!
それ以上でも、是非もなし。
目を覚ませぇぇえ!!
全体的なテイストもGACKTのコスプレ感も、なんか「翔んで埼玉」味を感じる…と思ってみていたら、監督が同じ方(武内英樹)だったんですね~。納得。
見る前は、ヘタしたら、柄本明がjokerみたいになってたトンデモ演出の「新信長公記」のように、コスプレ学芸会みたいになりはしないかと心配してましたが、野村萬斎、竹中直人、赤楚衛二といった役者さんがしっかりしているので杞憂でした。赤楚衛二の龍馬は男臭くてワイルドでいつもの優しい赤楚君と異なりカッコ良かった!
大河で秀吉やった竹中直人なので、演技の確かさもぴったり感もこの上ないのですが、やはりテイストが「飛んで」演出なので、ギラギラでノリノリ。脳内ではいつレ⚫クCMに移行してもおかしくない~と、笑いながらもちょっとひやひやしました。
しかし、そこはさすがの野村萬斎!家康は260年の長期安定政権を築いた政治家というところをfeatureして描かれているのですが、野村萬斎の声と佇まいが、貫禄と大物感が半端なく、ビシッとこの映画を引き締めて一段上に引き上げている印象でした。
そして、居眠り議員に目を覚ませぇぇえ!と一喝、責任は自分がとる!と即時の決断をしたり、批判だけで対案がないことをビシッと指摘、情報に流されるが投票には行かない国民にも喝!と、偉人内閣は、日頃不満に思っていることをバンバン改善・指摘していき痛快!
でも、この映画見てスッキリして、人任せではいかんぜよ!自分を信じろ!!自分で動くぜよ!
素直に感動しました。
うんざりする
日本史の偉人たちが復活して組閣しコロナ禍の日本を救うという荒唐無稽な政治コメディでキャスティングの良さにつられて観てしまったが「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」に続いてまたしてもこの監督・脚本コンビに騙され後悔しきり。もう武内英樹の監督作は観ないと固く決意した次第。前半はイケイケで楽しくてそれは予告編でさんざん見せられた通りなのだが、そこから先がつらくてクライマックスで家康が観客に長説教するくだりで唖然、もはや映画ではなくこんな演出が許されるなんてある意味凄い。あんたの説教で選挙に行かなきゃと目覚める若者がいるのだろうか?コメディがシリアスになってはいけないとは思わないが、所詮左右いろいろ忖度しまくっての玉虫色雰囲気だけ熱い演説が心を揺さぶることはできず。三谷幸喜の「記憶にございません!」の方がずっとまし。
全324件中、81~100件目を表示