もしも徳川家康が総理大臣になったらのレビュー・感想・評価
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後半がよくない
酷評が多いけど、こういう映画好きです
浜辺美波さんは日本の宝ぜよ
ちゃんとシナリオ把握せず鑑賞しましたが、現代に甦る偉人ジャーズの皆さんはホログラムAIだったのですね
ホログラムAIに感情があるのかなんかその辺の細かいところは置いといて話が進みますが、現代に生きる我々に刺さるメッセージもあり思ったより良かったです
ただ、コメディにするならもっと振り切って良かったかも
微妙な陰謀と策略で話の方向性がちょっとブレた印象
頭を空っぽにして少し楽しい映画を観たい人にはちょうど良い映画でした
そして、浜辺美波さんはとにかくかわいい、美しい、満点
自分に期待をするがぜよ
予告編を観た時から感じてたが、始まってすぐ感じたのも、なんちゅーバカ映画!
偉人内閣!、バカバカし過ぎて氣になってしまう。
夢のベストナイン的な顔ぶれに国政を任せるって、いろいろ問題有り過ぎ!(だから面白いけど)
入閣ならなかったが、新撰組の土方登場も嬉しかった。
大河以来土方は山本固定でシックリ!
欲を言えば友情出演で、新撰組から原田も絡めても面白かったかも(リアル国政への希望として)
終盤の家康のスピーチに射たれた。
ここまでドンチャン騒ぎでふざけてたのをピシッと締めてくれた。
そもそもこんな革新的技術を持ち得るなら、コロナ対策なんてもっと早く解決出来たのでは?って疑問は野暮か…。
ただ、偉人達がホントに素晴らしい人間だったのかは、賛否両論有りそうだけど…。(その辺を加味しての、評価ダウン)
後半は政治に対するメッセージを感じる作品だった
原作であるビジネス小説は読んでいたので、小説をどう実写化したのか興味があり鑑賞。
コロナのクラスターが首相官邸で発生したことで、総理大臣をはじめ主要な大臣が亡くなり危機的な状況に直面した政府は、最後の手段として歴史上の偉人たちをAIホログラムで復活させ最強の内閣をつくり、危機的状況を乗り越えようとするところから物語が始まる。
鑑賞してみての感想としては、2時間枠におさめないといけない事もあり、原作を忠実に再現することは出来なかったけど、これはこれでありなのかなと自分は感じた作品でした。
小説とは違うラストでしたが、この国を変えていくためには偉人の力といった他人に依存するのではなく、自分自身としての個人が変えていきたいとの思いで動くことが大切なのだと、この映画から問われているようにも感じた作品でした。
もしもだから、大胆な政策が可能だけど現実はなかなか難しい面もありますが、今の時期だからこそ見た方がいい作品なのかなとも感じた映画でした。
コメディタッチの本気
2024年の作品。原作は同名のビジネス小説のようだ。だがこの映画に込められているのは、単なる娯楽ではない。現代日本の行き詰まり、そして人々の「どうにもならなさ」への問いかけだ。
偉人たちがAIによって復活し、内閣を組む。設定は荒唐無稽だが、そこに込められた「もしも」の力は強い。記者・西村理沙の視点を通して、国民の意識が少しずつ変化していく。彼女がアナウンス部から政治部へと希望を変える、その些細な変化こそが、この物語の本質ではないだろうか?。
「ワシが徳川家康じゃ」と言われれば、「はいそうですか」としか返せない。竜馬以外に写真はないから。つまり、AIが描く偉人像は、現代人の願望でしかない。プログラミングされた思考は、忠実な再現ではなく、現代の都合による再構築だ。それでも、物語は進む。スター・ウォーズのようなオープニングクロールで、すべては「そういうことになった」として始まる。
偉人たちは、和製ワクチンを作り、農業政策を立て直し、経団連から資金を引き出し、教育と外交を再構築する。それらは、現代日本が本当に必要としていることばかりだ。だが、10ヶ月後に成功を収めた日本を前にして、家康は浮かない顔をしている。「本当にそれだけでいいのか?」と。
この問いが、物語の核心だ。変えていく力を持っているのは、偉人ではなく、国民自身なのだ。家康が最後に「国民を信じる」と言ったのは、作家の真意だろう。
そして、もうひとつのテーマが「野望」だ。指揮官・御子柴の野望は、偉人たちの信念と対立する。聖書では、ルシファーが野望によって堕天する。日本では、総理大臣が最高ポストだが、その周囲には「野望」を捨てきれない者たちがいる。「トップにならなければ意味がない」という思考は、問題解決を歪める。それは、現代の政治家にも通じる構造だ。
西村記者は、ほんの少しだけ変わった。だが、その「ほんの少し」が、社会を変える可能性を持っている。何度も「本心」を問う場面があった。うわべの意見、体裁の意見、誰かの意見。それらが、民主主義を揺るがす元凶なのかもしれない。
バカバカしいと思える物語の中に、現代日本の問題点が詰まっている。それでも「信じる」と言ってくれた家康と偉人内閣に、私たちは胸を張って応えたい。これこそが、映画の持つ力なのだと思う。
前半は歴史の偉人鑑賞 後半はメッセージ
テンプレな偉人さんたちがかっこよかったです。
作品の入りが面白かったです。それぞれの偉人の個性を上手く捉えた紹介...
笑いたくて前半、後半はメッセージ
今こそ政治に期待せよ!
完全コメディかと思いきや、けっこう風刺きいてて面白かった!
が、関西人が愛する太閤さんが悪者なんはちょっとツラいなぁ💦まぁうまいことまとめてくれたし、退場シーンはちょっとかっこよかったから安心したけど。
最後の家康のスピーチとかすごいよかった。
安寧の世の為に今こそ一人一人立ち上がろう🙌
SF歴史コメディ
まあ、日本らしいSF歴史コメディだが、AIを過大評価しすぎでしょう。
歴史上の偉人を復活させて内閣をつくるとしたら誰をどんな理由で選ぶかといった前段からスタートした方が興味深くなる気がした。黒澤さんの名作「七人の侍」やパロディの「荒野の七人」でもメンバー選びの前段があるからドラマ性が深まっていたでしょう。
いずれも大河ドラマなどで有名な人ばかり、知名度優先の人選はちょっと疑問。コロナ禍の偉人たちの政策も派手に騒いでいるだけで感心するほど斬新ではなかったですね。そもそも仮想内閣をつくれるほど科学技術が進歩しているならリモートワークとロボットで乗り切れたでしょう。どういう訳か偉人たちはアンドロイドではなくホログラフという目の錯覚だけの存在に設定したのだから、刀を振り回したりのアクションは無理でしょう。発想は面白かったのですが歴史コメディだけに頼らず、製作に当たってはもっと各分野の専門家の知見を集めて脚本を練るべきでしたね、ひょっとするとメイキングの方が面白い映画になったかも知れませんね。現代の主人公をテレビ局のジャーナリストにしたのだから「英雄たちの選択」の磯田道史さんなら誰を総理に選ぶか、どんな政策が期待できるか等、聞いて欲しかった。
設定もストーリーもおもしろかったです。
過去に活躍した偉人が現代に蘇る、という設定は
よくあると思いますが、これは一捻り。AIによって、復活し、
なんと内閣を作って政治をつかさどるという驚きの設定。
こういう作品というのは、設定だけが良くって、
ストーリーがついていってないという作品が多いように
感じるのですが、なかなかおもしろかったです。
原作がしっかりしてるんでしょうね。
それと、家康、秀吉は
まさにはまり役だなあ(笑)。
終盤になって、この作品に込められた社会的メッセージ
みたいなものが、とってつけたようにクローズアップ
されていたんですが、どうなんだろう? それを伝えたい
というメッセージ色が強い作品にするなら、もっと
全編に、そういう表現があってもいいように感じました。
もしも偉人が政治を動かしたら
あらすじ
総理大臣の急死を受け、政府はAIホログラムで歴史上の偉人たちを復活させ「最強内閣」を結成する。家康を総理に、龍馬や信長らが次々と政策を打ち出す中、新人記者の理沙はその舞台裏を追っていく。
感想
前半は
テンポがよく、勢いがあって素直に楽しめた。偉人を演じた俳優たちの存在感もあって、物語に厚みが出ていたのが良かった。全体的にキャストが役柄にうまく溶け込んでいて、見ていてワクワクした。
ただ、後半に入ると原作にあった厚みや問いかけがだいぶ薄れて、映画としての脚色が前に出てきた印象。AIや統治のテーマもさらりと流されてしまい、ラストはエンタメらしく明るく整えられていたけれど、少し物足りなさも残った。
原作を知らなければ十分に楽しめると思うし、それはそれで良い。でも知っている自分からすると、カットや改変が惜しくて、もう少し余白や苦みを残してほしかった。
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