ディア・ファミリーのレビュー・感想・評価
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冒頭、主人公が記者に問われて言葉に詰まる場面がある。ここが後半に大...
冒頭、主人公が記者に問われて言葉に詰まる場面がある。ここが後半に大きくからんで来て、全体が美しくまとまってくる。あまりにも過酷な運命が主人公家族に襲いかかるのだが、それが画面中の細かい小物に現れている。豪華なソファがあるが建具はアルミサッシではない木造。富岡医師は流行りのシティに乗っているが、主人公は単身新幹線。その理由。娘の為にお金を使うがどう使っているのか。
ラストの痛みと回収が救いである。
頑張るお父さん💪
娘のために頑張るお父さん☺️かっこよかったです👏。
泣く気満々で行ってバッチリ泣かされました😭。
難病と聞かされても諦めずにましてや医学知識なんてない、一町工場の社長がすごいですね😆。
なんとかしたい気持ちが画面から溢れて伝わってきてました。
工場での知恵や工夫が医療道具の貢献になるなんて当時は思いもしなかったんでしょうね。
娘さんの他の誰かをお父さんの知っている事で助けてあげてには感動でした、娘の為に動いてたお父さんが娘との約束を叶える為にに代わる所とかめちゃめちゃやばかったですよ😢。
大泉さんは「鷹の爪…」だったかな❓🤔以来の役者ぶりをみました〜、良いお父さん感でていて佳美さんが本当の娘さんのように見えました☺️。
菅野美穂さんも貫禄出てますね記者会見前の横にいる佇まいや夫への配慮する雰囲気などなど良かったです。
川栄李奈さんもまだ学生姿も違和感ないんやね(笑)っても妹を思う姉の姿はとても素晴らしかったです☺️。
感動した
今まであんまり実話関係の映画は見てこなかったけど、この作品は見て後悔はしなかった。
娘を思う親や姉妹がいい人すぎて、羨ましい。
人口心臓は完成出来なかったけど、娘との約束を果たそうとするのが感動した。
お母さんは止めるよりも手伝っててほんとに良い親だなと思った。
期待以上に面白かった
希望の光
「実話」「大泉洋」というキーワードのみで鑑賞してきました
俳優陣が素晴らしいのはもちろんのこと、無駄な演出はなく、ストーリーは明瞭簡潔で非常にわかりやすかったです
駅構内の階段を駆け上がるシーン、夜更けやまだ夜が明けきらない朝、窓からやわらかな陽がさしこむシーンなどは、登場人物の現実と心情を如実にあらわしていたように思います
石黒医師に「私も1本欲しい」と言われ、外に出た瞬間の大泉洋のガッツポーズのシーンでは青空でしたね~
やってやったぞ!って気持ちもあり、やっとここまで来た!やったー!って気持ちも感じられ、清々しく爽快なシーンでした
心臓の病気で20才まで生きられるかどうかわからない娘!両親が奮闘する!のようなストーリーではあるけれど、お涙頂戴物語ではないです
できるかどうかはわからないけどやってみたらできちゃった!という物語でもありません
最初から最後まで「絶対にやるんだ!絶対に作るんだ!絶対に助けるんだ!」という【一心】であったことをぜひ感じて欲しいです
バルーンカテーテルが完成したことは、協力者があってのことだけど、命を繋ぐ希望の光を見いだしたのは、やはりご本人たちであることは間違いないと思いました
東海メディカルプロダクツ
難病を抱えた娘の夢を
叶えた家族の話
この作品の凄いところは
モデルになった開発品が
延べ17万人の命を救い、今も
救い続けていて、
その開発者本人が現役で
存命しているリアル性
全然しりませんでした
本作は、日本製バルーンカテーテルの
開発の軌跡
それは、
人工心臓の開発で得られたノウハウを
活用して世に生まれた
心臓の弱い娘を救うために
世にない人工心臓を作ろうとした
父親とそれを支えた家族が
生み出した
億単位の投資に、恥も外聞もなく
奔走しあきらめない親
守り続けた家族
「さぁ次はどうする?」って
何度聞いたろう。
もう助からないと悔しがる父の
宣政に
娘の佳美が残した言葉
「これからは、その知識を
苦しんでいる人に使って。
私の命はもう大丈夫だから。」
日本製バルーンカテーテルが
家族の夢になったシーン。
そのどこまでも前向きな家族の
生きざまに釘付け
レビューに皆さん書かれているように
枯れるほど涙が溢れます。
おすすめ。
開始直後から最後まで涙が止まらない。。
深い娘への愛が世界中の患者を救う。
娘2人を持つ自分が、心揺さぶられないわけがありません。素晴らしすぎます。
始まって早々、早い段階から最後まで、涙が止まりませんでした。
特に、肩揉みからの大泉洋の号泣シーン。嗚咽しないように歯を食いしばりました(涙)
会場内でも同じような人がかなり多くいるように見えました。
今まで見てきた大泉洋さんの中で1番かっこいい
紅白歌合戦や、有名な水曜どうでしょうなど様々なテレビに出演している大泉洋さん。テレビなどで大泉さんの姿をたくさん見てきました。
今回見たこの「ディア・ファミリー」の大泉洋さんは、とても不器用で、男らしく、がむしゃらで、かっこいい大泉洋さんでした。
映画の予告にも入っていた福本莉子さんの「私のことは、もういいから。」というところや、最後の記者役の有村架純さんのセリフには本当に心が打たれました。
一言でまとめるなら「一人はみんなのために、みんなは一人のために」だと思いました。
私事になりますが、親いわく、僕自身も産まれる時とても危ないような状況でこの世に生を受けたそうです。
この映画に出てきた、バルーンカテーテルを使っているかどうかは定かではないけれど、医療技術の進歩していく過程を映画を通して見れて良かったと思ったし、それと同時に「生きていてよかった」と感じさせてくれる映画でした。
自分も父親になったら、子供とまっすぐ向き合って生きて、「夢」を叶えてあげられる父親でありたいと思いました。
【大号泣】役者陣の熱演に、1年分の涙が出た!!
大泉洋君の演技は圧巻で、初めて彼をリスペクトしました👍
菅野美穂さんは、どんな役柄でも安定感があります👍
トドメは、福本莉子さんの、健気さ&切ない演技に大号泣でした💧💧
物語は、実話をベースに丁寧に描かれていると推認されます。
お涙頂戴に終始せず、その先の希望も描かれているエンディングも最高でした!!
上映時間・二時間弱、ほぼ泣きっぱなし💧
紛れもなく最優秀作品と断言します👍
面白かった
人工心臓諦めるまではテンポ良かったけど、後半は少し冗長に感じました(人によるとは思います
光石研さん演じる教授の手のひら返しがあまりに極端で、ちょっとそこは飲み込めない感じでした
大泉洋さんが良かったのですが、何気に川栄李奈さんも良かったです。
可もなく不可もなく
自分的にはなんとなく盛り上がりに欠けるような作品に感じました。実話をもとに作っているのでそこは仕方がないかとは思います。役者陣の方々は安定の素晴らしさでした。内容はベッタベタな感動ものかと思いきやそうでもなかったです。特に良かったわけでもなくすごく悪かったわけでもないのであまり書くことが思いつきません。
家族愛
で、次はどうする?と
何があっても諦めず、前を向き続ける家族と絆。
困難な大きな壁に当たってもへこたれない精神力には家族という支えがあった。
行き詰まった時、誰かの言葉で報われたり前に進める時もある。努力を積み重ねても必ずしも良い結果が返って来ない時もあるが、誰かを想う気持ちがあれば一生懸命やれる。
他の人の為にその技術を活かしてと次女に言われ
バルーンカテーテルを本当に作ったのは
胸が打たれた。
家族愛を感じた映画でした。
Dear
予告から滲み出るお涙頂戴が好みじゃなくて、観る予定は無かったんですが、評判がどのサイトでもどのレビューでも観てとれたので、時間もぴったり良い時間にあったのでそのまま鑑賞。
予告編だけで判断してすみませんでした!と謝罪してしまうくらいに、作品として面白く、実話ベースだからこその親子愛に感動し、お仕事ドラマとしての良さも合わさって素晴らしい作品に仕上がっていました。
医療に関しては全くの素人の主人公が、娘の命を救うために人工心臓を作ろうとする物作りの側面が強く描かれていて、ただでは転べないと強くあり続ける主人公の泥くささに胸打たれました。
最初は手術を検討したり、既存の人工心臓を頼ろうとするものの、どれもうまくいかず、それならば人工心臓を作ってしまおうという行動力がたくましく、多くの土地へ飛び、勉強もして、それでもうまくいかないという苦悩しながらも解決していくパートが悲喜交々していました。
そこから娘が自分の命よりもこれからの命を優先してと言うシーンはグッときました。
バルーンカルーテルの制作に着手し、1度人工心臓の制作時に逃げ出した1人の医者が、手伝いしてくれるという胸熱展開には心を持っていかれました。
家族の支えがこれでもかってくらい大きくて、長女は心折れそうな時に尻を蹴り上げてくれますし、三女はどんな時も明るく立ち振る舞ってくれますし、奥さんは寄り添いながらも色々な案を出してくれて、その上で共感も反対もしてくれていたりと、この暖かさが国産のバルーンカルーテルが医療に繋がっていくんだなと嬉しくなりました。
教授が上からの命令だの、実現は難しいだの、あーだこーだ理由をこねて協力をしないような態度は実体験だとしたらキツいもので、金も時間もかけてきたのに、実績が無いからという理由で突き放すのはいかがなものかと主人公と一緒に怒っていました。
いざ実現、しかも多くの人を救えるとなったら手のひらグリンッとして交渉にかかりますが、そこでスイッチを切り替えて商売に打って出た主人公の心意気に惚れました。
大泉洋さんの演技はとっても好きだったんですが、この切り替えは過去最高だったのでは…と思えるくらい良かったです。
若干2000年代パートでの心臓の病気をバルーンカルーテルで救ってもらった記者との対話のシーンは現実でも実際あったのなら申し訳ないんですが、これがフィクションだったら無駄に泣かせにきたんだろうなぁと少し冷めてしまいました。
エンドロールでミセスの「Dear」が彩ってくれるのも良かったです。
映画を観る前にこの曲を聴いた時は可愛い歌詞だな〜と思っていましたが、本編を観終わってから聴くと歌詞がひとつひとつ刺さりますし、何気無い日常というものをしっかり落とし込んでいて、改めてミセスの凄さに気付かされました。
多少脚色はあれど、1本筋の通った作品に仕上がっていました。
感動を超えて明日からの日々の生活を前向きに過ごしたいなと思いました。お見それ入りました。
鑑賞日 6/19
鑑賞時間 10:00〜12:10
座席 L-27
日本一頑張る父ちゃん
ここまで頑張れる父ちゃんはいない。自分はそこまで頑張れなかった。絶望に打ちひしがれる中、父の背中を押した長女のひと言もよかった。偉業は、亡くなった次女を含め、家族で、いや、陰でサポートしてくれた工場の人、研究で手を取り合った若き医者たちも含め、成し遂げることができた。思いが束になれぱ、どんなに険しい困難も乗り越えることが、できる、かもしれない。
王道東宝の、事実に基づく感動作
(完全ネタバレですので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
正直に言えば、脚色が色濃く出る東宝の王道的な作り方よりも、事実に基づく映画なのであればなおさら、淡々とした作風の方が好みです。
しかしながら今作の映画『ディア・ファミリー』は、主人公・坪井宣政(筒井宣政さん・大泉洋さん)の娘の病気を治そうという一貫した強い信念と、運命を引き受けながら前向きに生き切った次女・坪井佳美(筒井佳美さん・鈴木結和さん/福本莉子さん)と、にもかかわらず待ち構える厳しい現実の描写によって、1観客の私的な疑念などはるかに凌駕する素晴らしい作品になっていたと思われました。
坪井家の、妻であり母の坪井陽子(筒井陽子さん・菅野美穂さん)、長女・坪井奈美(筒井奈美さん・川栄李奈さん)、三女・坪井寿美(筒井寿美さん・新井美羽さん)の、主人公・坪井宣政、病気の次女・坪井佳美との関係性も、それぞれの演技含めて素晴らしかったと思われました。
(※長女、三女の、幼少期を演じた子役の方の名前は分かりませんでした、申し訳ありません‥)
当初目指した人工心臓の実現の挫折と次女の死を乗り越えて完成にこぎつけたIABPバルーンカテーテルの完成物語‥
坪井家の周り含めた役者陣の皆さんの素晴らしい演技と相まって、観て良かったと私のような者にも感じさせる、感動作だったと思われます。
当時の世界的ものづくりの最先端を行っていた日本における、モデルとなった筒井宣政さんや筒井家のみなさんや東海メディカルプロダクツの当時の魂が、今は停滞してしまった日本の産業界に今でも、そのバトンがそこかしこで伝わって継承されて行っていることを、個人的にも映画を超えて切に願っています。
ハンカチ必須&敬意を表したい
実話を基にしたフィクション。
生まれつきの心臓疾患を抱えた娘を救うため奮闘する父、そして家族の物語。
とても泣けました。原作は未読です。
映画同様、実際の筒井さんのご苦労も計り知れませんが、何よりも、気の遠くなるような困難な道を選択した、あきらめない父がすごいです。
次へ行く、何もしないでいるより動く、ということが希望へつながり、一緒にいる時間が少なくても、親の姿を子どもはしっかり見ていて伝わるということ。
支える妻、姉妹たちも暗くならず、いい家族でした。
開発は一人の力ではできない、人脈はとても大切(松村、満島)…というような、人の縁を考えさせられました。
人工心臓が未だに完成していない事をラストで知らされますが、光石研さん演じる教授のような立場の方も沢山いらっしゃるでしょう。新しい事にはなかなか踏み出せない、資金繰りや技術面、様々なしがらみや…。(医療に限りませんが)
それほどに困難な道に負けずに向かっていったお父さん、支え共に闘った家族。
医療の進歩は、このように影で努力された方々のおかげでもある事を改めて学び、感謝せずにはおれません。
*****
福本莉子ちゃん、かわいいですね。TOHOの案内映像でしか見たことなかったです。
光石さん&松村君、「夜明けのすべて」コンビ。今年もいい作品が多いです。
誰が為に、他が為に
迷っていたが、ミセスの曲と高評価に背中を押され鑑賞。
予告では大泉洋と菅野美穂の演技がややクサく感じてしまったが、思ったより気になりませんでした。
小学生が日記に「疾患」なんて言葉を使ったり、町工場の社長が8億も用意したり、どこまで事実だろ。
借金までしてた割に終始裕福そうだったけど。笑
しかしまぁ、そんな細かいことはどうでもいい。
ものづくりの話でもないので、難しい理論とか何がどう凄いかとかも重要ではない。
娘の命を救いたい両親が、目的のために恥も外聞も常識も取り去って奮闘する。
その姿に胸を熱くすればいい作品です。
佳美の結末を本サイトのレビュータイトルでネタバレされてたこともあり、意外性は皆無だった。
しかし、予告で何度も聞いたが、「私の命は、もう大丈夫だから」はズルい。
娘にあんなこと言われたら、諦められないよね。(肩を揉む福本莉子の手がまた小さくて、もう…)
ただ、話としてはここが頂点だったように思う。
佳美の最期は見せないし、カテーテル開発の描写もやや中途半端。
どちらも描く必要があるのは分かるが、人工心臓とカテーテル、どちらかに力点を偏らせた方がよかった。
英詞の挿入歌は浮いてるし、最後の文字も説明的過ぎてちょっと冷める。
また、メタ的な視点になるが、主役級を脇に使い過ぎなのはノイズ。
個人的には満島真之介はギリ、有村架純、川栄李奈あたりの役どころはもっと控えめな方がよかった。
その点、徳永えりの配役と彼女の出過ぎない演技は見事。
色々書いたけど、大きな欠点もなく、哀しいだけで終わらない良作でした。
石黒教授に正当な方法で意趣返し出来たのもスッキリ。
坪井佳美の死は偉大な救済を生んだ!
この作品の中の大動脈内バルーンパンピングは、心臓の機能が低下し、自らの心臓で血液を全身に送ることができない状態に対する治療法として確立されているようです。使用期間は長くて10〜14日ぐらいで、永久的な人工心臓とは違いますが、今までに数多くの(世界で17万人)心臓病疾患の方を救ってきたかと思うと、この映画の主人公になった坪井社長(大泉)にめちゃくちゃリスペクトです。坪井社長は坪井佳美(福本)の人工心臓を作りたかったが、挫折して叶うことができませんでした。しかし、副産物として大動脈内バルーンパンピングを、さまざまな困難を乗り越えて世の中に送り出すことができて、本当に幸せな人生だと思います。坪井社長の人生は、心臓病の娘を持つことによって、家族をより深く愛し続けること、そして自分がこの世で果たすべき使命に全力投球することが、どれだけ世の中のお役に立てるかという人生を学んだのでしょう。また、どんな困難があっても、常に妻と共に前向きに「次はどうする?」と自分に問い続けて進むことが、幸せな人生の生き方であると悟ったのです。あと、坪井社長の持つ直向きな向上心は、強い波動となって周りに人々たちに届き、その人たちの波動あげた状態で糾合することができました。これは彼の人徳の崇高さだと言えるでしょうか。もう1つ、坪井佳美の名台詞にもやられました。自分の死を俯瞰して放った菩薩のような言葉です。「私の命はもう大丈夫だから、みんなを助けて!」みなさんどうぞハンカチ&タオルを用意して堪能あれ!
追記 企業のトップが、すぐに売上に結びつかない仕事に没頭している姿を見る社員は、不安でたまらないかもしれません(笑)。夢を追う精力的なトップに、そういう方が多いような気がしました。
そりゃ泣くよ
このジャンルのものはあまり得意ではない。
おおよそのストーリーは分かってるし、それによる自分の気持ちの動きも想像がつく。
得意ではないのに選んだのは、個人的な動機があるからです。(それは後述)
鑑賞して。
いやそりゃ泣くよ。
分かっちゃいたけど、ボロ泣きです。
制作側の思惑通りに泣いてる自分がなんだか悔しくて、大泉洋に泣かされてなるものか!と、たまに冷静に自分に言い聞かせたけれど、くそー。私の負けです。
後から振り返れば細かいツッコミ所はあったけれど「実話を元にしている」という前提の前にはどれも野暮に思えるばかりでした。
というか、私、途中から映画としてじゃなくてたぶんドキュメンタリー作品として見ていたんだな。心の急所を突かれたような作品でした。
私に子供はいないけれど、私自身が子供だったことはあるわけで。
娘のために東奔西走する大泉洋に、私に愛情をたっぷり注いで育ててくれたわが父の姿が重なりました。
父の日の直前に公開したのは偶然?それとも、何か意図があったのだろうか。
親孝行なんて何もできていないけれど、せめて健康で、親よりも先に逝くことだけはないように、なんて思ったりしました。
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この映画を鑑賞した動機について。*以下、映画の感想から外れます。
(行数あけてもたいして意味ないですがなんとなくあけてみました)
身内に難病を患っている者がいます。
診断されたのはおよそ20年前。
当時の時点でそこそこ研究が進んでいて、あと10年もすれば治る病気になっているんじゃないかといった楽観論もありました。
が、20年経ち、実用化まではまだまだ時間がかかるようです。
そんなこんなで、全くのゼロから途方もない尽力の末に完成させて世に送り出したその物語を見たい、と思いました。
翻ってウチの場合。使命感をもって邁進してくれる医師もいてくれます。
が、お金の問題は常に付きまとうし、利権やら特許やら審査やら、臨床と関係ないことで足踏み状態が続いています。
その間にはコロナもあり。
あの時は、未知のウイルスを前に世界中の頭脳がしゃかりきになって、短期間でワクチンを作りあげました。
それを見て、やればできるんじゃん、他の病気でもそのくらいの熱意で進めてくれよ、なんて思ったり思わなかったり。
身内の病気は、進行すれば生活に不自由が出るものの、命には影響しません。
なので「命」基準で考えれば「リミットはない」し、この映画の家族と同じ土俵で語ることなんておこがましくてとてもできません。
ただ、患者は、治療法ができるその日をずっと待ち続けています。
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