ディア・ファミリーのレビュー・感想・評価
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分かっていても
結末は想像出来たけど、涙が止まらないー!
上映途中から鼻を啜る音があちらこちらから聞こえてきました。嗚咽レベルもあったかも。
映画館では我慢しましたが
一人で家で見てたら私もワンワン泣いてると思いました。
今の世の中情報が溢れていくらでも調べられる便利さがあるからか、簡単に正解が分かるけどその先を求めることあまり考えなくなってる自分にとってはちょっとした目覚めの映画になりました。
町工場経営するだけでも本当に大変で毎日毎月がお金との戦いです。並行して人工心臓の開発に心血注ぐことなんて普通できません。お父さんの絶対に娘を救うという本気もそれを支える家族も温かい!
手の届きそうなところで絶望が待ってても、開発が親子の夢・家族の夢になった瞬間から加速してとうとう成し遂げるんです。
終盤では
ハンカチはかなり湿ってました。
家族が素晴らしいという陰で工場の番頭さんの優しさもいいなと思いました。
番宣&予告やり過ぎ
家族愛の挑戦
父親が心臓疾患の愛娘のために、1から医療分野を学び人口心臓の開発に挑む物語
結果的には人工心臓の開発は叶わなかったが、度重なる壁にぶつかりながらも、バルーンカテーテルを完成させ夢を叶えた瞬間は胸を揺さぶられました。
諦めず自分にできることを積み上げていくことが大切だと改めて感じました。
娘の為から苦しんでいる人たちの為に懸命に抗う父親のすばらしさ(夢に向かって立ち向かう)
次は何をする❓tamio
地元春日井の話ですよ、
と聞くまでは全く観る気も無かった。
馬力のあるお父さんと、
か弱い娘と、
それを支える家族。
ほぼ予告で予測のつく話だったので、
観なくて良いかな、
いや予想外に良い映画かな、
時間あるから観るか❗️
とまあモチベは低め。
結局、大泉洋は大泉洋でしかなく、
愛知のおっさん感は全く無し。
娘は心臓弱いのにとても健康そうで、
福本莉子のメガネには萌えた❤️
菅野美穂とか久々だがこんな下手だったか❓、
全体なんか会話下手じゃない❓、
有村架純無駄遣いじゃない❓、
粗は沢山あった。
娘の想い、日記のパートは涙したが、
加点はそこくらい。
背景とか時代考証は頑張ってるが、
演者への演出の粗さが目立ち、
脚本が雑、というか下手。
て思ってたら、エンドロールで、
「脚本 林民夫」
うわー❗️でたー❗️😱
あの林氏とは‼️
「ゴールデンスランバー」等等で
ボロカス書いたあの方😳
あれから私も大人になったので、
少しマイルドな表現にしますが、
あくまでも私には合わない脚本家です😤
良い話、すごい話ではあるので、
脚本家変えて
また作って下さい🙏
何もしない10年と何かをする10年。
多くの人は全く知らない分野の開発を歳を重ねてから始めるのは不可能だと思うのではないだろうか。
それでも諦めずに歩みを進めたこと。
完治は不可能という現実を突きつけられた絶望のとき「お父さんの知識を困っている人に役立ててほしい」とIABPバルーンカテーテルの誕生、実用化へと背中を押したのが病気を患う娘だったこと。
無謀だと思われることを始めた人に周りが少しずつ手を差し伸べたこと。
これら全てが物語ではなく、期限のある娘の未来を変えたいと願った家族の実話であることが本当に素晴らしいと思った。
きっと、この家族だから繋がった軌跡ではないだろうか。
幼い頃にIABPバルーンカテーテルのおかげで救われた人が大人になり、元気な姿で「ありがとう」と言ってくれたら、どれほど嬉しいだろうか。
それでも1番救いたかった娘を救えなかった後悔はずっと心の中にあるだろうし、娘との夢が叶い何万人もの人が救われる手助けが出来たことや「ありがとう」と言ってもらえたこと、名誉ある賞の受賞を一緒に喜べたらどれほどよかっただろう。
中盤からずっと勝手に涙が止まらなかった。
ミセスのDearが映画とつながっているようで、1人でも多くの人に観てほしいと思う最後の最後まで素晴らしい作品でした。
脚本、演出、俳優、音楽、どれも素晴らしい!
どこにもケチのつけようがない作品。
こんなに泣いたの久しぶりです。
月川監督、やっぱり大好きな作品を作ってくれました。
君の膵臓をたべたいも好きでしたが、それに並ぶ素敵な作品だと思います。
これは、人に勧めたいし、
何度も観たい映画でした。
まさに家族の物語!
過去最高に、感動しました!
余談ですが、
なんで有村架純さん、こんなところで??
と思ってたんで、脚本も上手いなぁと。
個人的バイブル映画へ殿堂入り
まず、番宣が反則級のクオリティだった。昨今の、言っちゃ悪いが観る気も起きない、くだらない番宣が溢れている中で、この映画は頭一つ抜きん出た番宣で、「これは観たい」と強く印象に残るものであった。
番宣がこれほどまでに煮詰まっていれば、内容も当然素晴らしく、期待値を大幅に上回っていた。人前で涙は流さない性分であるが、この映画は心の琴線に何度も触れてきて、堪らず涙した。
父の役に大泉洋が遺憾無くマッチしており、父の人柄、心根、信念が十分に伝わった。
自分の娘が心臓を患っているとわかったときに、あの父のように「お父さんが絶対助けてやる」と胸を張って言えるだろうか?あの状況であれば、大多数の人が「娘を助けたい気持ちは山々だけど、技術的な面、金銭的な面でそれは叶わない」と行動すら起こせず、延命は諦め、今生きている内にたくさん思い出を作ってもらおうと、親子共々死を受け入れるしかないだろう。
町工場の社長である父が、娘の命を救いたいという一心で行動を起こし、財を投げうち、勉強して、研究し続けた。金も名誉も必要なく、ただ娘の命、ひいては心臓の病に苦しむ人たちのために、幾度の挫折を経験しながらも直向きに頑張る父の姿に、強く何度も感動した。実話をベースに作られているからこそ、余計に共感を誘い、感動するのだろう。
成果主義かつ拝金主義な医療業界。その、仕方ないながらも凝り固まった思想に取り憑かれ、医師でありながらも、人の命を救うより自分の地位を優先する共同研究者の教授。その教授に逆らえない父と学生。そこに立ち向かって風穴を開けようとする勇敢な父と、そんな教授を説得した学生。その時の言葉は「ここで筒井さん(父)に手を差し伸べられないのなら、私は医者になった意味もありません。」この周辺のシーンが一番の感動ポイントだった。
結論を言ってしまえば、人工心臓は作れなく、また娘は助からなかったのだが、全くバッドエンドではない。人工心臓の製作で培った知識・経験が、今まで多かった医療事故が起きにくい、新しいバルーンカテーテルの開発に応用でき、人工心臓への挑戦は、結果として何一つ無駄になっていないのだ。新しいバルーンカテーテルにより、何十万人もの命が救われれ、娘と交わした約束を果たすことができた。病床の娘に父が、「また一人助かったぞ。」どれほど嬉しい報告であっただろうか。
長く書いてしまったが、この映画は私の中の大作であり、何度も見返したいと思えるものであった。ぜひ見て頂きたい映画である。
泣きすぎてしまった。
ピュアな原動力は凄まじい
父母、3人娘の5人家族。時代は1970年代から始まる。次女が心臓疾患を伴って生まれてきて、余命10年と言われながらも20年余りを生きる。その過程で、人工心臓をつくろうとする父親。
その父親は町工場の社長で、もともとモノづくりの環境にあった。資金繰り、医学界との壁、とてつもない技術と試行錯誤が必要な人工心臓。やがて挫折はするが、その経験を活かして今度は血管を補助するチューブづくりを目指して、これが実用化される。愛娘は亡くなったが、その愛娘との約束、人を救うことは果たした。
きっかけはただひたすらに愛娘を救いたい一心でやってきたピュアな原動力に感動する。こうした映画をみると、やっぱり家族っていいなと。独り者の自分を鑑みてふと思う。自分の子どもができる、その子どものために頑張る。子どもをもつ親たちの原動力は少なからずそこにあるような気がする。それが無い自分は、何を原動力に求めるのか。ちょっと考えされられた。
大泉洋の存在感、声の張りは安定の演技。菅野美穂はしっかり夫をささえる良妻を演じ切ってる。何度も何度も挫折する中で諦めない、前向きな姿勢は生きる姿勢そのもの。あとは、光石研は相変わらず安定の存在感。医者とはいえども医学界の中では権威にさからえず、さらに時勢によっては態度を変えていく庶民感覚な人間を演じたらピカ一。
それと、1970年代の時代背景を映像にとらえていて、さすがは自主映画とは違う予算をかけた作り込み。あの当時は新幹線でタバコ吸ってたんだな(いまじゃそれだけで乗車したくなくなる)。それに、父親、母親の若かれし肌感から老いていく時代の流れもあって、メイクや美術の技術にも感心させられた。
よくある難病物かと思いきや
ただのドキュメンタリーにしない演出
主人公だけでなく、様々な人が辿り着くべき場所へ辿り着くお話し
その道筋は決して平坦ではないけれど、羅針盤が家族への深い愛情と信頼、自身への誇り…
始めから終わりまで、泣けて泣けて
娘が不治の病に直面する実話に基づくのだから悲しいストーリーになるところを、そちらに振り切らないよう軽快に引っ張っていく両親の大泉洋・菅野美穂。彼らの演技が“実在人物のキャラクター化”によって成立しているのなら、真逆の演技は“役そのものを生きた”姉役・川栄李奈と研究医・松村北斗。4人をバランス良く配することでドキュメント映画にならない上手い演出
正直、松村北斗の演技が見たくて視聴。ちょい役と勘違いしていたがキーマンの役
上手く回らない現実への苛立ちや怒りは家族だけでなく、業界ルールに縛られる医師達も同じ。弱者の慟哭を投げ掛けてくる大泉・松村のベクトルの違う演技は圧巻。終盤2人の闘い方が手に汗握る展開へ繋がる
前を向く
あらすじを見て池井戸潤の小説『ガウディ計画』を思い出しました。
あまり気乗りしない題材でしたが何か映画が観たくて地元企業の実話で、ロケも地元が多いと知ってチョイス。
が、泣きました、ボロボロ泣きました。観て良かったです。
何か壁が出てきても『次はどうする?』夫婦で家族で乗り越え乗り越えていく姿が凄かったし、その努力を自分達の保身の為に裏切る医者が悪人にしか見えませんでした。
多くの人が助かっているけど、娘さんは救えなかった。でも約束は守れた。それが唯一の救いで、最後のエピソードは泣けました。
蛇足:
映画の中に出てくる場面(列車内で喫煙)や小道具(花柄の炊飯器、アデリアレトロ系のガラスコップ、ごつい電子レンジ、灰色の事務椅子)など懐かしかったです。
吉とするか凶とするか…
娘さんとの約束を!
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