ディア・ファミリーのレビュー・感想・評価
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これはヤバい…ずっと泣きそうになった。
『ディア·ファミリー』鑑賞。
*主演*
大泉洋
*感想*
医療知識ゼロの町工場の父親が心臓疾患を抱え、余命10年と宣告された娘を人工心臓を作ろうと奔走する物語。
大泉洋さんが演じる坪井さんが凄すぎる。どんだけ不利な状況でも、娘を救う為ことなら絶対に諦めない。妻や娘たちに支えられ、ずっと家族愛に満ち溢れてたし、ずっと泣きそうになりそうになりました。。
大泉洋さんの演技力が熱く、思わず感情移入してしまいました。娘役を演じた福本莉子さんの演技にも脱帽しました。一つ一つの台詞にグッときましたし、思わず涙を誘う場面もありました。
僕は冒頭〜終盤までずっと泣きそうになりました。ストーリーはシンプルなんですが、感情移入して、めちゃめちゃ感動して、心が震えるぐらい傑作でした!
どうでもいい話だが、川栄李奈さんと有村架純さんが出てたのを観賞後に知った。
◆最初に、大切などうでもいい話
映画の内容に全く関係ないどうでもいい話なのだが、有村架純さんが出てたのをエンドロールで、川栄李奈さんは観賞後にポスターで知った。1人1万として計2万円ぐらい損した気分。
(終わり)
家族みんながお互いを支え合っていて心が暖まる。心臓疾患を抱える次女 佳美が、おねだりする妹に「みんなわたしを助けようとするのに、アンタはわたしに甘えるのね」なんてところも良い。
僕がこの物語で1番気に入ったとこは、坪井宣政(大泉洋さん)のチャレンジ精神だ。冒頭では、日本で売れない髪結びを外国(モンゴルだかモロッコだか)で売りさばいて戻ってきたエピソードが描かれ、坪井の前向きな性格が分かる。これがこの後の、人工心臓がないなら自分で作ればいいじゃないかという話につながる。
パートナーの洋子(菅野美穂さん)は大泉洋の思いつきを止めるどころか、あっ、ナルホドそうよねーという軽いノリだ。
長女が、ママが反対してパパを止めると思ったら、パパのアイデアに乗り気なのを見て呆れる場面も面白い。
予告編で、「たとえ明日 人工心臓が出来たとしても娘さんは救えない」と担当医らしき人が言う場面があった。僕はこの場面が映画のかなり後半にくると思っていたら、前半に来たので、長い残り時間どうするんだろうと思ってたら、バルーンカテーテルの話になった。
観賞後に映画.comの解説を見たら、バルーンカテーテルのことが、しょっぱなに書いてあった (^^)。 もしかしたら予告編でも言ってたのかもしれないが、ちゃんと見てなかったので、映画冒頭の叙勲も人工心臓の開発に対してのものだと思ってた。
つまり、僕はこの映画のことを勝手な思い込みで、人工心臓は出来たけど、残念なことに娘は救えなかった悲しいお涙頂戴映画だと思ってたのでした。涙もあるが、それだけではなかった。
事実を元にしてるから、実際に娘さんはすごく若くして亡くなっていて悲しい話だ。
当然、泣き所もたくさんある。例えば、長女が次女に、洗い物をしながら後ろ向きのまま明るい声で「治るに決まってんじゃん」と言う所など、「ここで泣かなかったらミミズかタコよ」と叫びたいぐらいの泣き所である。いや、ミミズさんもタコさんも泣くだろう。
(スイマセン僕泣いてません(^^))
そして、この作品は、お涙頂戴の難病ものであるとともに、(断念してしまったが)人工心臓の開発を目指し、バルーンカテーテルの開発を行った人物のガッツを描いた根性物語でもある。
だけど、さすがに2時間では、NHKの「プロジェクトX」や、池井戸潤原作のTVドラマ「下町ロケット」みたいな開発の苦労、挫折、それらを乗り越えて完成したときのカタルシスまで望むってのは酷だろう。
あと、見所の一つは、医学部長におもねった石黒教授(光石 研さん)の手のひら返しと、バルーンカテーテルを自分にも使わせてくれという日和見主義の変わり身の早さである。
なんてふざけたヤツだとは思うが、サラリーマンも個人事業主、経営者も、自分は光石 研さん演じる医学部教授とは違う、とは言いきれないのではと思う。
長いものにはグルッグル巻かれるし、大樹にゃスリスリ寄る。ぐるぐるすりすり。
富岡(松村北斗さん)が、他の大学が開発した医療器具は使えないという慣習を破る。
出世したり地位が上がると責任が増えて面倒ではあるが、出来ることが増えるのは官民問わず確かだなと思った。富岡も研修医辺りだったら出来なかったのではなかろうかと思った。
(追記)いつも脈絡がないレビューなのだが、今回はいつも以上に脈絡の無さが冴え渡ってると思った。
家族の絆×ものづくりへの情熱
登場人物全員、演技がくど過ぎてシラケてしまい私は泣けませんでしたが、周りからはズビズビ聞こえてきて泣いてる人が多かったと思います。
(抑えの演技をしてこそ、ぐっとくる話だと思うんですがね…)
ストーリーはほぼ予告映像通りです。
限られた時間やお金……ある程度内容を把握した上で鑑賞を判断する人が多いので仕方ありませんが、自分はネタバレし過ぎな予告を流してる作品は見る気が失せます…
70年代の服装や小道具など、美術さんのお仕事は素晴らしかったです。
タイミングが悪く、主題歌が今炎上しているバンドで…余韻に浸れない(笑)歌詞が頭に入ってこない(笑)
⭐︎4.3 / 5.0
期待度△鑑賞後の満足度○ プロジェクトXホームドラマ版
①大泉洋、あんまり好きじゃない。難病映画、あんまり好きじゃない。だから最初は観る気なかった。
それが観る気になったのは、心臓に欠陥がある次女に扮するのがTOHOシネマズの幕間でいつもお世話になっている福本茉子ちゃんと知ったから。
でも観たのは松竹系のMOVIX堺。ごめんね、TOHOシネマズ😅
②冒頭の70年代の風俗(車や服装等)が良く再現されていて昭和60年代生まれとしては嬉しかった。
それとも最近はCGとかですぐ作れちゃうのかしら。
③有りがちな「人工心臓の製造がギリギリ間に合って何とか助かりました!感動!」という話ではなく、“お父さんが絶対に助けてやるからな!”という約束は果たせなかったけれども、その個人的な目的が、“お父さんが私を助けるために蓄えた知識・技術を使って私のような人達を助けてあげて”という娘の願いを叶えようとする時点で、人のためという目的に変わっていくところが、単なる家族愛オンリーの作品ではなく裾野の広い作品になっていったのは宜しい。
④ただ、全体的に綺麗事感は拭えないし、医療界の狭量さ(医療界に限らないけれども)に触れてはいるけれどもあんなに簡単に事が運ぶとは思われない。
立石研も一人悪役を押し付けられているようで少々可哀想。
⑤
娘を助けたい。ただそれだけが始まりの物語です
何と大きな大きな家族の愛の物語なんでしょう。
小さな町工場を経営する坪井さんが、余命10年と宣告された自分の娘を救うため、人工心臓を誰も作れないなら自分で作ろうと始める、信じられない奇跡のようなお話でした。
次女・佳美を助けたいと何が何でもあきらめないお父さん。でも壁に当たった時の「次はどうする?」と、やはり前向きなお母さんの言葉が大きな力に成りましたね。
妹を守るため弱音は吐かない長女・奈美。ただ一人、佳美に甘えてくれる可愛い末っ子の寿美。そして何よりこんな家族が大好きな佳美。この三姉妹もお互いを想い合い温かかったです。
「私の命はもう大丈夫だから」の佳美の言葉は、家族の愛の大きさを象徴する言葉だと思います。
もう一つ印象的なシーンは、「私にもバルーンカテーテルをいただけないでしょうか?」の石黒教授の言葉に、外で一人ガッツポーズする坪井さんの姿です。やったーと痛快な気持ちになりました。
結局佳美の命は救えませんが、決して悲しいだけの終わりではありません。
それはその先に続き、そして今もどこかで誰かの命を救い続けると言う事実に繋がっています。
奇跡はもう奇跡ではなくなりましたね。
演者さんたち、それぞれのポジションを表現して皆さん素晴らしかったです。
僕自身は前から応援している福本莉子ちゃんが佳美を演じてくれてとても嬉しかったです。
最後の有村架純さんもこの偉業に感謝を伝える多くの中の一人としての言葉に感動を隠せませんでした。
ハンカチを手にして映画見たのいつ以来だろう?
愛が溢れた素晴らしい作品でした。
いい映画を見ました
熱い想いが未来を変える
よかったです!
公開初日の夜ということもあり、予告編もいっぱい観てきたのでさぞや大混雑?って思いながら仕事帰りに飛び込んでみると客席は数えられる程度の入り!やはり名古屋の映画館事情は特別です。東京で話題作をタイムリーに鑑賞したいなら足を伸ばして名古屋までお越しください、全国の映画ファンの皆さん。
実話をもとにしたノンフィクションということで実話ならではの変な装飾もない展開で、ある意味淡々と進んでいきます。若干まどろっこしさを感じるほど。池井戸潤さんなら劇的な展開を埋め込むんだろうなぁ、なんて思いながら。
お涙ちょうだいな作りなのかな?みたいに勘違いして鑑賞に臨みましたが、決してそうではなく、本当にたくさんの命を救った『プロジェクトX』や『情熱大陸』的なお仕事中心のお話だったので心構えを誤ったみたいです。
ただ長女の川栄李奈さんが洗い物をしながら密かにむせび泣くシーンにはやられてしまいました!あと有村架純さんのくだりも。(ここはフィクションかも?)
『思い、思われ、ふり、ふられ』で初めて観た時「この子は誰?」みたいに感じた福本莉子さん、透き通って綺麗でした。大泉洋さんの少しオーバー気味な雰囲気とそんな夫を支える妻(菅野美穂さん)の「次はどうするの?」とても印象的でした。『絶対諦めない』ことの大切さと父の強さ、母の想いを痛感しました。本当に憎たらしく感じさせる光石研さん、いい役者さんですね。松村北斗さんもアイドル歌手にしておくのはもったいない(いい意味ですよ!)気がします。前にも書いた気もしますが『あんちゃん!』の頃の江口洋介さんを思い出します。満島真之介さんもいい味出してくれました。でも一番は妹を思いながら、父の(母も?)暴走を抑えようとする長女、川栄李奈さんですね。本当にいい女優さんです。(最近は男女区別せず『俳優』さんっていう傾向が強いですね)
思わず嗚咽してしまうようなことはありませんがいい映画でした。
追伸
メガネ、みんなナス型でした!当時の古い車たちや新幹線(鉄ちゃんにはたまらない?)がたくさん走っていたり、地元である名古屋の古い街並み、みんながタバコ吸ってるところ、どこかの政治家さんみたいな帽子とトレンチコート等々時代をきちんと描写してましたよね!
技術開発への理解と医療権威主義との葛藤
家族愛に溢れた良い映画
最初に結末を明らかにしてしまうのは、いかがなものだろうか?
ある程度の結末は予想できるとはいえ、最初に、人工心臓を作れなかったことや、娘が亡くなってしまったことが分かってしまうのは、物語の作り方としていかがなものかと思ってしまう。
父親がどれだけ苦労しても、人工心臓の開発に頓挫しても、意地悪な教授が障害になっても、最後にはバルーンカテーテルの開発に成功することが分かっているので、あまり深刻さが感じられないのである。
心臓病の娘は助かるのかという興味も、早々に消え去ってしまうため、後は、いつ、別れの時が来るのかということばかりが気になってしまう。
ただ、これについては、「自分の命は大丈夫だから、苦しんでいる人を助けて」という娘の思いは心に響くし、彼女が父親の町工場に就職したり、成人式を迎えることができて本当に嬉しいと感じるし、終盤で、彼女が、日記を通して家族のそれぞれに感謝の気持ちを伝える場面では、やはり涙腺が崩壊してしまった。
父親が自分の願いを叶えてくれたことを見届けてからという、彼女が息を引き取るタイミングも、ある意味、幸せな最期を迎えることができたのではないかと思えて、胸が熱くなる。
ラストで、インタビュアーの女性の過去が明らかになり、それで、オープニングのシーンが回収される形になっているのだが、それでも、最初に結末を明らかにしたのは、やはり、失敗だったのではないだろうか?
変に細工をしなくても、娘の命を救えなかったことを悔やむ父親が、バルーンカテーテルで命を救われた女性から礼を言われる場面だけで、素直に感動できると思えるのである。
それから、父親が、人工心臓を自分で作ることを決めたシーンでは、常識はずれな父親と、その背中を押す母親に対して、長女の理性的な反応が面白かったのだが、そんな長女には、成人になってからも、暴走する両親にブレーキをかける常識人として活躍してもらいたかったと、少し残念に思ってしまった。
泣けるね
見やすさ◎
ストーリー◎
キャラクター◎
没入感◎
個人的好み◎
人がなくなる話は悲しい話になりやすく泣けるのですが、悲しいばかりだと後味が悪いと感じてしまう。
実話ベースなので、あまり変に感動的にはできないのだろうが、良い感じに仕上がっていた。
泣ける映画は好き
映画館は咽び泣きの声で溢れていました
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