「学校、行きたいなぁ。」ディア・ファミリー りかさんの映画レビュー(感想・評価)
学校、行きたいなぁ。
途中から本作観てまた後で全部観ようと思いつつ、
後半、
涙が出過ぎ、
涙腺弱過ぎる自分が作品鑑賞では滅多に涙が出ない。
数少ない作品だけ。
後半1時間ほど、涙が出っ放し。
セリフにグッと来るのかな?
何度も断念すべき事態に直面しつつ、諦めたら0だからと
また手段を考えやってみるお父さんの姿かな。
幼い頃から両親や姉妹や会社の人やお医者さんに愛されて、辛い治療にも耐えつつ弱音を吐かず、
自分の為に働く父の姿に感謝する
健気な佳美ちゃんの姿かな。
再度鑑賞する前に、会社概要も読んでみた。
実際の振り袖姿の佳美さんの写真も掲載されていた。
前社長が娘の為に人工心臓の開発に8年、8億円かけ、
動物実験はパス。
しかし、人間にとなると、
まだ2•3,000億円かかるとわかり断念した旨記載されていた。また、医療従事者と関わる中で欧米製のバルーンカテーテルが日本人には合い辛くまた使い辛い点も耳にしていた為、10年近く医療機器の勉強研究に費やしたノウハウを応用できないかと取り組むことにした、と。
さらには、赤ちゃん用のバルーンカテーテルが欲しいと希望する医師の声も聞き需要僅かの儲けとか度外視で作り届け赤ちゃんの命を救ったことも。
一人でも多くの命を救いたい、という企業理念を
打ち出しておられる。
この会社概要を読むだけでも涙滲みました。🥲
そして、全編。
日本全国の心臓病研究の病院を周り娘の病気を治してくれと頼むがどこも無理。アメリカ迄足を伸ばしても無理。
医療従事者の話を聞き、残された時間の無さを痛切に感じ、自分で作ろうと決意。数千万円の装置を入れて作って行くが、アメリカの失敗に人工心臓の先が見えなくなり、
大学の協力も無くなり、また娘の身体には無理だと知らされ費用の莫大さから断念せざるを得なくなる。
娘に告げると、私の命は大丈夫だから。と言う。
その意味は、あと数年ぐらいで命が尽きてもいい。
ということではないか⁉️
あまりに残酷な言葉を娘から言わせてしまった❗️
更に、苦しんでいる人を助けて、と。
あの病室で親しかった春香ちゃんの心臓病に適切なバルーンカテーテルがあれば、‥。
以前見知っていた富岡医師の研究対象でもあったので、
相談して作成に取り掛かって行く。
富岡医師も医学を目指した原点を思い起こしたのだろう。
完成し、現場で使って貰い信頼を得て来た。
17万人を救って来た、とエンドクレジットに。
娘の命を救えなかったが、多くの人の命を救えた。
しかし、親としてはたった一人のその命を救いたかっただろうなあ。
蛇足;
表彰式でインタビュアーに有村架純さんが出ていましたが。実際、17万人も救ってられるのですがら、出会う機会は少なくないと思います。しかし、有村架純さんを起用してのあの演出は、蛇足に感じました。とってつけた、という印象。興醒めしました。
もっと顔を知られていない方がされた方が効果があったと感じます。
こんにちは
会社概要、
そうですか!!
そちらの面から考えられるところが、
すごいリカさんらしです。
有村架純さんは、やはり不自然でしたね。
違和感を感じますね。
(すみません、私のレビューにコメント頂いても
わからないかも知れません)