「うーん、この謎のB級…。ただ、ストーリーとしては崩壊していない?」VESPER ヴェスパー yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
うーん、この謎のB級…。ただ、ストーリーとしては崩壊していない?
今年47本目(合計1,139本目/今月(2024年1月度)47本目)。
(ひとつ前の作品「ミッション・ジョイ 困難な時に幸せを見出す方法」、次の作品は「罪と悪」)
投稿が前後して申し訳ないです。
こちらの作品、要は世界(地球)滅亡後を描いた作品ものなのですが、B級映画の「おきて」というか謎のそういう表示(唐突世界背景=この映画の「ルール」を字幕で説明してくる)等、かなりアレだなぁ…という気がします。
ただ、設定なのはそういう「特殊な部分」だけで、人を不愉快にさせるような発言はまるで存在しませんし、一方で、種苗法ほか環境法(行政法の一分野)の問題提起をしているのかしていないのか…といった「ヘンテコな枠」です。要は、例えば動物ものにしても時々「明らかに動物枠だと思っていったら、唐突に、「~~年の間に動物が人の狩りによってなくなり」といったことが表示される謎の映画(タイトル忘れた…)があったように、そういう「持続可能」ではないですが、何らかカタカナ用語を並べて色々説得させようという部分はあるんですが(映画も作品の性質も)、一方で設定があれこれよくわからないので(パンフレットを買えば出てくるのかな?)、この辺の採点がかなりしにくいです。
ただ、こういう「教育枠」(子どもに対して映画を通じて持続可能だの何だのというものを教える団体はあるだろうし、そういうカリキュラムはあるんでしょう)にこの映画がこっそりあたっているだけという可能性もあり、「多少教育くさいなぁ」とは思うものの(それが全体として学術枠っぽくいえる部分にも関わる)、一方で海外の日本でいう指導要領までどうこう言うこともできないし、「映画館として」見て「ここのサイトに書き込む」限りでは映画として成り立っているか?と考えると、多少はまぁ変かな…と思っても、いきなりワープしたりヘンテコすぎる展開になったりといったことにはならないので、フルスコアにしています。
※ t-joy梅田(旧ブルク9)ってこういう「教育枠的な映画」を流すことが時々ありますよね。