「映画っていいなって初めて思いました」ぬくもりの内側 ちょこちっぷパンダ🐾さんの映画レビュー(感想・評価)
映画っていいなって初めて思いました
涙がただただ、溢れて止まりませんでした。
何回か拝見しましたが、見るたびに、
違う箇所で心を打ち、いろんな感動が味わえました。
自分が見ないふりをしていた気持ちが、涙と一緒にわけもなく現れて、自分はこんな気持ちだったんだぁと自分の感情と向き合えました。
自分がいかに孤独を感じていたのか、
人が最後に求めるもの、
「ぬくもり」
リアルに自分ごととして
心に入ってきました。
この映画を観ていて、さらに幸せに思ったこと。
周りでも、涙をすする声が聞こえてきて、
私と一緒だ!と
他の方の心の動きにも共鳴し合いました。
その気が一体となり、
愛いっぱいの温かい渦になって、
映画館という箱いっぱいに広がり、
ぬくもりが、私達を包んでくれました。
そんな優しい空気に包まれながら観る映画。
この田中壱征監督の映画を選び、
同じ時に同じ空間で感動を味わってる人。
他人のようですが、仲間のような一体感。
映画も今は、DVDやネットで簡単に見れます。
食事も個食が多くなり、
人との繋がりがめんどくさくなり、
どんどん楽に一人で行動していく時代。
でも、いつの時代も変わらないのは、
人は、孤独では生きていけない。
人との繋がり・ぬくもりを求める。
孤独でぬくもりを求める人こそ、
一人、家で映画を観るのではなく、
みんなで一体となって感動を体験できる
心地よさ…
なんとも言えない
あたたかさ…を感じてもらいたい。
今一度、多くの方に、
映画館に足を運んで、観ていただきたいと
強く思った映画でした。
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