MIRRORLIAR FILMS Season6 : 特集
【小栗旬、浅野忠信の頭の中をのぞき見できちゃう…】
人気俳優たちが本当にやりたかったことは、すべて「ミ
ラーライアーフィルム」に詰まってる!長編映画では絶
対に味わえない刺激がそこにある【映画ファン大注目】
映画好きの皆さん。知ってます?
尖った短編映画を集めたサブスクがSNSで話題になっていたり、短編の映画賞も注目されていたり。じわじわブームが広がっているなか、小栗旬や浅野忠信ら人気俳優が短編映画の監督に挑戦した斬新な作品が公開されるんです!
それが、人気・注目を集めに集めるプロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」の第6弾「MIRRORLIAR FILMS Season6」。12月13日から、2週間限定で劇場公開されます。
ところで、「MIRRORLIAR FILMS」ってこれ、読めますか?
小栗旬が“父親あるある・愚痴”を脚本にし、それを妻が読んだうえで製作した一本や、浅野忠信が「SHOGUN」出演をきっかけにメガホンを取った一作など……長編映画では絶対に味わえない刺激と自由が、「ミラーライアーフィルムズ」にはある――。
魅惑的な世界を知れば、きっと周りにも広めたくなるはず。そのときのために、本作のこと、しっかり覚えていってください!
【短編映画=映画.comがドハマり中のジャンル】
半端ない自由度&中毒性…人生の楽しみが一個増えた!
まずはサクッと、短編映画の魅力を語らせてください!
「いや知ってるよ」と思うかもですが、これら↓が急激に人気を博していることをご存知ですか?
世界のショート映画を集めたサブスク「SAMANSA」、TikTokと東宝がタッグを組んだタテ型の映画祭「TikTok TOHO Film Festival」のほか、「カメ止め!」の上田慎一郎監督による縦型ショートフィルムがカンヌで受賞、広瀬すずと仲野太賀が共演した短編映画「アット・ザ・ベンチ」がスマッシュヒットなどなど……。実は今、映画界全体でも短編作品に熱い視線が注がれているんです。
[ここが好き①]短編=“長編になれなかった物語”ではない! 長編では絶対に味わえない、中毒性200%のキレキレ&刺激的な映画体験が待っている
1番伝えたい魅力は、短編映画には“無限の可能性”があるということ。起承転結を丁寧に描く長編映画を観ていると、なんとなく次の展開を予想できてしまうこともありますが、短編映画は短いゆえに次にどんな展開が起こるのか予測不可能。作り手の個性がこれでもかと自由に詰め込まれ、あえて“短編”で勝負しているんです。
例えるなら、長編映画がマラソンや駅伝だとしたら、短編映画は100メートルのフルスプリント。筆者の場合は、「ちょっと時間あるし」と気軽に観てみたら、いつの間にか深い短編映画の沼から抜け出せなくなっていました。大げさに聞こえるかもしれませんが、人生の楽しみ=映画の楽しみ方に新たな選択肢が生まれた感じです!
[ここが好き②]長編よりも制約が少ないので“自由度”が半端ない 超人気俳優&監督が“本当にやりたいこと”を実現できる…その代表格が「ミラーライアーフィルムズ」
“制約”が少ないということも短編映画ならではの特徴の一つ。監督や作り手たちの“本当にやりたいこと”をかなえることができる、夢のような場所でもあるんです。
その代表格の一つが「ミラーライアーフィルムズ」であり、season6では小栗旬、浅野忠信という超一流俳優が監督に挑戦するほどの話題作です。
伝えておきたいのが、本プロジェクトはただの短編オムニバスの詰め合わせではないということ。際立って個性的な5本の作品を連続して観ることで、心揺さぶる多彩な感情や、驚きに満ちた独創的な表現の数々に一気に飲み込まれる――この特別な体験も、筆者が短編映画の沼から抜け出せなくなった要因の一つです。
「ミラーライアーフィルムズ」の詳細については、次の項目でお話しします!
【短編映画に興味が出たら…】オススメはコレ!
ミラーライアーフィルムズの破壊的な良さ、教えます!
短編映画に興味が出てきたらおススメしたい「ミラーライアーフィルムズ」。未体験の人は、今のうちにがっつり覚えていってください!
★そもそも、ミラーライアーフィルムズって何? 山田孝之らが発起人の、絶大な支持を得る人気ショート映画プロジェクト! テーマは「映画の福袋」
俳優の山田孝之、阿部進之介らが発起人となり、2021年から短編映画を公開してきました。クリエイターの発掘・育成や地方創生に取り組むプロジェクト――簡単に説明すると、「映画を作りたいクリエイターは作ろうよ! 監督をやりたい人もやろうよ!」と大きく手を広げて歓迎してくれるプロジェクトなんです。
本作の舞台挨拶に登壇した山田孝之は「映画に限らず何か挑戦してほしいという気持ちがある」「まずはやってみるという大事さを伝えたい」と本プロジェクトへの思いを語っています。
さらに、さまざまなジャンルの作品を一気に楽しめることから「映画の福袋」とも。開けるたびに何か新しい驚きが詰まっている、そんな特別感が魅力です。
どうでしょう。段々、ワクワク&興味出てきましたよね!?
★参加者の豪華さがえぐい! 超人気俳優が映画監督に挑戦で話題! 最新作で小栗旬、浅野忠信が監督に! 過去には池田エライザ、水川あさみ、志尊淳、柴咲コウも
ここからもっとワクワクする情報をお伝えします。参加する監督陣がえぐい豪華なんです!
これまでは池田エライザ、水川あさみ、志尊淳、柴咲コウら錚々たる超人気俳優が参加し、監督に挑戦(出演ではなく、監督した、というところがミソです)。
そして最新作のseason6では、小栗旬、浅野忠信らビッグネームが監督に!
「小栗さんも浅野さんも、作っているとき本当に楽しかったんだろうな」と思わずにいられない作品もあり、これこそ監督を務めた俳優たちが本当にやりたかったことなんじゃないかな~とも思わずにいられません。摩訶不思議な世界観を堪能したときには、監督たちの頭の中を15分間だけのぞいているような、「ミラーライアーフィルムズ」ならではの特別感がたまらないんです!
【今回の5作品を紹介】小栗旬が“家庭の愚痴”を脚本化、
それを妻が読んだ!? 摩訶不思議な“浅野忠信ワールド”も
最後に、12月13日から劇場公開される「ミラーライアーフィルムズ」の最新作「season6」の上映作品5本をそれぞれ紹介します。いろんなジャンル、いろんなテーマ。バラバラだけれど、だからこそイイ!
・父親の共感度1000%⁉もしかしてこれって小栗旬の“本音”!? 脚本をそれぞれの妻に確認してから撮影へ…「1/96」
監督:小栗旬
脚本:三枝玄樹
出演:藤森慎吾
【あらすじ】
夕方5時、その日の勤務を終え、会社を後にした成田(藤森慎吾)。右に曲がれば家族が待つ家に着くが、今日は反対方向へ車を走らせ始める。妻、ふたりの子どもと暮らす成田、夜道を走りながら父親らしい本音をこぼしていく。小栗監督と脚本の三枝が“父親あるある”を話していたところ、プロデューサーの提案でそれを映画にすることに。小栗監督と脚本家の三枝は自身の妻にも脚本を読んでもらい意見をもらったという。小栗監督によると「こだわったのはじゃがりこの飛び方」なので、お楽しみに。
・異母兄妹が父の葬式で再会…居心地の悪すぎる会話劇、気まずすぎる対面の行方は?「サン・アンド・ムーン」
監督・脚本・プロデューサー:岡本多緒
出演:曽我潤心、岡本多緒、後藤萌咲
【あらすじ】
父親の葬式に突如現れた男(曽我潤心)と、彼の存在を知らなかった女(岡本多緒)。気まずい沈黙、ぎこちない会話を経て、やがてふたりが、同じ父の元に生まれた異母兄妹であるという事実が浮かび上がってくる。失われた時間を取り戻すように、二人の会話からそれぞれが知らなかった父の顔が浮かび上がってきて……。岡本多緒監督は俳優としての宣材が必要になり本作を制作。映画制作の面白さにのめり込み、現在は3作目を撮影している。
・この人、怖えよ…1度観たら頭から消えなくなる「ファー!」の声 不気味で、不思議で、面白い「FAAAWWW!!!」
監督・脚本:鬼木幸治
出演:亀沢純一、保田泰志
【あらすじ】
誰もいない河原に佇む二人のチンピラ。ゴルフクラブを握りしめ笑顔を浮かべる異様な男。チンピラはゴルフボールがあたったと激高しているが、笑顔の男は「でも私、ちゃんと言ったんですよね。『ファー!』って」と全く悪びれず、会話が成り立たない。その日を境に、男たちの身の回りで「ファー!」という声が響くようになってしまい……。(おっさんがチンピラに激詰めされているのに、血まみれでブチギレるチンピラよりも、説教をニコニコ聞いてるおっさんのほうが怖い)
・主人公はゾンビ侍! 何を見せられてるの!?(褒め言葉) 浅野忠信が「SHOGUN」をきっかけに映画監督に挑戦した野心作「男と鳥」
監督・脚本:浅野 忠信
出演:田中一平、阿部進之介
【あらすじ】
ゾンビ侍(田中一平)は神から、「この箱を5分後に届けなさい」と頼まれる。男が眠気をこらえながらも進んでいくと、そこへ箒に乗った鳥(阿部進之介)が現れる。箱に関心を示し、男を追いかけ回して奪おうとしてくる鳥だが、鳥がこじ開けようとしても箱は決して開かない。箱をめぐる摩訶不思議な物語。浅野は「SHOGUN 将軍」で共演した阿部進之介からの誘いを受けて参加。阿部と「SHOGUN 将軍」の続編について話している際に、「亡くなったキャラはゾンビ侍で出てきたらいい」と話した結果、本作の主人公が誕生した。
・亡くなった祖父、認知症の祖母 いつもと違う家族の姿に戸惑う中で思い出したのは、優しく温かい時間だった「カフネの祈り」
監督・脚本:増田彩来
出演:伊礼姫奈/井浦新、田島令子、板谷由夏
【あらすじ】
東京で暮らす19歳の女子大生・奏良(伊礼姫奈)のもとに祖父(井浦新)の訃報が届く。母(板谷由夏)と妹と共に祖父母の家を訪れると、薄れていた祖父との記憶がだんだん蘇ってくる。幼き日の自分を優しく抱きしめて、嬉しそうに微笑む祖父の姿。帰らぬ日々の大切さを教えてくれる、穏やかな物語。なお、タイトルの「カフネ(Cafuné)」はポルトガル語で、愛する人の髪にそっと指を通し、頭をなでて眠りにつかせる仕草を指している。
[まとめ]今後もプロジェクトは続く…season7では加藤浩次、加藤シゲアキらが参加。Season8にも超豪華な面々が決定済み! まずはseason6を観に行って!
今後もプロジェクトは続いていき、season7では「極楽とんぼ」の加藤浩次、「NEWS」の加藤シゲアキが監督として参加することが決定。season8にも超豪華な面々が参加するようで……期待しかない! もっともっと話題になっていくのは確実なので、映画好きならまずはseason6を観に行きましょう!