マダム・ウェブのレビュー・感想・評価
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マーベル史上もっとも(色んな意味で)弱い敵…?
シーンのところどころで「もう少しこうだったら」と思う事が多い映画でした。
少女3人の絆が深まる演出が一瞬でもあったら…例えば、一人が高いところから落ちそうになったところを2人が助けるとか(リポDのCMみたいな)
3人それぞれ+ウェブ含めた4人の絆が深まる理由がいまいち見えにくく。。。
親との関係性が希薄、という面を共有する事に加えて、そのように物理的な助け合いがあると、関係性の強まりを感じられたかもと思いました。
今回の敵はスパイダーマン的能力+猛毒を持っていましたが、車にはねられまくったり、花火や看板などウェブの作戦にかかりまくったりと、マーベル作品史上でもなかなかの薄さを感じる敵キャラでした。逆に愛らしい。
ゴリゴリのアメコミやアクション映画を見たい人・サスペンスを見たい人・未来予知を駆使したSF物が見たい人など、どの人にも絶妙にハマらないかもしれません…
もっとがんばろう
ダコタ•ジョンソン主演で男性客が観に来たかな、と思う。美しい方なので女でも観ていてウットリできるかな、と観たけれど、
以前のあの作品で惚れ惚れしたお顔に少し肉がついたのか、お年のせいで老けたのか、見とれる程の美しさが無くなっているように思う。
マーベル作品を観ていないので理解できていないかもですが。
スパイダー🕷マン絡みのクモ人間登場❗️
キャシーの母親は、研究者で臨月ながらアマゾンの奥地に🕷を獲りに来ていてやっと見つけたのに、同僚と思っていた悪人に横取りされ仲間が殺され母自身も瀕死の重傷を受けた。なぜかその地域に棲む🕷人間に救われるが、キャシーの出産と同時に命を落とす。
成長したキャシーは、救命士となり活躍していた。仕事で車ごと川にはまって助け出されたが意識不明の状態だった。
大きなケガも無く普段の生活に戻ったが、突然先のことが見えることが度々起こり、3人の少女が殺されかける夢も見てしまった。
偶然その3人の少女たちと出会いキャシーの言うことを信じなかったが、天井を這う🕷人間を見て信じ行動を共にする。
追って来た🕷人間は、昔キャシーの母親たちを殺した男だった。キャシーの母から奪った🕷で巨万の富を得ていたが、最近殺される夢を見てその暗殺者が、3人の少女たちが成長したマーベルたちだった。
お互い死力を尽くして闘い、やっとのことで、
キャシーも少女たちも生き延びる。
アクションあまりたいしたことないし、
ストーリー展開も先を見たくなるような事無く、続編あると思いますが、劇場までは。
マダム・ウェブにも見えないSSUの今後
“マーベル初の本格サスペンス・ミステリー”なんて謳ってるものの、謎解き要素はほとんどナシ。普通にスーパーヒーロー類いのアクション。
マーベルと言ってもMCUではなく、『ヴェノム』『モービウス』に続く“SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)”の一編。
これまでのヴィランではなく、原作コミックではスパイダーマンのサポート役であり助言者。
実写作品では初登場の“マダム・ウェブ”。どういうキャラで、どんな能力を…?
NYで救命士として働くカサンドラ・ウェブ。通称“キャシー”。
救命活動中事故に遭うも、一命を取り留める。それ以降、自分だけに奇妙な事が…。
人が同じ事を二度言う。似たような現象を見る。しかしそれらはまだ起きておらず、直後に実際に起きる。
これは一体…?
次第に分かってくる。
未来が見える…。
原作では難病で盲目の車椅子の老婆。
映画は若かりし頃の設定。まあ、それで良かったかも。ダコタ・ジョンソンの魅力に異論ナシ。ジャケットにジーンズ姿がカッコいい。
時代設定も2000年代初め。なので、トビー・マグワイア版スパイダーマンのマルチバースではないようだ。現MCU版のマルチバース。
キャシーの相棒に、同じく若かりし頃のベンおじさん。あくまでキャシーとは最も頼れる相棒。だってベンおじさんにはメイおばさんが。が、今回メイおばさんは登場せず。まだ出会う前…? 代わりに妊娠中の妹が。名前は公表されなかったが、お腹の子は言うまでもなく後の“彼”だろう。
“スパイダーマン・ユニバース”だけあってリンクネタあり。でも、ちと辻褄合わないような…?
スパイダーマンネタは他にも。
未来が見えると言っても、世界や歴史が見えるのではなく、直近身近で起きる危機の予知。
ある時、3人の少女が黒いマスクとスーツ姿の男に襲われ、殺されるのを“見る”。
その3人の少女こそ、実写版ではまだ未登場だが、後のスパイダーウーマン/ガール。
ジュリア、アーニャ、マティ。
原作コミックではジュリアは“2代目マダム・ウェブ”に。演じるのは『恋するプリテンダー』もヒットし、今ブレイク中のシドニー・スウィーニー。ちょっと引っ込み思案で、眼鏡&制服姿に萌え。
まだ何も知らず、スーパーヒロインでもない3人。普通の“訳あり”のティーンエイジャー。
その3人を助ける事になるのだが…、キャシーも心開くのはベンくらいで、人付き合いが苦手。相手に時々要らん事を言ってしまう。
救命士でありながら正義感溢れる性格とは違うヒロインと、個性バラバラの3人のティーン。
助けたのにニュースで誘拐犯と間違われる。年頃のティーンに手を焼きながらも、次第に…。
そんな4人のやり取りと逃避行しながら、一連の謎や出来事や事件を解明しようとする…。(←ここがサスペンス・ミステリーなのかな…?)
キャシーには何故そんな能力が…?
母に由来する。
身重でありながら、アマゾン奥地で特殊な力を持つクモを探していた。見つけるも、相棒だった男に裏切られる。
瀕死の重傷の母。助けたのが、クモの力を宿した部族“ラス・アラニャス”。
絶命直前クモに噛まれ、その特殊な能力がキャシーへ。
キャシーは長らく母が理解出来なかった。何故身重でアマゾンへ…?
やがて母の真意を知る。難病を持ったまま産まれてくる娘。治療の術はナシ。そんな時、特殊なクモを知り…。
それによって娘は何かを背負うかもしれない。ラス・アラニャスからの言葉。
大いなる責任を担う者は、大いなる力が宿る。
ベンおじさんのかの名台詞。逆説のようでもあり、通じているようでもある。
巡りに巡って、運命の糸を手繰り寄せて。
母から娘へ。その力でキャシーは3人を。
そんな4人…いや、実質は少女3人を狙うのは、エゼキエルという男。キャシーの母のかつての相棒であり、裏切りクモの力で特殊能力と富を得た。
スパイダーマンのようなブラックスーツ。スパイダーマンさながら壁をよじ登り、天井を這う。一定の超人敵な強さも。
その力と部下の天才ハッカーの監視システムで3人を追う。
何故3人を狙うのか…?
その理由も含め、ここから難点指摘が多くなるのでご勘弁を。
エゼキエルは悪夢を見る。いつか分からないが、スパイダーウーマン/ガールとして覚醒した3人に殺されるのを。
殺される前に殺してやる。
所謂“ターミネーター的”だが、何だか動機がショボい…。
特殊な力を持ったエゼキエルに、まだ力をコントロール出来ないキャシーとまだヒーローじゃない3人が立ち向かうというのがアクションの見せ場なのだが…、特筆すべきものは無く、エゼキエルの最期も呆気ない。
『モーリタニアン』で熱演したタハール・ラヒムがステレオタイプな悪役で残念。
今回の事件と予知がワールドワイドや大スケールでもないので、何かこぢんまりとして物足りない。ツッコミ所も多々。警察にマークされてるのに、よう飛行機でアマゾン行けたもんだ。
お馴染み“ビギニング”なので致し方ないが、ラスト、キャシーは原作設定通りの盲目車椅子になり、3人も運命を受け入れる展開で終わっても、盛り上がりに乏しい。
つまらなくはなかったが…、ちと今一つ。
SSUは『ヴェノム』はそれなりに面白いが、『モービウス』や本作は不発感漂う。案の定、興行・批評共に振るわず…。
今年はもう一本、『クレイヴン・ザ・ハンター』が控えているが、果たして…?
ダコタ・ジョンソンも後のインタビューで不発は分かっていたし、もうスーパーヒーロー映画には出ないとも。じゃあ、続投どうするの…?
不安続く。“シニスター・シックス”まで結成出来るのか…?
彼の誕生にはわくわくしたけど
未来が見える女が
未来のスパイダーガールズを救う話。
評判がかなり悪かったので
あまり期待していませんでしたが、
評判どおりの作品でした。
未来予知しながら敵と戦う設定は
いいなと思ったのですが
あくまでオリジンなので
迫力ある展開がなかったのが残念です。
3人のスパイダーガールズたちと
共闘するシーンを見れるかと思ったら
オリジンなので彼女たちはまだ覚醒する前。
まあ仕方ない、ラストやエンドクレジットで
少しは見れるかと思ったらそれも無し。
ハードル下げて期待してたものが
見れなかったのは残念です。
ただ、ピーターパーカー誕生の瞬間を
見れたのはとてもよかったです。
一緒に見てる友達と「これ絶対ピーターやん!」
って言いながらわくわくしながら
見れたのはよかったです。
あと俳優さんもよかったです。
ダコタさんはじめ、シドニーさんはもちろん、
イザベラさんも素敵でした。
目の保養にはばっちし。
ワールドプレミアムでのすけすけネイキッドドレスでのアクションシーンを期待して
ダコタ・ジョンソンお目当てでの鑑賞。
スパイダーマンほとんど観てません。スパイダーウーマン、マダム・ウェブ全然知りませんでした。
1973年、自分が孕んでいる子供は筋ジストロフィーのような生存不可能な先天性疾患だと出生前診断され、救える道はないのかと医師にくってかかる臨月間近の昆虫学者のキャシーの母親は特効薬となる未知のペプチドを求め、無謀にもアマゾンの密林に旅立つ。予防接種もせずに。ハラの模様がピンクと白の縞々の綺麗なクモを見つける。しかし、協力者ヅラした男に撃たれ、横取りされてしまう。負傷した彼女は何者かによって洞窟の泉に連れて来られ、綺麗な蜘蛛に胸を刺されて、いのちと引き換えに水中出産する。その時生まれた子、キャシーは30年後の2003年には健康体で、救急救命士。事故車に取り残された子供を救おうとして、車ごと橋の欄干から落ち、親切な相棒に救われてから、危険の迫った人の映像をその数分前に見る経験をして、混乱しながらも未来予知能力を得たことを自覚することに。彼女の母親からクモを奪い、セレブに登りつめた男は毎夜美女をとっかえひっかえしても、3人組の女に殺される悪夢に苛まれていた。3人の女を事前に亡きものにすれば、命を落とすことなく、安定した未来を築けると考えたクモ男は3人の女子高生???を地下鉄で襲う計画を立てる。そこへ、偶然居合わせたキャシーは未来予知能力により、危険の迫った彼女らを救うべく、蜘蛛男に対抗するはなし。キャシーは母親の仇の男を助けることをしてしまうストーリーなんで、なんだかわかりにくい。
「イキってる」なんてキャシーをディスるギャルからするとキャシーはマダムって感じなんでしょうか。
昔、同級生の佐藤S君がよく、妙齢のご婦人に対して、あそこに蜘蛛の巣はってんじゃねとバカのひとつ覚えのように言っていたのを想いだしました。佐藤S君は風俗大好き。たぶんいまも。
救命士のダコタ・ジョンソンはとても素敵。サスペリアより以前のエッチな作品は観てません。一番好きなのはザ·ピーナッツバター·ファルコンでの看護師役。
ダコタ・ジョンソンがMARVEL作品に出るとは。
色々な映画の主演級キャストに起用されてるけど、このあと、彼女はどうなっていくのかな。ちょっと不安になっちゃいました。
これはこれで良い
マーベル作品である必然性ってことはこの先もあるのかな。
あの夢はいつか実現すると考えるのなら、彼は生きているのだろうし、あの雇われリサーチ女はどうなった?といろいろ疑問。
まぁ、でも、面白かった。
それにしてもエゼキエル弱すぎないかい?
もう一度、いい脚本で
ウェブと3人の少女、
その造形や設定がすごく良かったものの
ストーリーが残念だった。
本当に笑える場面が一つもなくて辛い。
冷徹だったウェブが守っていく姿が熱くて
2に期待したいのだが、次は3人の物語になりそう。
マダム・ウェブってそういう事だったのね。
チャーリーズエンジェル的な。
うーん、どちらかというと、3人の物語が
3くらいまで進んでから、マダム・ウェブがあった方が
より熱いものを感じられたんじゃ無いかとおもう。
とにかくダコタ・ジョンソンの魅力で
引っ張っていった映画。
本人はもう出ないと言ってるようだけど、
もっと観たい。
ただ、ダコタはシリアスな映画というか
ドラマ映画の方がよろしいかと思う
悪かった点がはっきりしてる。
今回のマーベル作品が酷評と聞いてどんなものか、好奇心が治らず鑑賞しました。
感想としては、言うほど酷いものか?と思いました。ストーリーの展開や内容等悪くなかったんじゃないかと思いました。
ただ、ここがダメだったんじゃないかなと思うところがありましたので、あげていこうと思います。
まず悪かった点
・敵がしょぼすぎ
敵の蜘蛛人間ですが、正直残念なキャラだなと思いました。主人公にことごとく阻止され、なんか敵役としてどうなの?と思いました。
見せ場もないし、クライマックスはボコボコにされるし、なんかかわいそうだなーって思いました。
あそこまで酷いと笑ってきてしまい、ずっと哀れだなと、、
・効果音が痛い
主人公の能力が発動する際の音響が凄く嫌でした。耳に響くと言うより痛かったです。毎度毎度出てくるたびびっくりして心臓が止まるかと思うぐらいうるさかったです。
もう少しなんとかならなかったかな〜と思いました。
・マーベル史上初のサスペンス???
キャッチコピーにてサスペンスと表記がありましたが、サスペンス????と思いました。
途中まで普通のマーベルだなと見てきましたが、途中から「あれ??これなんかサスペンスって言ってなかったっけ??」と気づき少し笑いました。
全く持ってサスペンス要素がなかったので、これはないんじゃないかなと感じました。
良かった点
・主人公視点の展開
主人公の心境や能力が覚醒する過程までの展開は凄く良かったです。主人公の秘密や敵との関係性など面白く描いており、とても興味深いなと思いました。
・今後の主人公たちの活躍
最後のシーンはとても良かったです。最後は3人のガールズたちの司令官として戦っていく姿はとてもかっこよかったです!
実はこの物語の序章だったんだと思わせる描写で、今後の続編に期待したくなるものでした。
まあ、続編はやらないだろうと思いますが、、、
最後に、評価としては普通かなと思う作品でした。面白かったですが、もったいないところが多すぎて残念だなと感じました。そこが少し気になるところで本当に面白い作品でした。
是非、続編を作っていただきたいなと思いました!
これ観るんだったらモービウス見る
ミステリーやサスペンスとしては「どこにその要素があるの?」状態。最序盤でヴィラン(30年前のすがた)が希少種のクモを盗むのだが、ここだけでヴィランの正体が分かり、その後すぐに顔出しする。この時点で見る側はヴィランに対するミステリー的な興味が消え去り、いつも通りのドンパチアクションになると予想する……がしかし、そこから始まるのは約30分に及ぶ主人公が能力に気づくまでの過程。ここは本当に眠くなった。主人公の能力は未来視と言うより第六感や現実の書き換えで、それを表すシーンは現実離れしていてとてもいいのだが、主人公はこの力をヴィランが殺そうとしている3人の少女に一切の説明なく「未来が見える」とだけ言って森の中に放置する。それも3時間だ。このシーンは意味が分からなかった……「私にもよく分からないけど、危機が訪れたりする時に少し先の未来が見えて、その未来が訪れると同時に時間が巻き戻る」とでも説明すればその時点での能力は全て説明できる。案の定、主人公は3人のうちの1人に物を投げられ「見えてないじゃん」と言われてだんまり……その後、少女達が近くの店に食事しに行くのだが、その姿をヴィランに見られ追われてしまう。そこから助かった後主人公が少女達に言う言葉が「クソガキども」だ。完全にお前のせいだろと言いたい。
さて、この映画はどんなジャンルなのかと言うと、シンゴジラなどと同じ『強大な力を持った敵に非力ながら立ち向かう映画』だ。主人公の能力で未来を見ながら先打ちするのかと思ったら、タクシーで店の中に突っ込みヴィランを轢いたり救急車を看板裏にある道路からヴィラン向かって突っ込ませ轢いたりAEDで車両上に乗ったヴィランを感電させたりしている。と言うかヴィランの影響で主人公達が傷つく事はほとんどない。あるのは主人公が毒を手首に流し込まれたのと最終決戦くらいで、その最終決戦もフレアが原因の発火や爆発が殆どの攻撃もしくは被弾の原因だ。
最後にこの映画を見るべきかどうかだが、まあ暇な人は見ればいいくらいだ。今後のマーベル映画に関わってきそうだから見るべきかどうかで言えばYESだが、正直予告で見た「オッペンハイマー」「砂の惑星」などの方が面白そうだった。だがこの映画には「ONE PIECE FILM RED」のような劇場で見るべき必要性は感じられないので、少女3人を題材にしたヒーロー映画が出たらディズニープラスで見るくらいでいいだろう。
見るのならば何も考えず、サメ映画やジュラシックシリーズと同じ感覚で見ろ。
前評判が悪過ぎ!
rotten tomatoes評価最悪の中、観るつもりはなかったのですが、ダコタジョンソンの『二度とヒーロー映画』には出ない発言を受けて鑑賞を決意!
ハードルが最低だったせいかもしれませんが、ちゃんと楽しめる映画だったと思います。ただ、深みが無いので、綺麗にピースが揃ったジグソーパズルの様な映画でした!
能力も進化すると言われたけど、今回は分身の術レベル!
今後は時間的も同時に存在出来る様になるのかも?
彼女が能力を使うたびに時間軸が分かれると、TVAも大忙しになるのかな?
興行的にも失敗したので続編は無いのでしょうね…
知略で戦う能力バトルなら面白かった
評判があまり良くないのは知っていたけど、マーベルのヒーローものの新しい挑戦的作品なのではないかという予感がして観ることにした。でも、「マーベル初の本格ミステリー・サスペンス」は、嘘やん!ずっこいなー!と思った。
中盤までは丁寧な展開でとても面白かった。
ハトの命が助かることで、主人公の行動で未来が変えられる、と気づくくだりは見事。
主人公はコントロールできない未来予知しかもってなくて、敵はヒーロー的な能力もっているって、知略だけで相手を倒すっていう最高に燃える能力バトルの設定じゃん!とわくわくした。
でも、丁寧すぎてテンポが悪いようにも思ったし、どうすればいいか分かってるのにさっさと最善の行動をとらない主人公や、三人娘たちの愚かさのせいで窮地に陥るのはイライラさせられる。
あと、細かいところで脚本が荒い。
・たき火を消さないのはどうなの? 誰も火事を心配しないの?
・主人公が留守の間、ネコの世話どうしてるの?
・敵が主人公たちを捜索するとき、主人公の同僚の家なんてまっさきに調べるでしょ? 頭悪すぎない?
・敵の秘書みたいのが3分おきに監視カメラ見てるって言ってたけど、1人でそれやるって無理あるよね? いつ寝てるの?
細かいって言われそうだけど、こういうとこ大事だと思う。
終盤からは期待させられた知略勝負の能力バトルの展開にはあまりならなくてがっくしきた。
主人公が未来視の中で、夜のダイナーで敵から重要な情報を得るところは、「おおっ!」と興奮した。これって、主人公が「行動しよう」と思っただけで、敵に知られずに一方的に情報収集できるってことじゃん、この能力を利用していくことになるのか!と、ここからの知知略展開を期待したけど、そんなことはなかった…。
能力バトルの定石って、だいたい以下の感じだと思う。
①能力を扱いきれなくて翻弄される
②能力のルールがだんだん解明される(もしくは真の能力に覚醒する)
③能力を使って敵を圧倒する
④敵が能力の欠点を見抜き、危機に陥る
⑤危機一髪でどんでん返し
この映画の場合、①②までは定石どおりだけど、③④⑤が曖昧になってて惜しい。
ペルーに行って主人公が覚醒したあと、その覚醒の内容がなんなのか、あまり明確に描かれていない。でもたぶん、「あらゆる未来の可能性を見ることができて、最善の行動を選びとることができる」ということだと思う。
これはものすごいことで、一言でいえば「確率操作」ができるということだ。ゲームでいうTASが現実でできるようなもの。
これを分かりやすく描くためには、たとえば、偶然でしか起こりえないようなことで敵を攻撃すればいい。ジュースの缶を道路に投げ捨てて、それがピタゴラスイッチ的に連鎖して最終的に敵を攻撃するとか。
④と⑤も実はこの映画では描かれているけど、それがあまり明確に表現されていない。
「確率操作」の欠点は、二者択一の状況では使えない、ということだ。Aを助ければBが死ぬ、Bを助ければAが死ぬ、という選択しか存在しない場合は、どちらも助けることはできない。将棋で言う、「詰み」の状況だ。いちおうこの映画でも似た状況になっている。
で、⑤のどんでん返しは、主人公の二度目の覚醒だ。映画で描かれているように、本来1つしか選べないはずの未来を同時に選ぶことができる、というのが究極の未来視の能力だ、というわけ(全然違う系統の能力なのかもしれないが…)。
この流れを分かりやすく示せれば、同じ展開でももっと面白く感じただろうな、と思う。
敵を倒すところもいまいち。主人公は後ずさる行動をとっているだけのように見えてしまう。まあ、看板が落ちてくるところに敵を誘導したってことなんだろうけど、あまりに地味すぎないか…。ブラフとか使って明確に敵の裏をつくようなことをして敵の行動を変えれば、もっと主人公が倒した感が出ると思うのだが…。
主人公が川から引き揚げられたあと、三人娘が胸骨圧迫で主人公を助けたシーンは良かった。伏線回収! でも、盲目になって身体に障害残ったのは後付け感がすごい。たぶん、原作のマダムウェブがそういう設定なんだろうなあ、って感じさせる。
どうでもいいが、主人公の同僚(ベン)と、敵と、ペルーにいた味方が全員白人男性でヒゲなのはどうなの? 全員似てるから、「あっ! ペルーにまで敵が追ってきたんだ!」とか混乱した。
すごく面白い
評判がよくなくて、アメコミ映画への食傷もあって見るのが遅くなり、しかも気合が入らなくて吹き替えで見たのがよかったのか、すごく面白い。主演の女優さんが、この映画はこりごりだと発言していて、そんなこと言うなよと思う。
評判が悪い理由も理解できる。スパイダーマンが敵の黒いやつだけだし、手から糸を出さないし、糸にぶら下がって空中を自由自在に飛び回ることもない。でもそれがいい。非力な主人公は予知能力だけで戦って、敵からしたら逃げ回っている相手を追い詰めるつもりが罠にはまる。かっこよく敵を倒す絵力はないけど、戦略やロジックやゲーム性がある。表現のチャレンジングな姿勢が素晴らしい。
敵の部下の女性がたった一人でパソコンを使って情報をつかむ。不眠不休で作業をしていて気の毒だ。覚せい剤でもないと無理ではないだろうか。
ストーリーが面白いし、女の子もかわいいし、吹き替えもとてもよかった。宣伝されていたミステリー要素はない。
マダムウェブになるまで
マダムウェブの本領発揮は、これからなのかな。次回作が、ありそうな雰囲気を残している。彼女の父親には、全く触れてないのは、どういうことなんだろう?根源の話にも、出てこないし。(ペルーの蜘蛛人間の出産に立ち会った、あの人が父親なのだろうか??)
何で大島優子??
良い上演時間がなく吹き替えで見ました
初めから主演女優さんの吹き替えの声に
違和感があり馴染めず中盤までストーリーに
没頭できなかった。
主演女優の演技もイマイチで臨場感もなく
声と演技でハズレだと自分はかんじました。
内容もフーンと感じでわざわざ見に行く事も無いかなという感想です。
で、何で吹き替えが大島優子なんだろ?最後の字幕スーパーみてずっと考えてます。
最後に敵は1人と普通の人間の女性助手だけで
戦闘も弱すぎ!全部負けてました。
不意に目覚めた能力、生意気?な子供たち
何も分からずに視聴。
ストーリーとしては比較的わかりやすい。はじめは、カメラロール酔いもあったけれど未来が見えたりする演出は面白い。
不意に目覚める能力に戸惑う主人公、そして殺されかける子供たち、そして強大な追っ手。
主人公が、模索しながらも守ろうと頑張る様は良い。子供たちも自由気ままに、バラバラな性格だが段々と息が合って信頼していくところは良い!
最終決戦の時の主人公の強さは熱い!在り来りなパワーアップとは違い、場所を駆使しながら未来予知で戦うというのは新鮮で良かった!
魅入ってしまう演出に、ストーリー展開、なんだかんだで好きになっていくキャラクター。終わり方も含めて面白かった。3人がヒーロー?になった映画を見たいなぁって思える。ハラハラ展開に感動ありで良き映画でした!
今回の教訓:心肺蘇生って大事!
まぁまぁ面白い
マーベルだと思って観ると肩透かしを喰らいます!私には逆にそれが良かった。サスペンス感があり面白かった。私はあのなんでもありのマルチバースがあまり好きではありませんし最近の物はCG使い過ぎで観ていてとても疲れます。(もう若くないからでしょうか⁈w)
女の子達は全員可愛かったです。また女子達の掛け合いもいい感じだし、これからが気になります。最後にこの蜘蛛がスパイダーマンへのKEYとなりエンディングで出て来るのかと想像していましたか違いました。最後にソニー・ピクチャーズとなっていたので驚きました。
素敵なストーリーとラストのバトル花火が素敵でした🤗
本日新宿TOHOで鑑賞しました。
ネタバレします。
原作は未読です。
未来を予知できることだけは知っていました
ストーリーは少しウトウトしていたので
ざっくりとしたことしかわかりませんでした
蜘蛛🕷️のチカラで何故か予知をしてしまいそこから
3人の女子と知り合い敵から守りながら
チカラ💪を使えるようになっていきます
そして全貌が解き明かされます
面白かったです
ラストの花火のシーン🎆のアクションは
良かったです
一見の価値ありました
今回は主人公のダコタ・ジョンソンが
いろんな体験やエピソードがわかるたびに変わっていくところ素敵でした
この映画の関係者様のお疲れ様です
ありがとございます🤗( ◠‿◠ )
クモ絡みだけど
スパイダーマンに出てくるキャラクターをベースにしてるなら、スパイダーマンをチラつかせて欲しかった。
または単体のみで作ることはやぶさかではないのだが、観てるとクモ絡みでスパイダーマンを意識したキャラクターのてんこ盛りはどうしても馴染めない。
そして主人公の特殊能力の開花はありとして、敵キャラとの関係性やIT技術など節々で不満が募ったまま見終わった。
アクションもありきたりで、サスペンス色も感じられなかった。
3度ある事は4度ある‼️
どうやらソニーのアメコミ映画の才能ある人材はアニメ部門に集中してるらしいです‼️「スパイダーバース」シリーズでアメコミ映画のみならず、アニメ映画史上、いや世界映画史上に残る傑作をモノにしたソニーが手がける「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース」(SSU)の4作目が今回の「マダム・ウェブ」‼️「ヴェノム」1作目と2作目、「モービウス」と3作連続で空振り三振をキメたソニーが、今回も前3作に負けず劣らずの大振り三振をキメてしまいました‼️物語としては、事故をきっかけに未来予知能力を手にしたキャシー・ウェブが、謎の男エゼキエルに殺されようとしている女の子3人を守るために戦うというもの。実はエゼキエルはスパイダーマンみたいな能力を持っており、過去に蜘蛛の研究者だったキャシーの母親とも因縁があり、夢で将来スパイダーウーマンになる女の子3人に殺されると予知しており、殺される前に殺してしまおう‼️なんか「ターミネーター」みたい‼️このエゼキエルは言ってみればダークサイドに堕ちたスパイダーマン‼️このエゼキエルがダサい‼️何がダサいかってコスチュームがダサい‼️もうちょっとカッコ良くならなかったものか⁉️そして主人公のキャシー・ウェブ‼️未来予知能力の魅せ方がまったくダメ‼️予知なのか現実なのか区別がつかないし、予知と現実を交互に乱発するものだから、観てる側は大混乱‼️これは監督の演出力不足ですね‼️そして当然と言えば当然なんですが、キャシーのスーパーパワーは未来予知だけなのでアクションシーンはホント迫力不足‼️ラストのキャシーのエゼキエルに対しての決めゼリフもまったくカタルシスを感じない‼️エゼキエルが夢で見る未来のスパイダーウーマン3人組はクールでカッコ良かったので、今作の中で活躍させたほうがよかったんじゃないでしょうか⁉️そしてキャシーは母親を知らず育ち、女の子3人組も両親の愛を知らずに育ったという共通点があります‼️本来ならエモーショナルな展開が描けそうなところなんですが、なんか騒がしいだけの女子会みたいな演出になってるのもザンネン‼️そして舞台は2003年‼️キャシーの同僚があのベンおじさんで、その義理の妹はピーター・パーカーを妊娠中という設定‼️なーんか無理矢理感が大きいですよね‼️という事はトム・ホランドのピーターになるのは約15年後で、キャシーは中年、女の子3人組もアラフォーぐらいになってるんじゃないでしょうか⁉️これだと、将来的にソニーが狙ってるトム・ホランドのスパイダーマンとの共演もあまり楽しくなさそう‼️とにかくすべての面でダメダメな今回の「マダム・ウェブ」ですが、前述の3人のスパイダーウーマンはカッコ良く魅力的な気がしたので、彼女たち3人のスピンオフだったら、観てみたい気がするような、しないような・・・‼️とにかく最近、マーベルをはじめとするスーパーヒーロー映画の不振が深刻ですが、その不振をますます加速させてしまうことが確実な今回の「マダム・ウェブ」なのでした‼️
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