「救急救命士として働くキャシー(ダコタ・ジョンソン)は、勇敢で責任感...」マダム・ウェブ ホンマサさんの映画レビュー(感想・評価)
救急救命士として働くキャシー(ダコタ・ジョンソン)は、勇敢で責任感...
救急救命士として働くキャシー(ダコタ・ジョンソン)は、勇敢で責任感の強い女性。その彼女がある出来事をきっかけに特殊な能力を授かり、“未来を予知する力”で人々を救う存在となっていく。
キャシーのキャラクター自体がもともと「人を救う使命感」で成り立っているので、能力を得た瞬間からすでに最強。拳を交えるよりも、未来を先読みして「戦わずしてやっつける」展開は予想外で、逆にハラハラさせられた。
従来のヒーロー像とは違い、肉体的な強さよりも知恵と勇気で戦うのが新鮮。スパイダーウーマンへと繋がる少女たちを守る姿とともに、「守るためにどう行動するか」という彼女の選択が作品の魅力になっていた。
視点を変えれば
未来にスパイダーウーマンとなる少女たち誕生譚としても楽しめるし、90年代のニューヨークを舞台にしていて、懐かしい街並みや空気感も映像的な魅力。
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