「「スーパーヒーロー映画」ではない、「ガールズムービー」だ。」マダム・ウェブ みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
「スーパーヒーロー映画」ではない、「ガールズムービー」だ。
先週公開された米国での売上&評価ともボロボロだったので、「期待値」低め&
擁護するネット記事には「ヒーロー映画ではなく、サスペンス」というのも見かけたので、
どーなのかなあ、と思いながら鑑賞。
「スーパーヒーロー映画」ではない。
もっと分かりやすく言えば、
「一般人が期待するスーパーヒーロー映画」ではない。
「サスペンス」とも違う。
むしろ「ガールズムービー」だと思う。
「チアーズ」とか「ピッチ・パーフェクト」とかそっち系。
欠点も多い。
「女の子3人必要?」とか
(白人、黒人、ヒスパニックという人種に配慮するため3人いるの?と思えてしまう。別に1人でも良かったような。)
「3人の活躍の場がないよね?」とか、
「スーパーバワーを得たことの『葛藤』がないよね?」とか、
「ストーリーがありきたりでヒネリがない」とかね。
でも「ガールズムービー」として見れば面白いよ。
最初は仲の悪い女の子たちが、仕方なく一緒にいるうちに仲良くなり、成長し、助け合うようになる。
敵を倒すとか、母親の死の真相を知る、ってのはオマケの話。
女の子の友情&成長物語なんだって。
でも、製作費はいくらだろう?
1.5億ドルぐらい?
そんなにハードルを上げるとキツいな。
「マーベルズ」と同様に。
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