「十分楽しめるマーベル異色作品!」マダム・ウェブ 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)
十分楽しめるマーベル異色作品!
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アクション・サスペンスと、みなさん評価されていますが、まさにその通りと納得しました。ヒロインを演ずるダコタ・ジョンソンのご両親は、どちらも俳優なので、まさにサラブレットというイメージですが、その繊細な美しさは素晴らしかった。1973年のアマゾン熱帯雨林地帯から映像が始まりますが、臨月の蜘蛛の研究家が何故こんな危険な場所に出てくるのか疑問でしたが、娘のためであったということを知り感動が走りました。2003年に舞台は変わりますが、そこでその娘が予知能力に覚醒していきます(娘は救命士として活躍。コードブルーの新垣結衣を観ているようなイメージです)。そのストーリー展開は、わかりやすくて、なんと言っても、未来から現在に戻って、未来の危険を回避するという作業は、この作品の一番美味しいところだと思います。面白くて楽しいシーンです。ヒロインは予知能力を体験的に取得していくわけですが、敵は夢を見るたびに予知能力を取得しているという設定でした。この差異が戦いの勝敗を決しているような気がしてなりません。敵の動きはスパイダーマンのようで、まさにマーベルらしさを髣髴とさせていましたが、別物のような気もしました。ラストは、次回作(四人の女性の大活躍)を期待させる仲の良い明るいシーンにまったりです。
追記 評価がイマイチなのは、おそらく今までのマーベル作品のようなイメージが少なく、独立したアクション・サスペンス作品だからでしょうか。私的には十分満腹になりました。
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