「やや変化球のアメコミ映画」マダム・ウェブ 映画ファンさすせそさんの映画レビュー(感想・評価)
やや変化球のアメコミ映画
「アメコミヒーロー」と一般的に言われる映画とはかなり毛色の違う作品。
もちろん原作にも登場するキャラではあるがどちらかと言えばサポート役のキャラでその若かりし頃を描いている。
ニューヨークで救急救命士をするカッサンドラ・ウェブはある事がきっかけで数秒先の未来が見えるようになる。彼女が目にしたのは自分の乗っている電車内で少女たちが男に次々と殺される未来。ウェブはそれを防ぐために行動を起こして――
アメコミヒーローと言えば何かしらのスーパーパワーで悪と戦う!という展開を想像しがちだが、彼女はそうではないやり方でさまざまな危機に必死に立ち向かう。
この描き方を王道から外れた変化球ととらえるか、新味と取るか。
今回の作品はスパイダーマンの世界観につながるお話で聞き覚えのある名前もちらほらと。
ますますスパイダーバースは網の目のように広がっていく。
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