劇場公開日 2024年2月23日

「クラシックな雰囲気をまとったSFサスペンスの秀作」マダム・ウェブ Jettさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5クラシックな雰囲気をまとったSFサスペンスの秀作

2024年2月24日
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鑑賞方法:映画館

何だか酷評に晒されている本作ですが、私はすごく楽しくて面白かったです、見たいと思っている人は世間の当てにならないレビューは気にせず鑑賞をオススメします

昨今のMCUやDCEU作品を見慣れているファンの人達にとっては本作は他のヒーローキャラが登場するクロスオーバーなお祭りノリや、もはや見慣れてしまった派手なVFXのドッカンドッカンというスペクタクルシーンが無いので確かに物足りないかもしれません

が、未見の新キャラ単体でしかもVFX少なめのサスペンスドラマ調で勝負する潔さが今ドキ逆に新鮮、ストーリー展開は“ミステリー”というほどのミステリー色はなく、始めからヴィランは明確、全体的にツッコミどころ満載だけど、映像もテンポもいいし、主役たちレディースのキャラクターが魅力的、という所で私にとっては青春時代を過ごした80年代半ばから90年代初頭に劇場で夢中になって観たSFサスペンス物を観ているようなノスタルジックないい気分になりました

主役のキャシーを演じるダコタ・ジョンソンさんがとても綺麗で色っぽい、身長もあってスタイル抜群なのでアクションがとても似合っててすごくカッコよかったです

さらにヴィランから命を狙われるスパイダーウーマンの少女たち3人も可愛かった、特に初めはとても地味に見えたシドニー・スウィーニーさんがどんどん可愛くセクシーに見えてきて、とても魅了されました

レディースがいいから別にいいけど、本作のヴィランのそもそもの狙いがよく解らず、雑魚すぎる
その辺がヒーローものとしてファンには物足りないポイントなのかなとも思いました

ということで是非続編を作ってもらって、次作はマダム・ウェブとスパイダーウーマン達の熱いバトルアクションを観たいですね

Jett