「女性スパイダーシリーズ!!」マダム・ウェブ バタピーさんの映画レビュー(感想・評価)
女性スパイダーシリーズ!!
アメリカ公開が日本より1週間ほど早かったことで、散々な酷評に少し期待値低めで観に行きました。
ヒーロー映画らしいかと言われると、話の構成やヴィランの深掘りなど物足りなさを感じてしまうかもしれない。
あとミステリーかと言われると、そうでもないかもしれない。。。
でも、これまでのような自分を奮い立たせるヒーロー、誰かのために自分を犠牲にするヒーロー、そんなヒーローばかりじゃないんじゃない?というところがこの映画の見どころだと思う。
ここからガチネタバレです。
そして終始気になっていたのが、描かれている年代。
キャシーは1973年生まれで、この映画の舞台は2003年。そしてベンおじさんの甥っ子が生まれました。
て、ピーターパーカー?と言うことになる。
ただ、これまでのサムライミ版スパイダーマン、アメイジングスパイダーマン、トムホランド演じるスパイダーマンともに誕生年は2003年ではありません。
となるとこれらスパイダーマンとは別ユニバースであると言う事が濃厚です。
ソニーの同系列映画「モービウス」はヴェノムシリーズと同じユニバースである可能性が高いので、このユニバースにマダムウェブも入るのかな?という大方の予想です。ヴェノムの世界線にはスパイダーマンは現れていない(今のところ)ということになっています。
ピーターがスパイダーマンにならないユニバースなのかもしれませんね。
この映画はマダムウェブとスパイダーウーマン3人の誕生の物語となっていて、時代は2003年。つまりこのぴちぴちの女子高生たちは現在の時代で再登場した場合30代後半くらいでしょうか。
となるともう少しこのキャスト陣で観たいなという気もします。(流石に+20歳を演じるのは厳しいかな?)
とにかく、MCU(マーベルシネマティックユニバース)という広い視野で見たときにはこの映画はとてつもなく多くの情報を含んでいます。
なんか盛り上がりにかけるからつまらない。と言ってしまうのは勿体無いと私は思いました!
No. 1389 IMAX