「【”臨月の母が、わざわざペルーに蜘蛛の研究に行った訳”。”ブラックスパイダーマンVS予知能力が備わった女性との闘いを描いた作品。マーベル、ドンドンキャラ登場させるなあ。今作は次作はあるのかな?】」マダム・ウェブ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”臨月の母が、わざわざペルーに蜘蛛の研究に行った訳”。”ブラックスパイダーマンVS予知能力が備わった女性との闘いを描いた作品。マーベル、ドンドンキャラ登場させるなあ。今作は次作はあるのかな?】
■1971年。身重のキャシー・ウェブの母(ケリー・ビシェ)は、ペルーの森の中で仲間達と或る蜘蛛を探していた。
そして、2001年。キャシー・ウェブ(ダコタ・ファニング)は救急救命士として働いていたが、橋上の交通事故で運転手を助ける最中に彼女が乗り込んだ車が、川に落ちてしまう。
それ以来彼女には、予知能力が備わる。
そんな彼女が地下鉄内で見たモノ。それは、母と共にペルーで蜘蛛を探していたエゼキエル(タハール・ラヒム)が3人の少女(ジュリア・アーニャ・マティ)を社内で次々に殺す姿だった。
◆感想
・キャシー・ウェブは自分をペルーの森の中の洞窟湖で産んで、亡くなった母に対し、複雑な想いを持っていたが、母の蜘蛛に関して細かく書かれたメモ帳は大切に持っている。
そして、キャシー・ウェブが母の胎内に居た際に、彼女の健康面で問題がある事が判り、母はそれを蜘蛛の毒性を態々体内に入れる事で、直したのである。毒を持って毒を制す。
故に、キャシー・ウェブの予知能力が開花するのである。
・キャシー・ウェブが3人の少女ジュリア・アーニャ・マティをエゼキエルから守ろうと奮闘するシーンや、予知と現実のずれのシーンはナカナカである。
・エゼキエルは数十年、大きくなったジュリア・アーニャ・マティから殺される夢を見ていて、それを防ぐために先手を打ったのである。
■脳内で突っ込んだ所
1.エゼキエルがCIAに勤める女に音楽会で近付いて、ベッドインした後に彼女からCIAのあらゆる監視装置のパスワードを聞き出し、手から出した蜘蛛の毒で殺すシーン。
- あれは、無いでしょう。CIAの重要なパスコードを持つ女性の不用心さ。-
2.キャシー・ウェブが、3人の少女ジュリア・アーニャ・マティを守るために、エゼキエルと戦うシーン。
- VFXを多用したシーンであるが、”エゼキエルが倒れて来た建造物の下敷きになって死ぬシーン。”ええつ!エゼキエルは3人の少女ジュリア・アーニャ・マティに殺されるんじゃないのかい!誰か説明してくれい!!
と思ったら、お世話になっているレビュアーさんから”アレで、未来を変えたんですよ。”とご指摘あり。有難うございます。-
<などと、色々と突っ込みながら楽しく鑑賞した作品。エゼキエルもイロイロと理由を付けて復活させるんだろうなあ。
けれど、エンディングで次作を期待させるシーンも無かったし、この作品に次作はあるのかなあ・・。>