「なんで作った?」温泉シャーク ダークブライトさんの映画レビュー(感想・評価)
なんで作った?
そして、なんで観てしまった?
極めて評価の難しい作品です。
どう評価すればいいのでしょうか?
おおよそギャグ映画だと予測していたしギャグ作品を期待していました。
で、正しくギャグ作品ではあったけど、ギャグのセンスはまぁまぁかな。声を出して笑った場面も何ヶ所かありました。
それより残念なのは映画の作りのセンス
映画館で観る映画としては作りがかなりお粗末。役者も撮り方もそこそこ下手で終始眠気が漂いました。
二千円出してこのクオリティかよ!と、がっかり評価です。
このクオリティは私には合わないです。
では何で評価が難しいかと言うと、他の観客の反応です。
劇場はほぼ満席でみな笑いのポイントで爆笑連発。最後には拍手喝采でした。
ええっ?そこまで良かったか????と、びっくりしました。こんなに観客が喜んでいるのなら映画としての満足度は実は高いのか?
劇場から出て行く際に聞こえる感想の声も面白かった的な満足評価が多かったように思います。
私にとっては駄作としか評価できないですが、来場した観客たちの満足している様は無視はできないなーと思いました。劇場の一体感がありました。
この一体感は評価したいと思います。
この作品の予備知識は無いし監督も知らんし、よくこんな映画作って上映できる背景があったなと感心です。
確かに安っぽい作りではありましたね。
私は題名から想像していた通りのバカバカしさで、安っぽさも含めて楽しめた感じでした。
ダークブライトさんのおっしゃる通り、上映後の観客の雰囲気はとてもよかったと思います。
ほんとによくこんな映画作れましたよね。クラウドファンディングで作ったとか。
つまらない映画だなあと思う人にも、おもしろい映画だなあと思う人にも、いろいろな人に見てほしいと思っています。
ただ、私自身、人には「おもしろいから見に行ってみたら」と言いながらも、ほんとにこんな映画を人に勧めていいのかなあ・・・とも思っているところです。
Mさんコメントありがとうございます
駄作評価してしまい申し訳ございません
この映画で1番印象に残っているのが観客の一体感でした。たぶんみんなこの作風の楽しみ方がわかっている人々なんだと思います。私もギャグポイントはそれなりに笑わせて頂きましたが、それ以外の作りがどうもね、合いませんでしたね。