劇場公開日 2024年6月21日

  • 予告編を見る

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディのレビュー・感想・評価

全303件中、1~20件目を表示

4.0こんなクリスマスも素敵だなと思わせてくれる

2025年12月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

今年のクリスマスシーズンに観るのだと決めていた作品。予想通り心が温かくなる作品だった。

クリスマスは笑顔と愛が溢れている1日だからこそ、人によってはいつも以上に孤独感を感じやすい日でもあるよなと思う。

この作品は
嫌われ者の教師ハナム
問題児生徒のアンガス
息子が亡くなった料理長のメアリー
の3人が、全寮制の高校で皆が年末年始の2週間家族のもとへ帰る中、高校に残り共に過ごす話。

最初は最悪な2週間の始まりかと思いきや、徐々にお互いの過去や考えや心のうちを知っていくことで、孤独だった3人が心を通わせ寄り添い合う2週間になっていく。

私も学生時代大嫌いな教師はいたけれど、こうやって上辺じゃない人間同士の会話をしたら、少しは好きになっていたのかな。
ハナムの最後にとった行動が本当にかっこよすぎて、胸打たれた。

劇中何個か胸を打つセリフもあり、脚本が素敵。特にハナムがなぜ歴史を学ぶ必要があるのかについてアンガスに語ったシーンにグッときた。このシーンは是非観てほしい。

クリスマスを代表する映画作品は多々あるけれど、キラキラのクリスマスから少し距離を置かれた人たちに優しく寄り添ってくれる作品だった。
オススメです!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
AZU

4.5世代や立場を超えた魂の触れ合いから生まれる希望

2024年6月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 4件)
共感した! 71件)
ニコ

5.0留学中の記憶を刺激された

2024年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

疑似家族関係を描く秀作。クリスマスシーズンに全寮制の高校で、帰る家のない青年と、家族のいない教師、ベトナム戦争で息子を失った寮の料理長が束の間のホリデーをともにする。生徒は生意気な問題児だった。ことあるごとに教師にぶつかる。教師の方は気難しい性格で、生徒たちから嫌われている。ホリデーシーズンにも関わらず、寮での生活を厳しくルールで縛ろうとする教師に生徒はうんざりするが、料理長が緩衝材となっていって、打ち解けていく。
アメリカ人にとってのクリスマスシーズンは家族の時間。家族を持たない人はその団らんの輪を築けない。団らんの輪を築けない人同士がちょっとデコボコした輪を築く物語だ。筆者もアメリカ留学時代、その空気はちょっと体験した。学生はみなクリスマスには実家に帰るが、留学生はわざわざ帰らないので、クリスマスは孤独になる。やることなく手持ち無沙汰で一層の孤独感を感じたものだ。
クリスマス映画として異色の作品だと思うのだけど、誰にとっても大事なことが描かれていて、心が温まる素晴らしい作品だった。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
杉本穂高

4.5前向きなノスタルジーの成果。

2024年6月30日
PCから投稿

1970年代というのは、映画でもポップ・ミュージックでもある種の黄金時代であり、ノスタルジックな憧憬の対象で有り続けている。ソダーバーグ、リンクレーターあたりに顕著だと思うが、アレクサンダー・ペインが70年代趣味を全開にしてきたのがこの作品。音楽のチョイス、映像や編集のスタイルなど、形から入れ!とばかりに、もう70年代にできた映画ですと言われても信じそうになるくらい、細部まで時代性を表現している。デジタル撮影なのに、35mmフィルムの上映用プリントまで作ったのも、監督の強いこだわりの現れだろうう。

じゃあ、ただの形式主義かというとそうではなく、70年代的なルックが、特に新味があるわけではないけれど、繊細で沁みる物語にピッタリあっている。というのも、ペインが参照している70年代が、しっとり、かつ飄々とした70年代ヒューマンドラマだから。アルトマンみたいに尖っているわけでもニューシネマみたいに抗っているのでもない。ハル・アシュビーとか『ペーパー・チェイス』とか『ヤング・ゼネレーション』とか、今では滅多に見られなくなった地味だけど愛すべきタイプの映画が、この時代にも価値を持つと信じているからこその、前向きなノスタルジーの成果なのではないだろうか。

コメントする (0件)
共感した! 25件)
村山章

4.5いい映画を見た、と幸福な溜息が出た

2024年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

本作の序盤、寄宿学校で暮らす人々の関係性は不協和音に近いほどギクシャクしている。なかなか素直になれない。身の回りのすべてに反発する。あえて他者と距離をおく。自分は嫌われ者だと高を括っている・・・などなど理由は様々。彼らは家庭がとびきりの温もりに包まれるクリスマスシーズンにも帰省できない人たちなので、よっぽどの事情があるのは明らかだ。そんな「ワケありさん」たちが、誰もいなくなった学校で、まるで擬似家族にでもなったかのように過ごす数日間。最初はしょうがなく、しかし途中からは本心で、苦笑いを浮かべながらもぎこちなく、ありったけの心を持ち寄り始める姿がなんとも胸を打つ。自分のことだけで精一杯の意識にふと「他者のために」という気持ちが芽生える時、人は誰もがルビコン河に挑むカエサルになりうるのだろう。そうやって人生は押し開かれていく。監督によるジアマッティの演出が相変わらず冴え渡った至福の一作である。

コメントする (0件)
共感した! 29件)
牛津厚信

5.0誰もがどこかで感じている"置いてけぼり感"

2024年6月23日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

悲しい

人生のレールから逸脱した人々にもひとかけらのプライドがあることを描かせて、今のハリウッド映画では右に出る者がいないアレクサンダー・ペイン。その最新作も期待通り、皮肉と優しさとユーモアに満ちた作品になっている。

その厳しすぎる性格から生徒からも同僚からも疎んじられている教師と、母親に見捨てられた男子学生と、息子をベトナム戦争で亡くした料理長。以上、3人の主要キャラには同じ寄宿学校の住人という以外に何の共通点もないのだが、たまたま、クリスマス休暇で誰もいなくなったキャンパスで共に過ごすうちに、互いの心の奥底に同じ傷を隠していることに気づいていく。でも、ペインは彼らが傷を癒し合う話にはせず、絶妙の語り口で矛盾だらけの人生を生きることの悲しさと可笑しさを同等に配分して、温かみのある後味を残してくれる。こんな贅沢な時間は滅多にない。

ポール・ジアマッティ、ドミニク・セッサ、ダバイン・ジョイ・ランドルフが醸し出すケミストリーも芳醇だ。"置いてけぼりのホリディ"という日本オリジナルの副題が、誰もがどこかで感じている置いてけぼり感を言い当てていて、なんかこう、今の日本人にピッタリの映画であり、副題だと思う。

コメントする (0件)
共感した! 31件)
清藤秀人

3.5もって生まれたものにどう対峙するか

2025年12月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

『クリスマス休暇を家族と過ごせない』『クリスマスにとりのこされる』ことがどれほどつらいことなのか、作中で何度も語られるので、そういうものなんだなあと思いながらみた(私自身にはぜんぜんそういう感覚がなかった)。

ルッキズムであったり環境であったり遺伝子であったり、もって生まれたものから逃れられない苦悩みたいなものは今でも根強く残っている。
むしろそういったものが認知され自覚的になっていくことで、劣等感とへんに普遍化した配慮がごちゃまぜになって、ますます混沌としてきた気がする。

あの子が不安を断ち切って、あのひとが解放を手に入れて、自由にかろやかに生きてくれるといいなとおもう。

昨年いろんなひとが高評価していて気になっていたけれどみにいけず、目黒シネマが今年のクリスマスに上映してくれたのでやっとみにいけました。
ありがとう目黒シネマ。満席の目黒シネマで映画をみて過ごすクリスマスの夜も悪くない。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
kikisava

4.0自省録

2025年12月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

過去の出来事や環境から心に傷を持つ3人。その孤独さも三者三様。
だって人間だもの。

その3人が心をさらけ出し、心から分かち合える、人と人との繋がりを築いていく様の描き方が綺麗。特に先生と生徒の。

最後も先生が保身に走らず、生徒を守った姿がかっこよすぎる。
これが何がカッコいいって…ハーバードの同期と会った時は見栄を張り、自分の名声の保身に走ってんのよ。
でも生徒の未来を潰すぐらいなら、自分の未来を潰す決断。マジで好きだよ、先生。

多分、自分が10代の頃に見ても心に刺さらない映画かなぁ〜と思った。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
サモハン金棒

5.0偏屈教師と悪ガキ高校生がクリスマス休暇を共に過ごすことで起こる化学...

2025年12月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

知的

癒される

偏屈教師と悪ガキ高校生がクリスマス休暇を共に過ごすことで起こる化学変化を描いたハートフルコメディ。
どこか憎めない二人が通じ合っていく姿に、微笑ましい気持ちになりました。
とてもよかったです!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
あつし

4.0じんわり、温かくなる。

2025年12月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

70年代という時代背景が絶妙?
つい憎まれ口を叩いてしまい友達もいない高校生の少年と、同じように嫌われキャラの先生がクリスマス休暇の2週間を学校で過ごすことで、2人とも殻を破り、人としても成長していく。
ほっこり、じんわりくる作品である。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
TOMO

5.0素晴らしい映画でした!!

2025年12月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

幸せ

アマプラで公開終了間近だという事で、こんな素晴らしい映画は、一人でも多くの人に観ていただかないといけないと考え、レビューを残しておかねばならないと思いました。

不器用で孤独な先生と、夫を失い孤独な食堂のオバチャン、そして頭が良いのに孤独な少年。その、冬休みに寮で過ごす物語。

特に若い男の子たちには、ぜひ観ておいて欲しい映画です。若い頃に感じる孤独や葛藤、イラつき、それらは、いずれ大人の男になっていく為に必要な葛藤だったのだと、振り返る時には、この映画が記憶の片隅にあった方が良いと思います。

そして、社会というのは本当に理不尽で、大人たちはまったく自分たち若者の感性など認めず、一方的に自分たち価値観を押し付けてきてばかりだと絶望する中でも、必ず、根気強く理解をして認めてくれる大人と出会います。そういう希望くれる映画です。

ハナム先生のラストにグッとくるような、そんな感性を持った人が一人でも多くこの作品に触れて欲しいと願いを込めて、露出よ増えろ!の★5です(笑)

コメントする (0件)
共感した! 0件)
たまに映画行く人

4.0心が通じる居残り当番

2025年12月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ポールジアマッティ扮する出目金というあだ名の全寮制バートン高校教師ポールハナムはクリスマス休暇の居残り生徒の当番を校長から仰せつかった。
教師の居残り当番は楽じゃないね。でもまあ影がある少年と二人っきりでいると友情めいたものが生まれたりしてね。わびしい老年教師の生活実態でも語れば心が通じるものだな。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
重

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ

2025年11月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

日比谷 TOHOシネマズ シャンテでアレクサンダー・ペイン監督『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』鑑賞。所々で笑いもあって、いい人間ドラマだったなあ。学食のおばちゃんのタバコの持ち方がキマってた。さすがアカデミー助演女優賞。どうでもいいことだけどボウリングの球 小さくない? #37

コメントする (0件)
共感した! 0件)
はにわさん in 2026

4.02週間、先生一人、生徒一人、きまづいよなあ

2025年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

驚く

教師ポールはうっとしいがられてたかも知れないが若い頃にやってきたことを考えると「わかり合えたら面白い人間なんや」と思う。
逆にポールから見たら寄宿舎に残った学生はうっとしいかったのではないか?
しぶしぶ休み中の監視役を務めることになったが休みが明ける頃には変な友情が芽生えていた。
本当は生徒思いの先生だったのに今まではそれを全く出していなかった?あるいは全く生徒に理解されていなかった?

料理長メアリーも加えて3人の抱える悩みが三者三様でお互い理解できていく過程は良かった。
メアリーの息子が若くしてベトナム戦争で亡くなり、ポールはアンガスを戦争に行かせたくないために自分が悪者になって退職していく。
戦争はダメということが底辺に流れていてほっこりだけで終らない良い映画だった。

アンガスはスキーに行かなくて正解やったね。
それにしても生徒の親がヘリコプターで学校にやってきて子供たちをスキーに連れて行くってさすがアメリカやね。
日本では考えられん。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
♪エルトン シン

3.5貴重な時間

2025年10月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

残された生徒だけでなく、先生にとっても貴重な年末年始の時間を過ごせたんだと後から
思わせてくれる作品でした。
多くは、先生と生徒、メアリーの3人で話が進められますが、なんか雰囲気が好きなんですよね。
序盤はギクシャクした感じなんですが、後半かけての心情の変化やお互いの関係の改善する様が楽しめました。

気になったのは、1970年代って、ボーリングの玉はあんなに小さい物だったんでしょうか。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
たけお

2.5ジアマッティを始めとするが役者陣がとにかく良い!

2025年9月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

アレクサンダー・ペイン特有のペソース漂う人情劇。今回は70年代に作られたようなエイジング加工を施してあり、この作品自体が登場人物と同じように世間から疎外した佇まいになっているのが良き。ジアマッティの偏屈な教授、人知れず家族の悩みを抱えた青年を演じた新人ドミニク・セッサのビビッドな魅力、そしてダヴァイン・J・ランドルフが深刻になりすぎない絶妙な塩梅で息子を亡くした母の喪失を演じる。2時間以上ある作品だが、この3人のアンサンブルが映画に実に心地よい空気を醸成していて、緩みなく観れる。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Yタッカー

4.5全体的に好き

2025年9月28日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

楽しい

単純

1970年代のはやり?みんな髪がごわごわしてる
校長の肩幅長田くらいでかい
嫌ってたからの洞察力再度褒めるとこ
さらにこっから置いてかれるのきつ
トリメチルアミン尿症で臭かったのね、かわいそうに
どんどん丸くなっていく
ガチの社会科見学
え、球ちいさ
統合失調症かな、つらいねー
2週間でここまでの絆、最後ハッピーエンドで終われんかったのかね
ちゃっかり高級酒持ってきてた
ひと夏ならぬひと冬の成長物語

コメントする (0件)
共感した! 0件)
くっきー2

3.01回ではだけではなんとも

2025年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
宮西瀬名

3.0人には添うてみよ

2025年9月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
odeoonza

3.0どこがコメディなの。いい話ではあるけども。特に盛り上がりもなく普通...

2025年9月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

どこがコメディなの。いい話ではあるけども。特に盛り上がりもなく普通のドラマという感じだった。感動もしなかった

コメントする (0件)
共感した! 0件)
柿男
PR U-NEXTで本編を観る