「いつのまにか少女は」コット、はじまりの夏 アベちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
いつのまにか少女は
ちょっとみすぼらしい服装であり、無口で暗くおまけにおねしょも治らないコットですが、アイリンとショーンの心からの温かさに触れ、少しずつ明るくなり、愛らしい少女になっていく姿がとっても良いです。自然と見ている私たちも笑みがこぼれてきます。
しかし短い夏はあっという間に終わり、父母と姉たちと赤ちゃんがいる家に帰ることになります。アイリーンとショーンと別れるラストシーンで思わず駆け出したコットはショーンに抱きついてしまいます(ここで涙腺崩壊)。
でもねコット、ギャンブル好きのお父さん(ダメおやじ)も家事と育児に追われているお母さんもコットをちゃんと愛してること、きっと、いつか気づくと思うよ。
大人の鑑賞に耐えられる良作です。2023年アカデミーノミネート頷けます。
あと、アイルランド映画なのでアイルランド語なんだ〜と思いながら聞いてましたが、映画の雰囲気にあまりにもマッチしてたので、この言語にも共感してしまいました、。
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