「VFXは凄いが想像の斜め下の展開で「何コレ?」」猿の惑星 キングダム ジョン・ドゥさんの映画レビュー(感想・評価)
VFXは凄いが想像の斜め下の展開で「何コレ?」
猿が地上の覇権を得た時代、シーザーを名乗るゴリラが支配する帝国に生まれ育った村を焼かれ父親を殺された猿ノアは連れ去られた仲間を助けるため旅に出た…。
亡き父の相棒の鷲と共に旅立った主人公ノアが途中で出会った賢者っぽいオランウータンと帝国に追われる謎の人間の女ノヴァを仲間に独裁者シーザーを倒し新たな指導者になる物語だと思ったらそんなことはなかったぜ!
前作から300年程度しか経過していないのに激しい地殻変動が起きたらしい大都市周辺。
あまり意味が無い人間狩りシーンというか現生人類の存在。
某キャラの速すぎる退場。
帝国の規模がやたらショボい。
シーザーはジャイアン程度のワルだった。
ノヴァは峰不二子だった。
経年劣化が無い現代科学。
忘れたころに出てくるツンデレな鷲。
同じような状況の前作と比べて割と簡単に猿殺しするノア。
なんやかんやでとりあえずは平凡な人生を選択したらしいノア。
結局途絶えたシーザーの教え。
などなど、いやいやそれはどうなんだ?な展開が多く萎えた。(あれ?バカ映画なら上出来じゃね?)
もしも次回作があるのなら想像の斜め上をいくような作品を希望する。
例えば性懲りもなく現れたノヴァの無理難題に誘われたノアが右往左往するような話がいいなあ…。
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