型破りな教室のレビュー・感想・評価
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V先生に会いに
コーダあいのうたのV先生役の エウヘニオ・デルベス 主演映画。
とても熱かったけど🤔 ちょっと老けたね。
もっともっとを期待し過ぎたかも。
浮力。アルキメデスの原理。クリアー。
1から100までの足し算の解き方もクリアー。
ワタシの学力に合わせてきてくれた。
それなのに、それだからこそ、ちょっと不満。
メキシコの辺鄙な土地の小学校に赴任した変わった教育方針を持つ先生を容認し続けた校長さんのほうがグッドジョブだったような。
ドーナッツとコーヒーがうまそすぎ。
ゴミ拾いの家庭のとてもおできになる生徒さんパルマ役の彼女は色っぽくて美人過ぎ。えっ、小学校6年生? 制服姿がそそります🙏 早熟の出来る女の子必ずいますよね。
半グレの兄貴を持つ少年もイケメン過ぎ。
哲学に目覚めた女の子のお母さんは子供産み過ぎ😭
学校教育には良い思い出がないので、V先生に憧れます。会いたかったなぁ。古臭い日本の義務教育批判映画かもね。パソコン教育でカットアンドペーストばっかりよりかはいいんじゃなぁーい。
教育と環境
賢い子どもたち
O Captain! My Captain!
どんなに忙しくても心を亡くしてはダメなのよ
子供たちが自ら興味を持ったことに対し、その知識を吸収しようとするスピードは、まあ素晴らしいものだと再認識させられました。
たった一人の教師の情熱に揺り動かされた型破りな教育が校長をも巻き込み劇的に変化して行く様には喝采を送らざるを得ませんでした。
そして、我が身の保身やボーナス獲得に心を亡くし、足を引っ張り、はたまたこちら側へと囲い込む姿は何処にでもあるのだなぁと、こちらは落胆しながらの同意もありました。
それにしても、荒れた地域の小学校でも児童に規律を強制させるのですね。同じ時期に上映された日本の小学校の映画でも規律や倫理を求めてはいましたが、求めることの意味は違ってはいても、似たようなことは起こっているのですね。
本作の舞台は2012年頃ですから、丁度天才少女「未来のスティーブ・ジョブズ」と呼ばれた彼女が大人になっている時期なので、彼女を含め、あの学校で暮らしていた子供たちがどのような未来を築いているのか、見守りたくなりました。
良い作品であるとともに、世界中がもっともっと住みやすく寛容であってほしいと思いました。
ジブンで手綱を握れ
あ~あ、眠ってしまった。
今日は地元神社で「初えびす」だったから、朝早く(午前3時)起き、準備していた。1本目の映画鑑賞「私にふさわしいホテル」時には、眠気はおきなかった。昼食を取り、本作を観たがどうやら冒頭から眠ってしまった。今まで、寝入ったことはあったが、これほどの長い時間はなかった。後半の部分からしか観ていない。評価などできるはずもない。
実話が元になっているらしいが、どこまで本当なのだろうか?
面白くするため(観客を喜ばすため) 、どこまで脚色したか。いつも考えてしまう。小学生が複数の殺
人を犯すなど、日本では考えられない。他の事件を盛ったのでは思う。
実践的”産婆術”
個人的に初めて観たメキシコ映画でした。メキシコと言えばその治安の悪さが知られるところですが、本作の舞台であるメキシコ北東部のアメリカ・テキサス州との国境近くにあるマタモロスは、メキシコの中でも恐らくは折り紙付きの治安の悪さで有名とのこと。現に同地が位置するタマウリパス州は、Wikipediaによると「麻薬組織であるガルフ・カルテルとロス・セタスによる抗争事件も頻発、多数の死者が出ているほか行方不明者数も5,000人に達し、国内のどの州より多い状況となっている」そうです。
内容は、そんな治安最悪の街にある小学校に赴任してきたセルヒア先生が、カリキュラムに従わないながらも子供たちの自主性と積極性を引き出す独特の授業を行い、大きな成果を上げるというものでした。その教育方法は、ソクラテスの”産婆術”の実践編とでも言うべきもので、極めて古典的なものと思われました。産婆術は、単純に教科書に書いてあることを教えるというものではなく、相手が真理に達するのを助ける教育方法として知られていますが、現代教育、特に日本の教育を受けた私などには目から鱗でした。学校側は「秩序」や「規律」を重んじ、それに従わない者には懲罰を与えるというあり方は、自分が経験した日本の教育現場そのものでしたが、セルヒア先生は子供たち自身が向学心を湧きあがらせる働きかけをし、子供たちもそれに応えて自ら考え、調べるなどの動きをすることに。こんな先生と教え子が一体となった授業なら、もう一度小学校からやり直したいと思ったくらいでした。
最終的には、治安の悪さの問題で悲劇が起こってしまいましたが、それでも前を向いて歩き続けることになる姿は、神々しくさえあり、非常に感動的でした。
そう言えば、劇中マタモロスから、国境を越えたアメリカ側にあるスペースX社の宇宙ロケット発射台を臨むシーンがありましたが、調べてみると両者は直線距離で40キロ程度の模様。地続きで隣国と接していない日本では中々想像できませんが、国境の片側では最先端の宇宙開発を行い、もう一方の片側では最悪の治安状況で教育もままならない状況下にあるというコントラストには、現実の恐ろしさを感じざるを得ませんでした。
そんな訳で、初のメキシコ映画は非常に面白かったので、本作の評価は★4.8とします。
音楽演出の妙。
新春1本目。
メキシコの貧困、犯罪と子供たちの未来実話を基に映画化。
「教えない」授業で先生と子供達が学ぶことに目覚めていくライド感がテンポ良かったですね。所々あるジョークと現実との緊張緩和のバランスも見ていて心地よかった。
間違いなく自分が好きで且つ秀作。だからこそ、唯一気になったのが後半の演出過多。具体的には、試験時の円陣を組むシーンなどはもう少しあっさりしても良かったのかな。
(本作、絵面は日本では考えられない地獄絵図(ゴミ、麻薬等)が終始続くのですが、テンポ展開に合わせて、和やかな音楽が流れます。「ここは安心して観られるシーン」「ここは子供が未来に向かっていくシーン」など言葉で説明なくても音楽が客側にそれを訴える。目立たないですが音楽演出にも気にかけて頂きたい、大満足の一作でした)
子どもたちの前向きさが感動を呼ぶ生きた教室
年始から今年のトップ3入り確定の感動でした。
子供たちの可能性を引き出す教師
映画からもらう生きるチカラ。
興味をわかせる、って大変。
学ぶ楽しさを知った子どもたち
鳥肌もんの面白さだった。
子どもの好奇心、学ぶ楽しさを知って自発的に勉強する意思は、何ものにも変えられない貴重な宝物だと思った。
教育委員だか議員だか知らないが、偉そうに足を机に乗せたクズ野郎がなかなかのヴィランぶりで、対比としての先生や子どもの素晴らしさが際立っていた。
それにしても、子どもたちが死と隣り合わせな世界って、やっぱりつらいなぁ。
自分がメキシコに生きていなくてよかった。
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