劇場公開日 2024年12月20日

「ゴミと死体が身近なメキシコ。」型破りな教室 masayasamaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ゴミと死体が身近なメキシコ。

2024年12月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

スラムのダメ学校に居る天才と、自主性を優先するルール無視の先生がそれを開花させる所が実話らしいです。
メキシコのギャングの話は掘れば思わず目をそむける写真がぽんぽん出てきます。朝起きると街に死体が転がってるのは日常だそうです。そういう状況が日常なら慣れるもんなんでしょうか?
なんか寧ろちゃんと学校行って勉強したいと思うかもしれない。ただ貧しい現実がそれを許さないんだろうなぁ。映画のなかでもそんな現実に引き裂かれる子供達が切ない。
メキシコも日本も、今の教育は基本優秀な兵隊を作るためのプログラムです。指示に従う事、規律、均一化が絶対で個性を伸ばす事は二の次ですわ。しかしあまりに自由にし過ぎても常識平均値は下がりまくるわけでアメリカで日本は芸者富士山、中国の一部とか思ってる人が普通に居るらしい。

まあ、興味無ければしょうがないが常識のレベルをある程度で一定にする事も重要だとも思う。

masayasama