梟 フクロウのレビュー・感想・評価
全97件中、21~40件目を表示
面白かった! 良質エンタメ
韓国宮廷もののドラマの雰囲気に興味がなかったので見る気しなかったが、レビューがよかったので鑑賞。レビュー通り面白かった!!
柄本さんにそっくりの主人公の盲人演技にまずグッと掴まれた。その後ちょっと滑稽なシーンだったり同僚の先輩がコミカルだったりくすっと笑える要素あり。緊迫だけでなくバランスが良い。音楽も良いし暗めの映像も綺麗。朝鮮の歴史をあまり知らなかったので勉強になった。やはり中国の属国で王位につくためには人民よりも中国を気にしないと生けなかった国なんだなと。ソ連の後ろ建てあっての北朝鮮とよく似てる。朝鮮の歴代の権力者で徳がある人はいないと言われる背景を垣間見た。日本は島で良かった。
物語の後半過ぎてタイトルの意味を理解。冒頭の描写もやっと繋がる。とにかく飽きる場面が一切なかった。
初の韓国時代物
盲人は見た!?
フクロウは夜飛ぶ
洗練された韓国史劇
映画は面白いのに
期待値の上をいく
世界観の作り方が丁寧で
カメラワークや闇と光の使い方もとても臨場感が生まれていてよかった。
はっきりと語られるわけではないが、
前半の時点で、闇の中なら視力があることがわかる演出
それが暴かれてしまう瞬間の緊張感と安堵感。
そして、暗殺の陰謀に盲目であるがために巻き込まれ
どうにか保身のために奔走する姿と
その後、王の陰謀を暴こうと奔走する姿がとてもスピード感があり
飽きのこない映画だった。
ラストに救いがあるところも意外ではあったが良いストーリーだったと思う。
それにしても、この王は、自分のアイデンティティを「王様である」ということにしか持てなかったのが、とてもかわいそうな人だったなと感じた。
中身のない人間というのは実に滑稽で
周りを操っているように見えて、操られてしまっているのだろう。
史実から着想を得た見事なストーリー展開
これぞサスペンス!大満足!
たいていの鳥は夜目が利くらしい
17世紀の朝鮮王朝時代の歴史・伝承が物語のベースという、特に外国の歴史に明るくない自分にとってはやや身構える話だったのだが、ミステリーとしての脚本・展開のうまさゆえに楽しめた。森山未來味のある主人公ギョンス(もっと似た俳優がいる気がする…)の盲人設定にややチートっぽさがあるものの、盲人視点の描写や音効など目が見えない感じの表現もよかった。クライマックスでの「私がすべて見ていました」というセリフにはうるるとなった。
強国・清に従う世子チームがいいもので、それに逆らうなすび似の朝鮮の王様(こっちももっと似た俳優が…)が悪ものという設定が珍しいと思ったが、緊張感みなぎる展開のなかでも、博多華丸っぽいギョンスの同僚(さらにこれももっと似た…)でコミカル要素をぶっ込んでくるのは、いつもの韓国映画ならではであった。
派手さは無いけど質の高いサスペンス!
やっと観に行けました。評判通りのスリリングでなんとも後味の悪い(笑・一応褒めてる)作品でした。
予告編見た時点では盲目なのになんで殺人現場を観た?音??とか浅はかにも思ってましたが、早々に種明かしがされてなるほど…と。
そこからの展開もハラハラドキドキでどうなる?どうする??ってな具合で最後まで面白かったです
ほんに韓国宮廷って恐ろしいことたくさんあったのね・・・
(どこの国でも同じか)
ユ・へジン初の悪役らしいけど悪役はやらないで~
だってホントに憎たらしくてムカついたんだもん!
結局のところあの人とあの人はどうなったん?
字幕とかでもいいから説明欲しかったな~
ま、そこまで気にして不満に思うほどではないからいいか
鍼治療したことないけどますます施術されるの怖くなったW
こんなに質の良い作品なのに上映館が少なくてもったいないね・・・
派手さは無いけどサスペンス好きな人には受けると思う
ミステリータッチに興奮❗
ヌレギヌ〰
エンターテイメントとして、とてもおもしろい
映画作りが上手すぎる
韓国版大河ドラマ&ミステリー!
1645年の朝鮮の李氏王朝が舞台の大河ドラマであり、ミステリーでもあるという
実にエンターテインメントとして面白いつくりになっていた映画でした。
主人公の設定もいいな〜と思いました。
本作のタイトル梟フクロウってそういう意味だったのか、というところですね。
この設定があったからこそ、ミステリー要素も入れながらスリリングな展開にすることが
できたのだろうと思いました。
この国に限らず、中世以前の世界は
ひっでぇ事を親族であるにもかかわらず、やるよな・・・と思うと、
なんだか気が滅入りますが、
現在でも悲しい事件や戦争は起こっていたりするので、これが人間の本質なのか!?
的なことも考えてしまいました。
ただ、ラストは読めてしまったというか、本来あり得ないようなことだろうと
ツッコミを入れてしまいたくなりましたが、あれはあれで大団円なのでしょう。
とはいえ、実に面白かったですが、語ることがあまりないため、レビューは短めです。
Tip
あらすじも全く読んでおらず、予告も何故か見かけなかったので、ポスターの雰囲気と宣伝文だけで盲目の主人公が織りなすサスペンスなんだろうなぁと思っていました。
まさかの歴史もので想定外のスタートを切ったので、今までに無い映画体験をすることになりました。そしてめちゃ面白かったです。
序盤こそまったりしたテンポで盲目の鍼医が王朝で過ごすという感じなので、思ってたのと違うなとなっていたところに夜だけ少し見える視界で毒を用いた暗殺を見かけたところからサスペンスが加速していって一気に面白くなっていきました。
なんなら序盤のあらすじでしっかり事の顛末まで語ってるんですよねこの作品。それなのにそのあらすじを忘れるくらいには没頭していました。
宮廷内での権力で立場が脅かされていた史実をしっかりと踏襲しながらも、これが史実なのか…と思うぐらい先の読めない展開が続いて見応えがありました。
事実通りの結末なので、救い自体はない残酷なものですが、主人公が最後の最後にカタをつけてくれるので、そこはまだよかったなと思いました。
邦題のタイトル「梟」が昼間は見えずとも夜は少し見えるという意味合いに気付いた時はなるほどな〜と思いました。なんでこのタイトルなんだろうと思っていましたが、色々と合致してスッキリしました。
トドメを刺す時、助ける時、相反するどちらにも針を用いていたのも物語自体の芯がしっかりしていたなと思いました。
この手の宮廷ミステリーに触れたことはありませんでしたが、のめり込んで観れるのでそれは良いなと思いました。
鑑賞日 2/20
鑑賞時間 9:50〜11:55
座席 E-1
全97件中、21~40件目を表示