梟 フクロウのレビュー・感想・評価
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見えないものが見える
人の心はかくも弱く、強いのか。
そしてそれは人の行動の細部に現れ、視覚を必要とはしない。
そう思えた映画だった。
人の五感の中でも意識的に記憶に残るものを
インプットしやすい ”視覚”
キリスト教では視覚が五感の中で優劣をつけると一番重要とされる
それがない世界で、人はどのようにものを感じ取るのか。
主人公は盲人である特性を生かしつつ、
見えないけれども”見える”ものを基に、謎を解き明かし、
時に危険な橋を渡り、そして罪を着せられつつも
生き延びて、最後にその集大成ともいえる行動を行う。
全てが繋がり、最後をみた時に、
それが「幸せな答え」ではなくても
「納得のいく答え」になる映画だなと思った。
言い訳の仕方を心得ている者
面白い!
登場人物の区別がつかず、諦めて
これぞ韓国映画!
設定が見事!!!!
ナイスな設定、なるほどなーって。
こういうアイデアすごいよなぁ、韓国映画。
お話が秀逸。とっても面白いです。
「え?そんなことある?
後出しジャンケンじゃん?」
って思わなくもないですが、それを言ったら
つまらないです。そーいうことなんです!
ってことで観ないと楽しめません。
この設定が生むエアポケットを巧みに生かした
物語が絶妙なスリルを生み、予想できない
結末に導いてくれます。
ただ、ラストに向けては盛り上がるというより
バタバタと手早く店じまいしていくかのような
展開に物足りなさを感じた点と、THE 韓国映画
って感じのベタなラストの締めは残念。
ですが、そんなマイナスに感じた点には
目を瞑りたくなる快作でした!
おもしろい!
何故4年後?
ぎょっとするようなキービジュアルで鑑賞に二の足を踏むにはもったいない一作
李氏朝鮮時代の政争を扱ったドラマ…、という内容以前に、名作ホラー映画『オペラ座 血の喝采』(1987)を連想するようなキービジュアルが強烈な作品です。しかし本編でこの場面は一瞬しか出てこないし、ホラー要素もかなり弱め(「ない」とは言わないけど)。「うわっ、怖そう(痛そう)…」という第一印象で鑑賞を見送ってしまうとちょっともったいないかも。というのも、本作は宮廷の政争を扱ったドラマとしても、盲目の主人公が限られた時間内で危機を潜り抜けていくタイムサスペンス劇としても、十分に楽しめる内容に仕上がっているためです。
物語の主筋は、17世紀の史実に基づいているため、その帰結は明らか…、というか冒頭でいきなり作中の重要人物の命運がわかっちゃうんで、「すでにゴールがわかっている物語の過程をなぞっていく」形で鑑賞を進めていくことになります。
しかし主人公は無名の鍼灸師で、しかも盲目のギョンス(リュ・ジョンヨル)であるため、ギョンスが降りかかる危機にどう対処していくのか、ギョンスと同様観客も手探り状態で状況に放り込まれた感覚を味わいます。ある程度帰結はわかっていても、サスペンスとしての緊張感は決して緩みません。
じゃあ鑑賞中は緊張しっぱなしかというと、特に前半部はちょっと滑り気味のギャグも含んでいて、劇場で笑いが起きるほどでした。こうした緩急の使い分けが実に見事な作品でもあります。
韓国の宮廷ドラマといえば壮麗な王宮やきらびやかな衣装の印象が強いですが、本作は夜陰に沈む御殿やかがり火に浮かび上がる貴族など、独特の映像美があり、それもまた本作を楽しむポイントとなっています。
シリーズ化を期待!
面白かった! 良質エンタメ
韓国宮廷もののドラマの雰囲気に興味がなかったので見る気しなかったが、レビューがよかったので鑑賞。レビュー通り面白かった!!
柄本さんにそっくりの主人公の盲人演技にまずグッと掴まれた。その後ちょっと滑稽なシーンだったり同僚の先輩がコミカルだったりくすっと笑える要素あり。緊迫だけでなくバランスが良い。音楽も良いし暗めの映像も綺麗。朝鮮の歴史をあまり知らなかったので勉強になった。やはり中国の属国で王位につくためには人民よりも中国を気にしないと生けなかった国なんだなと。ソ連の後ろ建てあっての北朝鮮とよく似てる。朝鮮の歴代の権力者で徳がある人はいないと言われる背景を垣間見た。日本は島で良かった。
物語の後半過ぎてタイトルの意味を理解。冒頭の描写もやっと繋がる。とにかく飽きる場面が一切なかった。
初の韓国時代物
盲人は見た!?
フクロウは夜飛ぶ
洗練された韓国史劇
映画は面白いのに
期待値の上をいく
世界観の作り方が丁寧で
カメラワークや闇と光の使い方もとても臨場感が生まれていてよかった。
はっきりと語られるわけではないが、
前半の時点で、闇の中なら視力があることがわかる演出
それが暴かれてしまう瞬間の緊張感と安堵感。
そして、暗殺の陰謀に盲目であるがために巻き込まれ
どうにか保身のために奔走する姿と
その後、王の陰謀を暴こうと奔走する姿がとてもスピード感があり
飽きのこない映画だった。
ラストに救いがあるところも意外ではあったが良いストーリーだったと思う。
それにしても、この王は、自分のアイデンティティを「王様である」ということにしか持てなかったのが、とてもかわいそうな人だったなと感じた。
中身のない人間というのは実に滑稽で
周りを操っているように見えて、操られてしまっているのだろう。
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